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君は、一万円札を破れるだろうか。
本当の自由とは何か?
本書のテーマは真の自由を手に入れることでありお金から自由になることである。
今回は苫米地英人さんの"君は1万円札を破れるか"を要約していきたいと思います。まず皆さんにお聞きしたいことがあるんです。
「あなたは今お金から自由だと感じていますか」
こう聞かれてあなたはパッとどのように答えるでしょうか。おそらく自由ではないと感じた人の方が圧倒的に多いかと思います。
- お金がないので「あれをしたい」「これが欲しい」という願いが叶えられない。
- お金を得るために我慢して好きでもない仕事をやっている。
- 給料が安く、貯金もできないので将来が不安だ。
今多くの方がこうした不満や不安を抱えながら日々暮らしているのではないでしょうか。
長引く不況や格差の拡大、そしてこの中によって不安や不満はますます募るばかりでしょう。
前を向いて頑張ろうにも拭いきれない閉塞感や無力感にとらわれてしまう人も少なくないでしょう。
けれど、こうして皆さんの頭を悩ませているお金に関する不満や不安が実は誰かによる洗脳の結果として生み出されたものに過ぎないとしたらどうでしょうか。
それらは大した根拠のないものであり、簡単に解消することができるとしたらどうでしょうか。
現代社会に生きる人々のほとんどがお金には絶対的な価値があるんだという情報に洗脳されています。
だからこそ、お金がないと不安に感じ、あったらあったでさらに欲しくなってしまう。このようにして多くの人がお金の奴隷になってしまっているんだと筆者は指摘しているんです。
世の中には何者かの都合によって意図的に真実が隠され、嘘を上塗りして発信されている情報がくさんあるんです。
ことお金にまつわる情報に関しては大半の人がその絶対性を盲信しているがゆえに、そこに秘められた嘘を見抜けずに右往左往するばかりなんです。
例えば、あなたは親や周囲の大人たちから「お金を稼ぐのは大変だ」とか「貯金をしておかないと将来が不安だ」などと聞かされて育ってきたのではないでしょうか。
あなたにそう教えた大人達も他の誰かから同じように教えられてきたはずです。
私たちの暮らす社会全体がお金の価値を妄信するように仕向けられており、それを疑うこと自体が盲点になってしまっているんです。
本書を通じて筆者はこの現代社会を支配するお金という価値観の枠組みを疑ってそれを超えていくことの重要性を訴えているんです。
そして、本書は多くの人が現に抱えている不安や不満を解消するべく好きなだけお金を生み出す方法を紹介されているので楽しみにしておいてください。
そして、本書で述べられているお金から自由になるとは単にお金に困らなくなるというレベルの話ではないんです。
お金があるから自由、ないから不自由、というのはお金の枠組みの中で自由をとらえているわけですが、それは自由という言葉の本来の意味を履き違えております。
本書では真の自由とは何かということがもう一つの重要なテーマとして掲げられております。
どうすれば本当の意味でお金から自由になることができるか、まず重要なのはその正体を知ることです。
自分を縛り付けているものの正体を見極めないとその支配から脱することは難しいでしょう。
では、お金とは一体何なのか。
ズバリ結論から言えば現代におけるお金とは情報でございます。
筆者は私たちが感じるお金に対する不安や恐怖といったものは誰かの洗脳の結果であると主張しているんです。
お金が絶対的な価値観であると私たちは幼い頃から洗脳されてきました。「お金があれば欲しいものは何でも買えるんだ」「世の中お金が全てである」私たちはこのように洗脳されています。
是非この本でお金の勉強をしましょう。
お金とは一体何なのか、しっかりとそれを理解しお金という価値観の枠組みを疑ってそれを越えていくことを目指しましょう。
ではまず、お金とは一体何なのかという話から始めていきましょうか。
お金とは一体何か
さて、まず結論から申し上げます。
