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【5分で読める本要約】株本祐己|稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法
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今回は株本祐己さんの"稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法"を要約していきたいと思います。

筆者は年商10億円のウェブコンサルティング会社を経営しており、企業のWebコンサルティング業務などに関わっている人物であります。

そう聞くと「凄すぎてとても自分には真似できないよ」と思うかもしれませんが、筆者は新卒でベンチャー企業に就職しベンチャー時代にはひどいパワハラにもあっていたそうです。

その後、大手コンサル会社に就職するもコンサル会社時代は会社・仕事への適性に大きな疑問を抱いたりといった苦難も経験していらっしゃいます。

つまり、元々はたいていの人と同じように就職をして、そこで辛い経験をし一念発起して独立して成功をおさめた人物です。そのような人の言葉と生きた知識には耳を傾ける価値があるのではないでしょうか。

まず、この本の冒頭には「自分の生きる道が決まっている人、あるいは会社員として30歳で年収1,000万円に届くような、そんな企業に勤めている人はこの本を読む必要がない」と書かれております。

逆に「やりたいことが今特にない」とか「なんとなく、大手企業を目指しているとか、大手には入れそうにないから準大手や中堅企業にいる」といった人に読んでほしいと言います。

それはそのままなんとなくで道を進んでしまうとどこかのタイミングで人生が詰んでしまう可能性があることを伝えたいからだそうです。

人生が詰むとはいったいどういうことでしょうか。この先は間違いなく終身雇用の崩壊年功序列の監修も弱まります。例え会社に入ったところで働き口は安泰ではなくなり、給料も大して上がらなくなる可能性があるんです。

さらに大手、準大手だと若いうちは下積みが多く、個人の実力を養えないというところも多いんです。個人の実力を養えないということは条件の良い転職ができないということを意味しております。

その結果、薄給で対してやりたくない仕事を一生我慢してやり続ける、会社に虐げられても亀のようにじっと堪え続ける状態になってしまいます。

これこそがまさしく詰んだ状態なんですね。今後はこのような人が増えていくということを筆者は本書の中で訴えております。そして、そんな状況を避けるために一つの大きな解として、若いうちから自らの裁量でビジネスの現場に携われる環境に身を投じ実践を通してビジネス戦闘力を大きく高めるということを提案されております。

ビジネス戦闘力をしっかりと高めておけば、仕事にあぶれることがなくなり、かつ一般的な会社員よりも大きな対価を得られるんです。

それによってお金からも時間からも自由になれるんだと筆者は主張しております。そして、ビジネス戦闘力を高めた結果、現在の1日の筆者の仕事時間は平均1時間から3時間ほどで残りの時間はゴルフや飲み会、旅行など、好きな時に好きなだけ楽しんでいる、お金を稼ぐようになり以前は全く知ることのなかったお金持ちの世界を知るようにもなった。

今まで見ている世界がいかに狭かったか。このお金も時間も自由にある、というお金持ちの世界を満喫せずに一生を終えていく人たちは本当にもったいないとわたしたちを挑発します。

そして、そのような世界に辿り着けるようにお金をきちんと稼ぐ事を大前提としてビジネスの力をメキメキつけた結果、やりたいことを好きなようにできる人生を手に入れる。

そのための方法論やマインドが本書には書かれております。

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コスパ最強のビジネス戦闘力

まず最初に、これから会社に入る人であれ、今会社に勤めている人であれ、あなたは何を判断軸にして会社を選んでいるのですかと筆者は問いかけております。

もし、これがやりたいというものがなければ、そして今の会社に不満があるのならばやはり重要なのは稼ぐことでございます。

それも短期的に稼ぐんじゃなくて中長期的に稼げるということが重要になって行きます。そして、そのために必要な能力がビジネス戦闘力でございます。つまり私たちが選ぶべき会社はビジネス戦闘力があがる会社1一択なんです。

特にこれを聴いている皆さんが若いのならば、若いうちからビジネス戦闘力を上げられるところに身をおくことが大切で、会社を選ぶ1番の判断基準となるでしょう。

では、ビジネス戦闘力とは具体的に何なのでしょうか。大まかに言うとビジネスで稼ぐための人脈とスキル、さらには実績・経験・人間力といった要素をトータルしたものでございます。

