人間の日々の習慣を決定づけているのは脳である。全ては脳を主体にして習慣を考えなくてはいけない。
そのためには脳の働きを理解し、なぜ人間の習慣が生み出されるのかを知る必要がある。
今回は苫米地英人さんの"いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ全てが手に入る"を要約していきます。
習慣が人生にとっては大切である。いい習慣を身につけることが人生を好転させるための方法である。
問題は、習慣について世の中には様々な情報が氾濫しているということにあるのです。
勉強習慣、運動習慣、健康習慣、お金の習慣、片付けの習慣などなどメディアは盛んに色々な理由をつけていい習慣を私たちに勧めてきます。
それらは例え1つ1つは短時間でできる些細な習慣であったとしても、全て行おうとすると一日中、習慣でガチガチになり身動きが取れなくなるようなことでしょう。
玉石混交の中で本当に私たちがやるべき習慣とは果たしてどれぐらいあるのでしょうか。
また身につけたい習慣はあるが、それをなかなか続けることができずいつも三日坊主で終わってしまうという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
本書ではそれに対する解決策もしっかりと述べられております。
さらに習慣にはマイナスの効果しかないいわば悪癖と呼ばれるものもあります。しかし、いくら頭の中ではそれが自分自身にとっては良くない習慣だとわかっていても、一度身についた習慣は容易に変えられない場合があります。
それは習慣がその人が生活してきた場所や所属してきたグループ全体の文化によって培われてきたものの見方や考え方、それらに無意識的に支配されているからです。
ここでそれらの問題の大前提を考慮しなくてはいけないんです。それは人間の日々の習慣を決定づけているのは脳であるということです。
考慮することが重要になってくるわけです。
- 世間でいい習慣だともてはやされている習慣は本当に脳の働きに適ったものなのか。
- 続けられないのはその習慣がそもそも現状の自分の脳に合っていないからではないのか。
- それならばどうやって私たちは脳を変えれば良いのか。
- そもそも脳にとっていい習慣とは何なのか。
全ては黒を主体にして習慣を考えていかなくては答えを導き出すことはできません。
そのためには脳の働きを理解しなぜ人間の習慣が生み出されるのかということを知る必要があるでしょう。
これは一見確かに遠回りに感じるかもしれません。しかし、それが不可欠でかつ最速の方法なのです。
私たちがいつも習慣を身につけることができないというのも、悪い習慣をやめることができないのもそれは脳に原因があるわけなのです。
習慣は脳の働きによって生まれその脳に多大な影響を与える両刃の剣です。脳にとっていい習慣を身につけることができれば人は自らの人生を劇的に好転させることだってできるでしょう。
本書の特徴は単にいい習慣について述べているだけではなく、脳に注目して脳のメカニズムから解き明かし習慣について深く解説してある点にあります。
習慣とは何か
まず筆者は習慣について日本では、2つの意味が混じっていることがあると指摘されております。
その2つとは、
- ハビット
- アティテュード
です。この2つを混同して習慣をひとくくりに考えてしまうケースが多いと筆者は言います。
ハビットとは具体的に無意識の癖を含む行動性向を指します。
例えば、毎朝歯を磨くとか顔を洗うといったようなことがあります。大抵それらは習慣と訳されておりいわゆる私たちが考える習慣のことです。
一方のアティテュードは物事に対する考え方を意味します。ハビットとは明らかに行動に出てしまうものです。