先ほどもちらっと言いましたが、お金とは情報でございます。私たちの財布に入っているお札や硬貨はお金という情報を目に見えるようにしただけのものであり、本質ではないんです。
お金の本質はこれに価値がありますよ、という発信者がいて受信者であるみんながそう信じ込まされているだけの情報であります。
そして情報というのはいくらでも操作できるというのがポイントでございます。
発信者が都合のいいように情報を操作して受け取り側の思考や行動をコントロールすることを洗脳と言います。
そもそもお金は価値を交換するための道具に過ぎず、それ自体には何の価値もありませんよね。
ただの紙切れでございます。
ところがお金には絶対的な価値があるという洗脳が蔓延したことによってこの世界に生きるほとんどの人がお金の奴隷になっていると筆者は指摘しているわけですよ。
その証拠に多くの人が物事の価値を判断しようとする時、条件反射のように無意識にお金を基準にしてしまうんです。
例えば、スーパーでりんごを買おうとするとき、このりんご一個100円は高いか安いかと考えながら手に取ることでしょう。
あるいはこのブランドのバッグが5万円なら安いとかこの掃除機が2万円ならお買い得ななんて思っていたりするでしょう。
しかし、私たちは冷静にならなければいけないんです。価値というのはお金に示される価格あるのではなく、あくまでそれ自体にあるんです。
本来ならば何かのものに対してあなたがどれだけの価値を認めるかによって欲しい欲しくない。
必要・不必要を判断すればいいだけの話なんです。
しかし、私たちはまず条件反射のように価格を基準に考えてしまいます。そこにある価値に目を向けるということをしません。
さらに悪いことに多くの人が自分がする労働の価値もお金を基準に捉えています。
時給がいくらとか、年収がいくらとか、そういったものが自分の労働の価値だと思い込まされているのではないでしょうか。
もっと悪い場合、単に自分が働いて得ている対価にすぎない。お金があたかも自分の存在価値そのものを示しているように思い込んでしまっている人がいるかもしれません。
「俺は年収1,000万だから俺はすごい男だ」こんな感じでございます。
自分の労働の価値や自分自身の存在自体の価値をお金で判断してしまうというのはお金が絶対的なものであると洗脳されている証拠であります。
このお金に対する洗脳を徐々に私たちは置いていかなければならないわけです。
多くの人は日頃、目にしている紙幣や硬貨のことをお金だと思っているかもしれません。
紙幣や硬貨には物理的な実態がありますが、実はそれはお金の本質ではありません。
仮の姿と言っても良いでしょう。お金の本質により近いのは皆さんの預金通帳に書き込まれている数字です。
こういうと実際にお金があるから通帳に数字が書き込まれているんでしょうと思われるかもしれません。
通帳に記載されている残高をいつでも好きな時に引き出すことができるんだから、それはただお金が出入りしている記録に過ぎねえだろうと。実はそうじゃないんです。
数字の方が本質で、紙幣やコインはそれを目に見えるようにしてやり取りをするための道具です。
ただの紙っぺらであり金属片であるに過ぎないんです。例をあげましょうか。
筆者は会社を経営しており、数千万クラスの取引をすることがあります。
そういう時、銀行の窓口に行って「私の1,000万円今すぐ欲しいから出してください」と申し出ても現金はまずおろせません。
現金はないんです。
預金通帳は確かに1,000万円の残高が記録されているのに銀行員には「最低でも前日におっしゃっていただかないと…」と言われてしまうんです。
そんな取り決めはどこにも書いてないのに現金を用意してくれない、いや用意できないんです。
つまり、1,000万というお金が口座に入ってるんじゃなくて通帳に1,000万円という数字が書いてあるだけのことなんです。
あるいは皆さんが住宅ローンを組んで5,000万円の不動産を買うとしましょう。
銀行は、不動産に抵当権を設定する手続きを行い、皆さんの通帳に5,000万円と数字を書きます。