ビジネスの世界で稼ぐための総合力といってもいいかもしれません。

これを身につけておくことが中長期的に稼ぐためには絶対に必要なんですね。そして、注意するべきことは単純に年収=ビジネス戦闘力ではないということであります。

例えば、フリーランスで年収1,000万円稼ぐ人がいたって、仮にその人が受注仕事を請け負うだけで人脈も乏しければビジネス戦闘力はそれほど高いとは言えません。

逆に同じ年収1,000万円でも大企業に勤めていて大きな決定権を持つ部長であるならば、こっちの方が戦闘力は高いです。

この部長は自分が得ている終了自体は1,000万円と先ほどのフリーランスと同じなんですが、大企業であればいざという時に動かせる部下は、何十人といるし、動かせる工場設備も莫大なものである可能性が高いんです。

ビジネス戦闘力とはそうした自分が動かすことのできる資本の大きさとも言い換えられます。ここで言う資本とは具体的に言うとヒト・モノ・カネの大きさでございます。

ビジネス戦闘力とは自分が動かすことのできる資本の大きさ、つまり自分が動かせるヒト・モノ・カネの大きさのことでございます。

いかに自分が動かせるこの手法を大きくするかという視点で常に考えることがとても大切になります。

どんな企業に入っても、あるいはあなたがフリーランスであっても自分が動かせる資本は何だろうという視点を常に意識し続ける。

そして、スキルを高めるとか、出世して部下を付けられる立場になるとか、人としての信頼を得て影響力を身につけるといったアプローチを通して意識的にビジネス戦闘力を高めていく。

このビジネス戦闘力を一定以上に高めることができれば、何があっても仕事にあぶれることはなく一生稼ぎ続けられます。そして、このビジネス戦闘力を高めることで最もコスパの良い行為にたどり着く事が出来るんですよ。

それはビジネスで成功することでございます。ビジネスは野球やサッカーとは違い、全人口が参加する競技であります。全人口が参加しているんです。しかも、人生のうち40年も50年もそのフィールドに身を投じることになります。

従ってその世界で結果を出すと何よりも大きな見返りを手にすることができるんですね。最もリターンの大きなビジネスという競技に費やす努力こそが最もコスパの良い努力なんです。

さて、ここまでビジネス戦闘力の重要性について語ってきました。この能力があればずっと稼ぎ続けることができるんでしたね。

では、具体的にこの能力を高めるには何をやれば良いのか。例えば筆者は従業員が100人未満のベンチャーに就職するという方法があるといいます。

特に若いうちからベンチャーで働くと早くから現場の実務に直接携わることができるんです。

大手だと20代では下積み仕事をやらされることが多いのに対して、人材が限られるベンチャーでは若手であっても前線に立って実務を担うことが多いんです。

そのビジネスをゼロから任せられることが多く、そこに本気で取り組めば嫌でもスキルや人脈といったものは身についてくるんです。

つまりベンチャーとはビジネス戦闘力を上げざるを得ない環境ということができるでしょう。さらに、中小企業間の取引には経営者が直接登場するケースが少なくないんです。

従ってベンチャーでの実務を通して経営者との人脈を大きく広げることも可能なんです。そして、経営者との人脈はのちに解説するんですが、ビジネス戦闘力を上げる上で重要な柱になります。

このように、ベンチャーのメリットを力説すると一度ベンチャーに入ると、とそのあと大手に行ったり、大手の仕事に関われないのではないかと心配する人がいるかもしれません。

しかし、結論から申し上げるならばそんなことは絶対に泣くベンチャーで実績をつけさえすれば、その後に大手企業に転職したり大手企業の仕事に関わる事は全く問題なく可能であります。

実際に筆者もベンチャー企業から大手コンサル会社に転職しております。これを聞いてよし、わかったぞ。俺は厳しい環境に飛び込んでビジネス戦闘力を身につけたいからベンチャーに行くぞ、と思った人にもう一つアドバイスです。

それは稼ぎやすい業種はWeb系ベンチャーであるということでございます。ベンチャー企業といっても種類は様々ですよね。しかし、その中で特に稼ぎやすい業種の一つがWebマーケティング系のベンチャーであります。