抽象的な話をしているので歯磨きという具体例を通して考えてみます。
朝、歯を磨くというハビットを考えてみます。たいていの人は口の中を清潔にしておくことはいいことであるというアティテュード思っています。
しかし、朝歯を磨くというハビットを考えると朝食前に磨く人、朝食後に磨く人などその行動は分かれます。
朝食前に歯を磨くことの理由は夜寝ている間に口内では雑菌が繁殖するものなので、その雑菌を飲み込まないように起きたらすぐ歯を磨くというものでしょう。
朝食後に歯を磨くという人は食べたもののカスが張り付き、虫歯になることを防ぐために歯を磨くという理由が考えられます。なので、両方のハビットに理由はあるわけです。
ここで健康維持のためには常に口内の清潔さを保つべきだというアティテュードがあれば本当は朝起きてすぐと、朝食後すぐの2回歯を磨くということが正しいハビットになります。
しかし、多くの人はどちらか一方しか歯を磨いていません。それらの人々は朝歯を磨くというハビットについてより厳密なアティテュードを持てているわけではないということがわかります。
ハビットとアティテュードに共通しているのは両方とも脳内にできているパターンであるということです。
アティテュードの方は少し抽象的な性質が大きく、ハビットは具体的な行動まで伴っているパターンです。
人間の脳内でそれらがどのように働いているのかというと、まず、その人の信念に基づいてアティテュードが生まれます。次にそのアティテュードを行動に移します。それが繰り返されるとハビットになっていくのです。
難しいのでここで整理してみます。要するにまず私たちは信念があり目の前に起きる何らかの出来事、判断する状況、そういったものに対して自分が判断を下します。
そこでアティテュードが生まれます。
それに基づき実際に行動を起こし何度も繰り返すようになるとハビットができる。そのハビットは繰り返すことによってより強い習慣になっていく。こういうわけです。
習慣と言うとハビットの部分だけを指すことが多いですが、実際はその元となるものの考え方、すなわちアティテュードが一番重要なのです。
アティテュードに基づいてた人を変えていくことは簡単な話です。
口の中を清潔にしておくのは良いことだというアティテュードを持っている人であれば、健康維持のためには常に口内を清潔にするべきだというアティテュードもすんなりと受け入れることができます。
なので、朝起きたら口内雑菌を洗い流すために歯を磨くか、うがいをして朝食後には虫歯予防のために歯を磨くという話は人を身に着けます。
アティテュードとハビットとの関係を正確に理解すればハビットはすぐに修正可能なのです。今まで言ったことをわかりやすく図で表現すると次のようになります。
つまり、私たちは朝早く起きるとか、定期的に運動するといったいわゆる習慣を身につけようと頑張っていますが、その習慣を身につけるにはまずその一歩手前にあるアティテュードと、もう一歩手前にある信念といったものをしっかりと意識しなきゃいけないわけなのです。
今まで習慣に対してどこかで仕入れた知識があったと思いますが、その前にあるアティテュードや信念といったものが重要であるということをご存知でしたでしょうか。
それを知れただけでもこの本を読む価値があったと言えるでしょう。
いわゆる習慣という言葉には2つの意味が混じっている。それはハビットとアティテュード。
ハビットは毎朝歯を磨く、顔を洗うといった無意識の癖を含む行動を指す。一方のアティテュードは物事に対する考え方を意味する。
どのように習慣が形成されるのかを理解しよう。まず自分の信念があり、その信念から物事に対する考え方、すなわちアティテュードが発生し、その考え方からハビットが生まれる。
いい習慣を身につける方法
いい習慣とは?