これで皆さんには5,000万円の借金が生じたことになります。それを銀行小切手か振込で不動産を販売した売り手の口座に入金するわけですが、ここでも売り手の通帳に5,000万円と数字が印字され皆さんの口座の数字がゼロになるだけ。
このやりとりの間現金は一度も動いてないんですよ。
5,000万円の札束なんてどこにも登場しません。5,000万円と数字が印字され、皆さんの口座の数字がゼロになるだけであります。
さてこの具体例でお金が情報であるということが理解していただけたのではないでしょうか。
このよりお金というのは情報として世の中を出回っているものであり、物理的な実体のあるお金、現金はその動きを補っている程度しかないんです。
さてお金とは、情報であると説明したところでだから何なのと思われたでしょうか。
実はここにすごい秘密が隠されております。
すなわち、お金は無限に作り出すことができるということであります。「まじかよそんなわけねーだろ」と「それができれば誰も苦労しねーよ」と思いましたか。
でも、これは事実なんです。
これが物理的な実体のあるものならば人間の都合で好き勝手に増やすことはできません。
例えば、金やダイヤモンドや石油は有限の資源で一定の量しかありませんから、人間の都合で埋蔵量を増やしたり減らしたりはできないですよね。
ところが、情報であるお金はいくらでも増やすことが可能です。
そして、これが世界を支配する者たちがやっていることに他なりません。
彼らは自分たちの好きなようにお金を無限に作り出しては、さも絶対的な価値があるかのように見せかけ、人々に奪い合いをさせることで支配しているんです。
このお金は情報だから無限に作り出すことができるというのは後ほど詳しく解説します。
- お金の本質は情報である。お金は情報に過ぎないのにお金には絶対的な価値があるという洗脳が蔓延したことによってこの世界に生きるほとんどの人がお金の奴隷になっている。例えば私達は物の価値ではなく、条件反射のように価格で考えてしまう。さらに自分の労働や自分の存在意義さえもお金で判断してしまう。
- 情報であるお金はいくらでも増やすことが可能である。
お金に対する不安をなくす方法
それでは次は、お金に対する不安をなくす方法について解説を始めていきましょう。
さてこれまで私たちはお金を絶対視しているということを述べてきました。
なぜ人々は、お金を絶対視し執着するのか。ここではちょっと逆向きに考えてみましょうか。
お金がないと何が困るのでしょうか。おそらく金がないと生活できないと答える人が結構いるかと思います。
では生活できないというのはどういう状態のことをいうのでしょうか。
突き詰めればそれは食べるのに困る。飢えて死んでしまあるということであるはずです。
決してあのブランドの新作バッグが買えないとか言ったことではないですよね。実は飢餓への恐怖こそが人間がお金に対して執着する根源的理由であります。
人類は誕生以来400万年というとてつもなく長い間飢餓の恐怖に怯えながら生きてきたんです。
そのため人間の遺伝子には飢えたくないという情報が刻み込まれております。飢えたくないから食べ物をお腹いっぱいに食べたい。
その食べ物を手に入れる手段が現代の資本主義社会ではお金であるからお金を手に入れたいと私たちは思うわけですよね。
ということはどうですか。飢餓の恐怖がなくなれば本来はお金に執着する必要なんてどこにもないということであります。
日本ではもはや餓死するということはありません。日本では1日にコンビニで売れ残って廃棄される弁当だけでも100万食あると言われております。
そして、どうしても働けないとか、そういった場合は生活保護だってあります。日本は全ての国民に対し、その人が生活に困窮する場合は必要な保護を行い、最低限の生活を保障すると憲法に定めているんです。
だから仕方がない場合は堂々と国の制度に救ってもらえばいいんです。健康で働く意欲があるならば働けば良い。
選り好みさえしなければ今の日本で食べていくだけの仕事は見つかります。
だから現代社会であなたがお金がなくて飢えて死ぬということは恐れる必要がないということを今一度思い出して欲しいんです。