そして、これまたはWebマーケティング系のベンチャーといってもいろいろあるんですが、マーケティングの知識と法人営業の人脈がバランスよく得られる会社というのが具体的な選ぶ際のポイントになります。

同じWebマーケティング系でも、例えば食べログなど大手グルメレビューサイトの営業はその枠を売る仕事に集中してしまうのでWebマーケティングの知識はあまり身につかないんです。

だからこそ法人営業とWebマーケティングの実務を自分一人でやらなくてはいけないから、自然と両方の力がついて市場感も掴めるWebマーケティング系のベンチャーで働くのが絶妙であるのだと筆者は言います。

具体的にはメディア系の会社に入ってメディアを売る広告営業でもいいですし、広告代理店で色々な企業の広告運用をしたり代理店として様々な商材やマーケティングツールを販売する形でもいいでしょう。

いずれにしてもビジネス戦闘力を上げる上で良い環境というのは法人営業をしながらWebマーケティングに関わる実務に携われる会社であるということをしっかりと覚えておいてください。

このような会社は世の中にいっぱいあるので就職することはそんなに難しいことではありません。

そして、あなたがいざベンチャーに進んだ際にぜひやっていただきたいのが、営業でとにかくたくさんのお客様に会うことです。

目安では100人以上、そして相手はなるべく偉い人を目指してください。具体的には決裁権を持っている、あるいは決裁権者に近い人のことでございます。

ぶっちゃけ平社員100人と会っても意味がありません。つまり、ビジネス戦闘力が高い人、100人以上に会うことが重要なんです。

そして、名刺をもらうだけではなくFacebookで友達になることが重要です。なぜなら、Facebookは人脈リストとして自身のアカウントにたまり続け、相手と連絡を取りたい時にいつでも連絡が取れるからであります。

最近は名刺管理アプリもありますが、今はSNSで繋がっておくと何かと便利なので出来る限りFacebookで繋がるようにしましょう。

これをコツコツと行っていくと、後々得がたい資産となります。

100人に会う前は気づかないんですが、それだけのビジネス戦闘力の高い人と繋がると自分の出来る仕事が大きく広がるんですね。

そして、いつしかあらゆるビジネスを自分の人脈を介して展開できるようになるんです。そして、営業で人に会う際にもう一つだけにやっていただきたいことがあります。

営業だから基本的には何かを売る作業になると思うんですが、売る際に必ずお客様のビジネスモデルを理解するように心がけるということであります。

この会社はどれぐらいの売上規模で、客単価はいくらで、それを何人に売っているから売上はいくらある。それに対して支出がこれぐらいあるので、それはいくらになるか、このようにそれを把握するとこまでを必ずシュミレートしてください。

そうやって会う人会う人全てのビジネスモデルを理解し、どのような形で売上と収益がたっているかを仮設でもいいから考え続ける。それがビジネスマインドを養うための大きな力となり、これができるようになるとどんなお客様との商談でもきちんと話ができるようになるんです。

ビジネスモデルを理解することができればビジネスの本質もつかめるようになります。本質を掴んだ上でお客様の利益を伸ばせるようになったらもう法人営業としては100点でございます。

是非ビジネス戦闘力を高めるためには、そのように他人を潤わせることが極めて重要であると覚えておいてください。人を潤わせることが出来れば自分が永続的に稼げるようになります。

だからこそ、是非他人を潤わせることができる人を目指して欲しいと思うんです。そして、他人を潤わせるために必要な要素が相手のビジネスモデルを理解するということなんです。

まとめ
  1. ビジネス戦闘力とは自分が動かすことのできる資本の大きさ、つまり自分が動かせるヒト・モノ・カネの大きさのことである。
  2. ビジネス戦闘力は非常にコスパが良いので、会社を選ぶ判断基準はビジネス戦闘力を高められる会社かどうかで決めよう。
  3. ビジネス戦闘力を高める方法は3つある。①ベンチャー企業に就職する。ベンチャー企業の中でもマーケティングの知識と法人営業の人脈がバランスよく得られるWeb系ベンチャーがお勧めである。方法②ビジネス戦闘力が高い人100人以上に会う。方法③相手のビジネスモデルを理解する。

