この記事では「仮想通貨で稼ぐ方法」と「仮想通貨で稼ぐコツ」について、それぞれいくつか紹介します。
ここで紹介する「仮想通貨で稼ぐ方法」は、あくまでも
- 仮想通貨については初心者
- 投資に使える資金が100万円程度
- 毎月一定の収入があるサラリーマン
という方向けに書いていますので、仮想通貨上級者の方は物足りなさを感じるかもしれません。
まずは「仮想通貨に興味があるけど、仮想通貨って何?」と思っている方もいらっしゃるかと思いますので、「仮想通貨とは何か」について簡単に説明をします。
仮想通貨とは?
仮想通貨とは、ブロックチェーンという技術を基に発行しているインターネット上のお金です。
2007年にビットコインが発行されて以来、イーサリアムをはじめとする様々な仮想通貨が発行されてきました。
その種類は2000種類を超えると言われており、今現在も増え続けています。
なぜ仮想通貨でお金が稼ぐ事ができるの?
仮想通貨は円やドルのような法定通貨とは違い、その価値の裏付けとなる中央機関は存在しません。
仮想通貨に価値がつく理由は、その基となる「ブロックチェーン技術」にあります。ブロックチェーン技術には「絶対に取引が改ざんされない」という大きな特徴があり、その技術に価値があるという理由から現在も取引が行われています。
本来、仮想通貨は「世界中どこでも利用できる決済システム」として利用されるはずなのですが、現段階では投資先として利用されている面が強いです。
仮想通貨の価格には変動があるので、買った値段より高く売ることができれば、その差額分を日本円で稼ぐことができるという仕組みになっています。
仮想通貨で稼ぐなら今がチャンス?
結論から申し上げますと、仮想通貨で稼ぎ始めるなら今がチャンスです。
その理由として「現在の仮想通貨市場」「ブロックチェーン技術の進化」の2点が挙げられます。
現在の仮想通貨市場
2017年末~2018年1月にかけて、ビットコインをはじめとする様々な仮想通貨の価格が暴騰しました。
いわゆる「仮想通貨ブーム」が巻き起こりましたが、2018年2月から現在にかけて、ほとんどの仮想通貨が価格を下落させています。
一見すると「仮想通貨バブルが終わったから、仮想通貨への投資はもう遅い」と感じられるかもしれませんが、そうとも言い切れません。
2018年2月に仮想通貨価格の上昇が一服した理由として「各国の仮想通貨への規制」があります。
これまで野放しにされていた仮想通貨取引に対して、各国政府が市場環境を整えるという名目で「税制面の管理」や「取引所の整備」を開始したのです。
つまり、仮想通貨業界の取引環境は「やっとスタートラインに立った」だけなのです。
「完全匿名で取引所開設OK」「税金は一切取らない」という風にこれまで野放しにされていたのが異様で、むしろ取引のインフラが整い始めた今こそが、本当の仮想通貨業界の始まりだと言っても過言ではありません。
ブロックチェーン技術は進化している
「ブロックチェーンは取引の改ざんができない」と説明したが、当初のブロックチェーンには「送金スピードが遅い」や「送金手数料が高い」
そんなブロックチェーンですが、実は現在進行形で開発が進められ、日々進化しています。
最も大きな事例が「イーサリアム」です。
イーサリアムには、ビットコインのブロックチェーンを基に開発された「DAG」というブロックチェーン技術が採用されており、ビットコインの弱点をいくつも補う役割を果たしています。
また、弱点の克服だけではなく「スマートコントラクト」という新機能の搭載にも成功しています。
このように、ブロックチェーン技術はまだまだ進化を遂げており、今後さらに応用の幅が広がると考えられます。
そのため、まだまだ発展途上である今のうちに仮想通貨に投資をしておかなければ手遅れになってしまう可能性があります。
4つの仮想通貨で稼ぐ方法を早見比較表
仮想通貨で稼ぐなら今がチャンスということが分かっていただけたかと思います。
ここからは、実際にどのようにして仮想通貨で稼いでいくのかを紹介していきます。
今回紹介する仮想通貨で稼ぐ方法は以下の4つの方法です。
- 仮想通貨の現物取引