それでもまだお金がないことに対する不安が拭えないという人は飢えへの恐怖と快適さや満足を得たいという欲求がごっちゃになっているからであります。
そもそも人間は生きるためにそんなに多くのものが必要ではありません。最低限の水と空気と食べ物があれば生きていくことができます。
「あれを買いたい」とか、「これを手に入れたい」という欲求を我慢すれば生きていくのにそこまでコストはかかりません。
しかし、飢えて死ぬのが怖いという生存本能により多くの欲を満たしたいという煩悩が上書きされてお金がないと不安という心理がより強固なものになっているんです。
これも経済的な支配者たちの巧妙な洗脳の成果と言えるでしょう。
「一方で収入が低いのはやばいですよ」と「お金をたくさん稼がないと生活できませんよ」と不安を煽り、もう一方で「お金さえあれば素敵なものが買えますよ」「こんなにいい思いができますよ」と、私たちの煩悩を焚きつけるんです。
こうしてお金を絶対視させることでまるでお金が人々の生き死にを握っていると信じるほど、お金を自在に動かすことのできる支配者たちの権力は強まります。
この罠を逃れるために、
- お金に絶対的な価値はない
- お金がなくても死なない
という2点を徹底してあなたの脳内に正しく書き込んでおきましょう。
これがお金に支配されないための前提条件でございます。
そして、筆者は私たちにかけられた洗脳の中でもっとも強力で質の悪い洗脳は年収を人の価値だと思わせる洗脳だと言います。
そして、そこから解放されるためにはお金はあなたの価値を規定しないということを理解することだと言います。
マスコミではよく格差社会とか、勝ち組負け組なんて言った言葉が飛び交っておりますよね。
この格差とか、勝ち負けというのは主に所得の差を示しております。そういった風潮のなかお金がいくら稼げるかということがまるでその個人の存在価値そのもののように思われている節があるんです。
例えば転職サイトで年収700万円のエンジニアといったキャッチコピーが踊るのを見たことがある人もいるでしょう。
これはなぜ700万円なのでしょうか。それは相場より少しだけ高いということを売りにしているからであります。
現実的だと思われる範囲の中で魅力的に映る金額を提示しているということでございます。
この広告はあなた達の労働の対価は「せいぜい500万円だろ」と「だから700万円ももらえたらすごいよね、嬉しいよね」そう言っているわけです。
しかし、労働の対価としてそのくらいの額が妥当であるという根拠はどこにあるのでしょうか。
逆に言えばなぜそのくらいいの対価が自分の労働に見合うとは私達は思い込んでいるのでしょうか。
あなたの労働の価値というのは本当はもっと高いかもしれないじゃないですか。もしそうだと思えないならあなたが他人の決めた対価に基づく自分の労働を提供するのが当然だと洗脳されているからであります。
あなたの労働の対価として支払う金額を決めているのはあなたを雇用している人ですよね。
1時間で1,000円1ヶ月働けば20万円とあなたの労働の価値をお金によって規定しているわけです。
他人によって自分の労働の価値が決められていると自分が年収いくら稼げるのか、定年までいくら稼げるのかがある程度予測できますよね。
そうすると年に数億円を稼ぐお金持ちには到底なれないと諦めの気持ちが湧いてしまうのも当然のことであります。
実はほとんどの人は自分の労働によって生み出す価値に対して不当に安い対価で働いています。
それは私たちの経済圏を支配している目に見えない巨大なピラミッド構造があるからでございます。
これまで繰り返し述べてきましたが、お金は絶対的な価値の尺度などではありません。
だから、お金によってあなたの労働の価値を決められてしまうのはそもそもナンセンスな事だし、ましてや自分の存在価値だと思い込まされるなどといったことは絶対にあってはなりません。
大手企業の若手社員は同期とのごく僅かな給料の差にショックを受けます。
それこそ数千円の違いなのにその微々たる差に将来の出世コースに乗っているかいないかの評価が現れているからです。
これなどはまさにお金によって人の価値が決まるという洗脳であります。