フリーランスへの道のり

ある程度のビジネス戦闘力がついてきたら、やはりフリーランスとして独立するという選択肢が賢いでございます。

なぜなら会社員は単純に給料をピンハネされているからでございます。ここでフリーランスと会社員の違いについてサクッと整理しておきましょうか。

まず先ほども言った通り、会社員は給料をピンハネされております。というのも会社員というものは実はあなたが知らないだけで非常に大きな保険料を払っている状態だからであります。

例えば、会社が社員10人を採用した時に全員が優秀なんてことはないですよね。必ず優秀ではない無能な社員が混じっちゃうんです。

それも大抵は優秀な人よりも優秀でない人の方が割合はだいぶ高いです。優秀でなくても雇った以上は会社はね俺はクビにするぞと言って、すぐにクビにすることはできないので全員に給料を払い続ける必要が生じるんです。

とはいえ、その人件費によって赤字になってしまうことは絶対に避けたいですよね。だから、一旦全員を安い給料で雇い入れることになるんです。

つまり会社員はクビになるリスクはほぼゼロである代わりに、本来は100万円もらえる人であっても一旦30万円で様子を見られているんです。

一方でフリーランスは本来もらえる100万円がそのままもらえる。従ってフリーランスだからものすごく儲かるというよりも、会社員が首のリスクに対しての保険料や間接コストとして給料を大きく天引き=ピンハネされているだけということになります。

だから、あなたが会社に勤めている間からコツコツとビジネス戦闘力を高めて優秀な人材になることができればどう考えてもフリーランスになる方がお得であるということでございます。

そもそも冷静に考えれば100万円から200万円の営業利益を出している社員が30万円の給料しかもらえないのはあまりに少なすぎると思いませんか。

それだけ数字を出してるのであれば利益の7、8割、少なくとも5割はもらっても良いはずです。それを踏まえた上でフリーランスの状況についてもちょっと考えてみましょう。

例えば20万円から30万円ぐらいの案件を5つ掛け持ちしたとします。

それだけ掛け持ちしていると5つ中、5つが突然なくなるということはまず有り得ないでしょう。5つあるうちにまた新しい依頼が舞い込んできたりするので仮に減ったとしても合計で2から3個を割ることはまずないと考えられます。

もちろん収入源はある程度増減するんですが、そもそもサラリーマンのように天引きされずまとまった報酬を得られるフリーランスはもはや固定給に固執する必要はありません。

なぜなら、多少減ったところでなんてことないからであります。フリーランスで月収100万円を稼ぐのは難しくないと筆者は言います。

100万円という金額は給料が30万円の人の3ヶ月分以上に当たりますよね。それを1か月で稼いでしまえば残りの2ヶ月は仮に収入がゼロであったとしても会社員の人と実質同じ収入になります。

しかも、現実的にはいきなり2ヶ月間も無収入になることはまずありえません。

以上をまとめるとこのようになります。

会社員の人が安定して給料をもらえているイメージは錯覚で、実は本来もらうべき金額からごっそり天引きされているのだ。それはクビにならず毎月必ず規定の給料をもらい続けることに対する保険料のようなものだと。

それに対してフリーランスの場合、10%ぐらいはクビになる。すなわち無収入になるリスクはあるかもしれませんが、その代わりに会社員が払う莫大な保険料を支払う必要がない。

リスクがたった10%なのであれば割の悪い保険料を支払う会社員ではなく、フリーランスの方が明らかに良くないかそんな結論になります。

このように聞くとフリーランスが天国のように覚えていきます。しかし、どのようにすればフリーランスとして成功できるのか、その道のりが見えないんだという人もいるかと思うんです。

ですからここでフリーランスになるための道のりを紹介してみましょう。

まず、会社員時代からビジネス戦闘力を高めておく。そして、ビジネス戦闘力がある程度、ついたらフリーランスとして独立する。

フリーランスとして業務委託をこなしながら月収20万円や30万円を確保することはそこまで難しくはないでしょう。

では、この後どのようにして売上を伸ばしていけばよいか。ここで大いに生きてくるのが今まで培ってきたビジネス戦闘力の高い100人の人脈でございます。

まずはその100人のメールアドレスをデータ化してください。例えば筆者の場合、Excelに入力してくれる外注サービスに頼み3年間にわたる営業で交換した膨大な量の名刺をまとめてデータ化したそうです。