それぞれの人が置かれている立場によって良いというのは変わるはずです。
例えば、ある人にとってはいい習慣が別の人には悪い習慣だということは往々にしてあります。
親が「毎日部屋をきれいに片付ける習慣を身につけなさい」と、子供に言ったとしましょう。
そして、それを毎日シコシコチェックするとしましょう。しかし、子供は本が積み上がっていたり自分の生活したい程度の煩雑な空間が一番能力を発揮できるとしたら、親が「いい習慣だ」と決めつけて子供に押し付けたものは子供にとっては悪い習慣でしかないのです。
このことを抑えてもらった上ででは私たちにみんなに共通するいい習慣とは何でしょうか。
いい習慣とはその個人にとっての人生目標、いわゆるゴールに合致している習慣のことです。
なので、人の数だけいい習慣悪い習慣があるといえます。ゴールに合致した習慣を身につけるためにも、その習慣が自らのゴールに合致したものであるのかという問いを絶えず自分に確認し続ける必要があるのです。
アティテュードを確認し、それによって行なっているハビットを判断する。そして必要であれば、それぞれを修正していくということが重要になってきます。
アティテュードが変われば日々の行動習慣として人を変えることができるのです。
しかし、アティテュードが変わるということはその人のアティテュードの一個前にある信念が変わるということです。
実は一瞬にして信念が変化しアティテュードが変わり、実際の行動であるハビットまで変えるということは結構あるのです。
そのいい例が健康についての人の行動でしょう。普通のコーラよりもダイエットコーラの方がカロリーを抑えてあるから痩せるためにいい、と思っている人が少なからずいるでしょう。
しかし、コーラを飲んでいる人とダイエットコーラを飲んでいる人の肥満の割合は変わらないという科学的な実験結果が既に出ているのです。
ダイエットコーラは砂糖の代わりに人工甘味料を使っていますが、甘味を感じるという点では変わりません。
だからこそ砂糖で摂取するカロリーを取ることなく、カロリーオフの人工甘味料の方が健康に良いのではと思われるかもしれませんが、これは間違ってます。
人間の体は甘みを感じると太るようにできているんです。
人工甘味料を取ると、砂糖を取った時と同様に血糖値が上がるのでインスリンが分泌され脂肪を蓄えやすい体に変わっていくのです。
このような知識を得た途端にどうでしょうか。人は自分の食生活を一変させたりすることがあるのです。
つまり、知識を得るということが信念を変え、アティテュードにも大きな影響を与えるきっかけになるということです。
信念は自我のことでもあるので自分にとって何がより重要かという判断の基準になるものです。
そして、自我にとってそれがとても意味を持つ知識であると判断がされれば一瞬にして信念が変わり、新しいアティテュードが生まれます。
だからこそ、信念を変えるために必要なのは知識です。しかも、必要なのは大量の知識であると筆者は言います。
知識を持つことによって私たちは信念を変えることができる。その結果アティテュードが変わりハビットが形成されると言うわけです。
必要なのは知識を獲得することです。
- 習慣とはその個人のゴールに合致している習慣である
- いい習慣を身につける方法は自分の信念を変える知識を身につけることである。知識を身に付けることにより信念が変わり、その結果アティテュードが変わりハビットが形成されるからである。
脳を変えるいい習慣
私たちの習慣に対する理解が高まったところで実際に脳を変えるいい習慣3選ということで脳を変えるいい習慣をここで紹介していきます。
まず最初に列挙してしまいましょう。
■脳を変える習慣
- 圧倒的な知識を習得するために大量の読書をする。
- イメージトレーニングで健康になる。
- スケジュール帳を空白だらけにする。
圧倒的な知識を習得するために大量の読書をする
これは先ほども申し上げました。私たちの信念を変えるためには知識が必要であると。
だからこそ筆者は圧倒的な知識を習得するため大量の読書をすることをいい習慣としてあげているわけです。
信念を変えるには大量の知識が必要です。信念からアティテュードが生まれさらに実際の行動であるハビットを作り上げます。
そして、大量の知識を獲得するために一番適しているのが読書なのです。脳を変えるいい習慣を作っていくための大元となる重要な習慣こそ読書だといえます。