さてこれまででお金に対する暗い側面を語ってきました。しかし、これがお金についての真実なのでこれらの知識をしっかりと頭の中に入れておかなければなりません。
その上でどうやってお金を増やすことができるのかという私たちが最も知りたいことについて次に解説していきたいと思います。
- 飢餓の恐怖こそが人間がお金に対して執着する根源的理由である。飢餓の恐怖がなくなれば本来はお金に執着する必要なんてどこにもない。そして、今の日本で餓死することはないんだからそもそもお金に執着する理由はない。
- お金がないことに対する不安が拭えないという人は飢えへの恐怖と快適さや満足を得たいという欲求がごっちゃになっているからである。
- 私たちにかけられた洗脳の中で最も強力で質の悪い洗脳は年収を人の価値だと思わせる洗脳である。そこから解放されるにはお金はあなたの価値を規定しないということを理解しなければならない。
お金を無限に生み出す方法
さてここからは、実践編でどうすれば私たちはお金を増やすことができるのかということについて解説していきたいと思います。
コンフォートゾーンを作る
まず紹介したいのは預金残高を10倍に増やす方法でありますキーワードはコンフォートゾーンとホメオスタシスです。
コンフォートゾーンとは肉体的、心理的に自分が楽に自然にしていられる領域のことです。
自分が慣れ親しんだ現状のことだと言い換えても良いでしょう。現場が平社員で年収が300万円の人はそれがコンフォートゾーンになっています。
年収300万円で欲しいものが買えている人はあえてそこから変わる必要もありません。
しかし、「もっと稼いであれが欲しい、これが買いたい」と思っているのならばその現状を脱しなければいけないはずです。
ところが意識の上でいくらそう思ってもコンフォートゾーンを変えるのは容易ではありません。
私達の脳はもともと無意識的に現状を維持するからです。口では「変わりたい」とか「現状を追って脱したい」なんて言っても、また本人は強くそう願っているつもりであっても、すでに出来上がってしまっているコンフォートゾーンから外れないように、思考や行動を勝手に制限してしまう脳の働きがあるんです。
人間の脳には環境の変化に対して正体を常に安定した状態に保とうとする働きがあります。
医学的にはホメオスタシスと言いますが、体温や血圧はその働きによって一定の範囲内に保たれているんです。
様々な概念に関して、人間はその人に固有のホメオスタシスの働く範囲を持っております。
実はこのホメオスタシスはお金に関しても働くんです。ですから、もしあなたが年収300万円というのがあなたのコンフォートゾーンになっているのならばそれに対してホメオスタシスが働き、年収300万円を維持しようとしちゃうわけです。
もし年収1,000万円というのがあなたのコンフォートゾーンになっているなら、それに対してホメオスタシスが働きます。
例え、今から年収300万円だったとしても年収1,000万円に近づくようにホメオスタシスが働くんです。
ではコンフォートゾーンとホメオスタシスについて理解してもらったところで預金残高を10倍に増やすトレーニングを解説しましょう。
これはあなたの金銭感覚を変えるためのもので、成功すれば結果的に預金残高を大きく増やすことができます。
やり方は極めて簡単です。
仮に今あなたの預金残高が30万円だったとします。その10倍つまり預金残高300万円があなたのコンフォートゾーンだと設定するんです。
ポイントは自分は普通に生活していても、そのぐらいの余裕を持っていなければいけないんだと思い込むことであります。
常にそれが自分のコンフォートゾーンだというイメージを維持して生活しそこにホメオスタシスが働くようにとしかけていくわけです。
そして、実際には30万円しか入っていない預金通帳を目にしたら「まずい270万円も使っちゃったよ」と考えるんです。
もし、いきなり10倍のイメージするのが難しければ3倍ぐらいから始めても構いません。
とにかくあなたの金銭的恒常性レベルの下のライン。