そして、データ化したらアドレスを全てBCCにメールにコピペし独立します、というメールをいっせいに送りつけるんです。

文面にはこんな事やあんな事があってきますのでよろしければお仕事ください、という内容も盛り込みます。

さらにはFacebookやTwitter、Instagram、LINEのタイムラインなどあらゆるSNSを利用して独立するということを投稿してください。

もしあなたが今までしっかりと人脈を培っていればメールやSNSで起業すると伝えると、あっという間に数人からこんな仕事をお願いしたいという返事が来るでしょう。

なぜならば人は独立する人に優しいからであります。特にすでに独立している先輩経営者は新たに独立する人に対して何かお仕事をあげようという気持ちになりやすいものです。

彼らは優秀だからこそ独立するということが分かっておりますし、独立した直後はお金が無い。すなわちお買い得である、ということも知っているからであります。

だからこそ経営者ほど独立する人にやさしい。これは独立した経験のない会社員と実際に身をもって独立を経験している経営者の大きな違いであります。

そして、会社員時代に培った人脈の中でオーナー社長は周りのたくさんのオーナー社長と繋がっていることが常であります。

従ってその人自身からは特に仕事の発注がなくても他のオーナー社長に「こんな人がいますがどうでしょう」と声をかけてもらえるんです。

つまり、100人のオーナー社長と繋がっていれば、その10倍、20倍のオーナー社長にリーチできる可能性があるということでございます。

そして、案件が色々と舞い込んで来たら始めます。全て受け付けてください。受けて、受けて、受けて死ぬ気で働いてください。

そうすると月収50万円や100万円ぐらいならばあっさりと到達できます。これは筆者に限ったことではなく周りのフリーランスも同じようなルートをたどっているので、かなり再現性の高いやり方であると筆者は言います。

ベンチャー企業に勤めていた家に培った最大の資産は中小企業の社長とのネットワークなんですね。

さてさていかがでしょうか。

このように一歩一歩、段階を踏んでフリーランスになって起業するという方法ならば、なんだかできそうな気がしてこないでしょうか。

結局私たちがフリーランスになったり、起業したりする時に一番難しいことはあなたに仕事を頼みたかっている人を探してくるということでございます。

フリーランスとして仕事が取れるかどうかで最も重要なのは営業力なんです。しかし、しっかりとベンチャー企業に就職するなどしてビジネス戦闘力を身につけなければならない環境に身を投じ、しっかりとその間にビジネス戦闘力を身につけ人脈もつけておく。

そうした上で独立してそれらの人脈をふんだんに生かすことができれば、徐々に仕事を依頼してくる人が増えその一つ一つを真剣に対応し、評判を積み重ねていけば徐々に収入を伸ばして起業を軌道に乗せることも可能になるわけであります。

これは筆者とその周りのフリーランスの人たちが実際に成功した実体験などから得られた、生きた知識なので非常に価値のある情報だと私は思いました。

まとめ

フリーランスへの道のりは3ステップある。

  1. 会社員時代にビジネス戦闘力人脈をゲットしておく
  2. ある程度のビジネス戦闘力がついたら独立しフリーランスとして業務委託をこなしながら月収20万円や30万円を確保する
  3. さらに売り上げを伸ばすために今まで培ってきたビジネス戦闘力の高い100人の人脈をフル活用する

フリーランスの収入を爆上げする方法

フリーランスになるための道のりを解説しました。そこでビジネス戦闘力の高い100人の人脈をフル活用すればフリーランスとしての収入を爆上げできるという話もしてきました。

しかし、「私にはそのような人脈、今ないよ」とか「人脈作るのが苦手だ」という人もいるかと思うんです。そんな人のためにフリーランスとして収入を爆上げする方法をあと2つほど紹介しておきたいと思います。

フリーランスの収入を爆上げする方法

  1. 発注力を高める
  2. SNSに努力を注ぐ

それでは順番に解説していきましょうか。

発注力を高める

さてこの発注力を高めるという方法は、収入を爆上げするとともにフリーランスが無収入になる可能性を極限まで下げる方法でもあるんです。

フリーランスと言うと不安定というイメージを持っている人はいませんか。フリーランスになっても仕事がなくて収入がなくなってしまうのか不安だと思って、フリーランスになることを躊躇している人はいませんか。