具体的に読むべき本の量は、個人のゴールによっても異なるのですが、筆者は一か月に100冊以上の本を読むことをおすすめされております。
もちろん一か月に100冊以上の方をいきなり読める人はあまりいないと思うので是非一歩ずつ。
例えば、全く本を読む習慣がない人は1ヶ月に1冊、それができたら3冊、それができたら5冊、といった風に徐々に数を増やしていけば良いかと思います。
ちなみに私は1ヶ月で余裕で100冊以上の本を読んでおります。
個人的には慣れればいけるのかなあとは思います。そして、次にぶち当たる壁が一体何を読めばよいのかということでしょう。
大量の読書をしようと言われても、まずまずどんな内容の本をチョイスするべきなのかと迷ってしまうかもしれません。
そこで大事なのが内容によって読む本を選んではいけないということです。
「どういうこと?」と思います。
大量の読書は抽象的な思考を可能にするために大量の知識を習得するために行うわけなので、自分の仕事に必要な知識を得るための本や、元々興味のあるジャンルばかりの本を選んでいると知らない世界についての知識の獲得の妨げになるんだと筆者は言います。
習得する知識に偏りが発生してしまうと自分の現状の中でしか思考することができなくなり、いつまでたっても抽象度を上げることができません。
習慣として必要とされるのは至高の抽象度を上げるための大量な知識をインプットするための読書なので内容に関してはランダムにより自分の関心のないジャンルの本をたくさん読むのが効果的であると筆者は言います。
知っている知識の再確認で終わってしまってはせっかくの読書がもったいないです。
書店にあなたが行く場合は、ぜひ普段自分のいかないコーナーの棚から読む本をチョイスしてみてはいかがでしょう。
筆者がおすすめしているのは実際に書店の売り上げランキングトップ100に入っている本を全て読んでみることだそうです。
Amazonの本のランキングトップ100でも構いません。ランキングを見ていけば自分が全く興味のないジャンルの本も自然に入ってくるかと思います。
それを片っ端から、読んで行くことで読書をしなければ自分には絶対に手に入らなかったであろう今まで縁がなかった知識が大量に獲得できます。
大量の知識を得るために読書をするわけなので、内容がつまらないと感じたり自分の考え方に合わないなぁと思っても、とりあえず読み進めてみるということが重要になってきます。
ランキング上位の本だったら多くの人が何に今関心を持っているのかということがわかりますし、比較的読みやすい本が並ぶので大量の読書に効率が良いというメリットもあります。
さらに筆者は本を同時に読むこともオススメされています。
同時に読むことで脳の情報処理スピードが上がります。特定のジャンルに絞り込まずに、自分の興味の外にあったり全く知識がなかったりする分野の本を読むことは大量の知識を得るために有効だと申し上げました。
例えば月200冊本を読んでいれば同じ分野の本が何冊かある場合が絶対にあります。
そんな時は何冊か同時に読み始めて並行して読み進めることを筆者はオススメしています。ほとんどの人は本を読むと行った時に1冊を読み通してから次の本を読み始めることでしょう。
しかし、それはもったいない読み方です。
同一部位やや関連性の強いテーマの方は1冊ずつ読むのではなく、同時に並行して読み進めることでそれぞれの知識が互いに結びつきより深い情報を得ることができるようになるのです。
その分野について既に大量の知識がある人は1冊ずつ読んでもこれまでに習得した知識との関連性が分かるのです。
まだ知識がない人は同じ分野の本を複数同時に読み進めることで習得した知識が一気に結びついて行きます。
そのそも私たちの脳は、複数の情報を同時に処理することが得意です。なので、1冊1冊順番に読むのではなくて、何冊もの本から同時に知識を得ることで確実に脳の情報処理スピードは向上していくのです。
そして、同じ本を読んでいたとしても習得できる知識の量には個人差がでます。
この違いは、いったいどこから来るんでしょうか。それは本の内容について思考を続けながら読んでいるかどうかです。
- 書いてあることが背景には何があるのか
- ここで筆者が議論をしていることの根拠は何なのか
そういったことを考えながら読むことで論点や問題点が浮かび上がってきます。
本の文章を読むときは漠然と呼んでも知識の習得には繋がらないので注意してください。