すなわちここまで下がるとまずい元に戻さないとと感じるラインを強制的にあげるというのがこのトレーニングの目的でございます。
コンフォートゾーンを維持するためであれば私たちの無意識はいくらでもクリエイティブに働きます。
その範囲にいないと落ち着かないというレベルを高く設定することさえできれば、そこに合致していない現状の方を変えようとします。
例えば、世の中には全く同じ年収で預金残高が30万円しかない人も、300万円貯めている人もいるはずです。
30万円しか貯められなかった人からすると同じ年収なのに自分の10倍も貯金できるなんて、どうすればいいのか見当もつかないでしょう。
でも、この人が300万円がないと落ち着かない…、というコンフォートゾーンを作ってしまえば、その途端に貯める方法が見えてきます。
その結果実際に預金通帳を300万円にできるんです。
300万円の預金残高をコンフォートゾーンにすることを1年ぐらい続けてさらに10倍の3,000万円をコンフォートゾーンにするといったふうにどんどんレベルを引き上げていきましょう。
するとお金の入り方に関する意欲も変わってくるはずです。
30万円から300万円は収入が変わらなくても倹約するだけで実現できるかもしれませんが、300万円から3,000万円はもはや現場の収入のままでは実現不可能と分かるかもしれません。
しかし、3,000万円のコンフォートゾーンがしっかりと作られていれば収入の構造そのものを変える方向に行くでしょう。
例えば、転職するとか自分で起業するなど3,000万円の預金残高が当たり前になるための方法が見えてくるんです。
バーチャルバリューを作り出す
では次に紹介したいお金を増やす方法はバーチャルバリューを作り出すという方法でございます。
ここで少し現代社会における価値について考えてみましょうか。
あまり意識してないかもしれませんが、物事の価値は物理空間における価値と情報空間における価値という2つの側面に分けて考えられます。
物理空間とは体で触れることができるような物自体の世界のことです。
一方で情報空間とは私達の脳や心の中に存在する様々な概念が作っている空間のことですちょっと難しいので例を出しましょうか。
お米を例にとると食べることで栄養摂取することができるというのは物理空間の価値です。
物理空間の価値は基本的に数値化できます。茶碗一杯150gのご飯でおよそ250キロカロリーの栄養が摂取できるという価値はどんなお米も大体同じですよね。
それでは食べると美味しいという価値はどうでしょうか。
美味しいと感じる感じ方自体は人それぞれですから、何杯おいしいと数値化することができないんです。
実はそこには情報空間の価値が大きく影響しております。例えば10kg1,000円のブレンド米と10kg1万円の魚沼産コシヒカリがあったとしましょう。
食べ比べれば、魚沼産コシヒカリは美味しいかもしれませんが、それはコシヒカリという品種であるとか、中でも最高とされる魚沼産といった情報がなければあなたは10倍の値段に納得するでしょうか。
そこには明らかに情報空間の付加価値すなわちバーチャルバリューが大きく加味されているということにお気づきでしょうか。
さらに服などに関してはバーチャルバリューの占める割合はもっと大きいです。
素材はあまり変わらないTシャツでもブランドのロゴが付いているだけで何倍もの高値で売られていますよね。
それはブランドが有名とか、おしゃれといったバーチャルバリューによるものです。
そして、現代社会における価値は物理空間の価値から情報空間における価値へとどんどん移行しているということが重要でございます。
ですから情報空間における価値、すなわちバーチャルバリューを作り出すことがこれからお金を稼いでいくための良い方法になります。
仮にあなたがTシャツを作って売る時に物理空間の価値を高めるといっても生地をよくするとか裁縫をしっかりすると言ったことぐらいしか出来ませんし、それには相応のコストがかかっちゃうじゃないですか。
しかし、このTシャツはかっこいいとか、あれというバーチャルバリュならば演出次第でいくらでも増やせるんです。