この不安をなくすのが外注することでございます。例えば、自分がやっている仕事が30万円の案件ひとつだけだったら30万円は丸々自分がもらえるもののいつか仕事がなくなってしまうのではないか、という不安に常にかられます。

しかし、30万円で受けた案件を8割=24万円で人に紹介すれば自分は2割の6万円しか稼げない。代わりに忙しくはなりません。

したがって、他にも同じようなことをいくつも行うことができます。

これを5件行えば収入は当初と同じく30万円になります。そして、同じ30万円に見えても前者と後者では安定度が全く違うんです。

案件が1つだとその仕事がなくなった瞬間に収入がゼロになるのに対し、案件を5つまわしている場合、1つなくなってもまだ4件、すなわち24万円分の仕事が残るからです。

加えて人に紹介するのであれば、それほどの作業量にはならないから5件と言わずに10件でも30件でもできる可能性があるんです。

30件やれば安定度は相当高まるし、自分が受け取る収入自体も180万円まで大きく伸びます。

つまり、目先の収入にとらわれるんじゃなくて自分の利益率を下げて、他人を巻き込むことで収入の安定性を大きく高め、なおかつ収入自体をぐんと膨らますことができるんです。

もちろん、自分に発注が来ている以上、仕事を維持するためには品質を担保する必要はあるんですが、それでも自ら手を動かすよりも作業量ははるかに小さくて済むでしょう。

結局フリーランスは自分のリソースを切り売りして働く限り、収入の不安から一生逃れられません。反対に様々な人を巻き込んで仕事を発注する、発注力を高めることで収入は安定し伸びていくんです。

従ってフリーランスとして収入をできるだけ安定させ、かつ収入を大きく伸ばしたいのであれば一旦自分の利益を下げてでも発注力を高めるという視点を意識し是非実践するようにいたしましょう。

SNSに努力を注ぐ

それでは次2つ目のSNSに努力を注ぐを解説していきます。

そして、フリーランスにとって一番問題は、どうやって仕事を取ってくるのかということでしょう。現代では多くはSNSを介して仕事の発注が行われています。

ですのであなたがより多くの案件を取っていきたいと思うなら絶対SNSをやらなくてはいけません。

また先ほど紹介した外注するという方法を使うためにもSNSは必須です。

筆者の会社は3期目を終えた時点で売り上げが10億規模になりました。そうしたレベルの会社は他にもあるでしょうが。とっぴつすべき点は筆者の会社が社員ゼロ、在庫ゼロ、Officeなしといういわゆる固定費がゼロで売上10億円規模になったことです。

その要因として大きいのがSNSです。クライアント企業からの受注もフリーランス人材の調達も全て、SNSをはじめとするインターネットの発信を通じておこなってきたそうです。

つまり、あなたが1人のフリーランスだったとしても仕事を取ってくるにせよ、その取ってきた仕事を誰かに任せるにせよ。SNSを通して行うことが非常に多いということです。

どんどんフリーランスとして案件をこなして収入アップさせたい。または他の人に外注してどんどん事業を大きくしていきたい。

そんな時は絶対にSNSをやる必要があります。TwitterやYouTubeで私はこんなことができますよ、と発信しましょう。

今は1つ1つの会社を訪ねて、直接人と会って営業するのは時代遅れです。TwitterやYouTubeで自分のできることを発信し、自分がやってきたことを発信し、それを見てくれた人が自分に仕事を発注してくれるという形が一般的なんです。

あなたのSNSの投稿を見て、この人になら仕事を発注したい。この人のスキルがあれば自分がやりたいことをお願いしてもしっかりやってくれるだろう。

そんなことを思わせる人を1人1人と増やしていくわけです。もちろんSNSを始めたからといってすぐにはそんなに伸びないでしょうし、案件が来るわけではありません。

しかし、あなたがフリーランスとして独立して将来的に収入をアップさせていきたいと思うのならばコツコツSNSに取り組むというのは必須でございます。

まとめ

フリーランスの収入を爆上げする方法

  1. 発注力を高める
  2. SNSに努力を注ぐ

 

さてさて皆様いかがでしたか。本日の内容は筆者自身が体験してきた内容を基に書かれております。実際に結果を出している筆者の生きた知識には耳を傾ける価値があると私は思いました。

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