情報は関連性を持つ他の情報と結びついて初めて意味を持つからです。なので、一緒の議論の前提となる情報や、その論が社会の他の出来事とどうつながるのかを考える時にその本の情報が自分にとって意味のあるものになり新しい知識を得ることができるのです。
なので、どうか今読んでいる本と同一分野や関連性のある内容の方を同時に進めるということは重要なのでやってみて欲しいと思います。
イメージトレーニングで健康になる
皆さんは健康な状態は脳が決めると言ったら驚くでしょうか。
そもそも健康な状態とはどういう状態を指しているのかわかりますか。ズバリ健康とはホメオスタシスがよく働いている状態のことです。
人間の体温や心拍数、中酸素濃度などの値に何らかの異常が起きた時それを普段の正常値に保とうとする働きがホメオスタシスと呼ばれるものです。
これは脳の視床下部という部分が自律神経を調整して体が不調であるという異常な情報が伝わった時にそれを元の一定の状態に戻そうとします。
それがホメオスタシスです。
疲労も体で感じますが疲れているのは筋肉ではなく脳が判断して疲労を体で感じます。
そして、休憩を促します。これもホメオスタシスです。このホメオスタシスを司っているのは脳なので、脳がイメージする健康の状態に私たちの体は向かっていくというわけです。
それではなぜ私たちの体は病気になり不健康になるのでしょうか。それは脳が身体の状態を決めているからです。
ホメオスタシスを司っているのが脳である以上、身体は脳が決めた状態になろうとします。
脳が様々な情報を処理しながら体を書き換えているのです。脳がコンフォートゾーンだと感じている状態に戻ろうとホメオスタシスは働きます。
コンフォートゾーンとは快適で居心地の良い空間のことです。このコンフォートゾーンは半ば無意識的に決まっています。
例えば、ダイエットに失敗してしまう人が多いのは大抵の人が自分のコンフォートゾーンをたくさん食べて肥満している状態に設定してしまっているからです。
また、風邪をよく引く人は無意識的に私は風邪をひきやすいという状態を受け入れてしまっていて、そこがコンフォートゾーンになってしまっているのです。
そうすると脳は太っている自分、風邪をひきやすい自分に体を戻そうとして意識的には望んでいないことが実際に起きてしまうというわけなのです。
なので、健康な体を目指そうとするならば自分のコンフォートゾーンは完全な健康体で病気になることなど絶対にないということを常にイメージさせることが必要なのです。
毎日私は健康だ、私は病気にならないと断言する習慣をつけていただくと自然に自己イメージが変わってきて健康な状態が自分のコンフォートゾーンになって行きます。
すると脳は常にその状態を目指して身体を整えていきます。つまり、簡単に言ってしまえばイメージトレーニングで健康は手に入るということです。
スケジュール帳を空白だらけにする
あなたのスケジュール帳は予定でびっしりと埋まっていないでしょうか。
もしそうなっている人は注意が必要です。スケジュール帳が予定で埋まっているのは要するに行動の優先順位を自分で決められていないということだからです。
スケジュール帳の中身のバランスで言うなら、1/8ぐらいしか予定が入っていないのが正しい状態であると筆者はいいます。
1日のスケジュールがびっしりと決められて記入されているのはおかしいことなのです。
空いている時にやれることを大事にすることが重要です。時間の制約に縛られてしまう予定は自分以外の人を巻き込むものです。
だから、スケジュール帳に書き込むです。スケジュール帳の予定以外の時間で、家族、健康、趣味、生涯、教育、地域貢献といった自分のゴール達成のために必要な行動をバランスよくリアルタイムにアップデートして取り組むべきなのです。
そして、重要なのはそれはアップデートした瞬間しか決められないということです。
あらかじめ決めておくことはできません。そもそも趣味の時間をスケジュール帳に書く人はあまりいませんし、家族や健康に関する行動も予定で管理するような事柄ではありません。
せいぜい人間ドックのアポイントメントぐらいでしょう。
スケジュール帳が全部埋まってしまっていれば自分にとって最も優先順位が高い行動がアップデートされても対応できないのです。
なので、スケジュール帳は1/8を埋める程度で留めておくのが理想です。
自分の行動の優先順位のバランスを崩してしまうことが一番良くないことだからです。