世の中を見渡してください。
今の世の中には安くて良いものがいっぱい溢れていますから私達が何にお金を払っているのかというと、それはバーチャルバリューではありませんか。
どのブランドが作っているとか、生産者がこだわって作った野菜とか、そういったバーチャルにお金を払っているんです。
ですから、私たちがお金を儲けたいと思ったらバーチャルバリューを高めればいいんです。
そして、重要なことをここで言いますが、物理空間の価値は人間の都合で勝手に増やすことができませんが、バーチャルバリューは無限に増やせるんです。
重要なのはいかに情報空間を制するかということだけでございます。
つまり、あなたが労働によって生み出す成果に対して「ここにこれだけの価値がありますよ」ということをお金を支払う人に納得させることができれば、バーチャルバリューというのはいくらでも増やす事ができ、それに応じて支払われるお金も増えていくということになります。
例えば、電化製品があった時にその物理空間の価値。
例えば品質が良いとか、機能が優れてると言ったもので勝負すると限界がありますよね。機能だけで競い合うと結局どれだけ安く高品質な機能を提供できるかという価格競争に巻き込まれてしまうわけです。
しかしバーチャルバリュを作り出すことができればそのような競争に巻き込まれることはありません。
例えばソニーというブランドがあれば同じ品質のものであっても、そのバーチャルバリューの分だけ高く売れるでしょう。
確かにバーチャルバリューを作り出すことができればそのぶん金を儲けることができるというのはわかったと。
しかし、どうやってそのバーチャルバリュを作り出せばいいんだと思われる人が多いかと思います。
筆者はそれは自分のやりたいことをひたすら追求することであるといいます。
私たちはやりたいことをやっている時に脳のポテンシャルが最大限に発揮され真のバーチャルバリューを生み出す原動力が得られます。
例えば、服が大好きな人ならば徹底的に服の作り方にこだわり、なぜその服を作ったのかというストーリーが生まれ、自分オリジナルのこだわりの商品を作ることができますからバーチャルバリューを高めることができます。
大好きなことをひたすら追求することによってその人多いしなるの価値が生まれます。
その人オリジナルの価値こそがバーチャルバリューとなるんです。
お金を増やす方法は2つ
- 預金残高を10倍に増やすトレーニングを実行する
- バーチャルバリューを作り出す
さて皆様いかがでしたか。
ではここから今日の内容を踏まえて少しバーチャルバリューについて補足していきましょう。
先ほどバーチャルバリューを作り出すには自分の好きなことを徹底的に追求する方法があると言いました。
そして、これにSNSを掛け合わせることによってバーチャルバリューをより簡単に作り出すことができるかと思います。
自分が本当に大好きで追及すること、これをSNSで発信し続ける。
そうすると徐々に徐々にフォロワーが増える。そして、フォロワーはこいつマジでやばいなと、こだわりがすごいなと、こいつの話もっと聞きたいなと、少しずつ、あなたのファンになる。
最近よくユーチューバーが商品をプロデュースするということがありますよね。
これもYouTuber自身に人気があって、そのユーチューバーが作ったということでバーチャルバリューが生まれています。
別にその商品が他の商品に比べて特別機能的に優れているわけではないでしょう。
普段YouTubeなどで情報発信をしていてフォロワーからこいつはすごいという信頼を得られているからこそブランドになり、無名の人が作った商品と機能は同じでも圧倒的に高い価格で売られることになります。
どうやったらバーチャルバリューを作り出すことができるか。
それはひたすら好きなことを追求しつつ、同時にSNSで発信し続けることだと思います。
その他に方法もあると思うのでぜひ皆さんもお金を儲けたいと思ったらバーチャルバリューを作り出すということを意識してみてはいかがでしょうか。
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