- 仮想通貨の積立投資
- 仮想通貨のFX取引
- 仮想通貨をもらえるゲーム
また、これから紹介する「仮想通貨で稼ぐ方法」は、基本的に投資資金が少なくても実践できる方法です。
具体的には
- サラリーマンで、仮想通貨投資にかける時間があまりない
- 投資資金が50万円~100万円程度。安定した収入がそこそこある。
という方には特におススメの方法となっています。
仮想通貨で稼ぐ方法その①『仮想通貨の現物取引』
仮想通貨で稼ぐ方法として最もポピュラーなのが「仮想通貨の現物取引」です。
「現物取引」とは「取引所で仮想通貨の売買を行う」ということです。
仮想通貨の現物取引で稼ぐ仕組み
仮想通貨の現物取引で稼ぐ方法は「仮想通貨を安く買って高く売る」だけです。
例えば、現在ビットコインの価格が1BTC=80万円で、投資家が1ビットコインを買ったとします。
その1時間後に1BTC=85万円になった時に、今度は1ビットコインを売却すれば、投資家は5万円の利益を得たことになります。
これが仮想通貨の現物取引で稼ぐ仕組みです。
この場合は、逆に1BTC=75万円になってしまうと損失を被るというリスクがあります。
取引所を開設しよう-まずは国内取引所から!-
仮想通貨取引をするには、仮想通貨の取引所に口座を開設する必要があります。
仮想通貨取引所は大きく分けて
- 国内取引所(「Bitflyer」や「コインチェック」など)
- 海外取引所(「バイナンス」や「ビットレックス」など)
の2種類があります。
仮想通貨取引を行ったことのない初心者の方は、まずは国内取引所に口座を開設することをおススメします。
その理由として、海外の取引所には「日本円で入出金ができない」「日本語に対応していない」というデメリットがあるからです。
また、仮想通貨取引を行う際の取引所ツールの使い方や、取引所のサービス内容についても、国内取引所の方が日本語サイトで解説されている場合が多いです。
ただし、仮想通貨の中には「国内取引所では取り扱われていない通貨」というものが多く存在します。
また、新しい仮想通貨が発行される際に行われる「ICOトークンプレセール」も、国内ではなく海外取引所で行われる場合が多いです。
そのため、いずれは国内だけではなく海外取引所にも口座を開設することをおススメします。
しかしビットコインやイーサリアムなどの代表的な仮想通貨の売買をするだけなのであれば国内取引所だけでOKです。
現物取引の裏技『アービトラージ取引』
最後に、仮想通貨の現物取引の1つのテクニックとして「アービトラージ取引」について紹介します。
「アービトラージ取引」とは「取引所間の価格の差異を利用して利益を得る」という取引方法です。
具体的に説明しますので、まずは下の画像をご覧ください。
※画像引用元:https://nikkei225jp.com/bitcoin/
こちらの画像は、「現時点での各取引所のビットコイン価格」です。
買値の高いところでは78万4905円、安いところでは77万3257円と、1万円以上の差が差がついていることが分かります。
アービトラージ取引では、この価格差を利用して利益を得ます。
上の画像の状況でアービトラージ取引を行う場合、
- 「QUOINEX」で買値77万3257円で1BTCを購入する。
- 「DMMBitcoin」へビットコインを送金。
- 「DMMBitcoin」で売値78万3005円で1BTCを売却する。
という手順になります。
以上の操作だけで、約80万円の投資で約9000円の利益を得られることになります。
もちろん、送金時には送金手数料がかかったり、時間が経つにつれて価格変動も起こります。
そのためここまで単純に利益を得ることはできませんが、素早い判断と操作が行えるようになれば、ほぼ負けなしでコツコツと利益を積み上げられるようになるのも夢ではありません。
仮想通貨で稼ぐ方法その②『仮想通貨の積立投資』
次に、仮想通貨の積立投資と、「ドルコスト平均法」という投資手法について説明します。
「仮想通貨の積立投資」とは、「毎月一定額ずつ、ある仮想通貨に一定額投資をし続ける」という方法です。
月々1000円台から始めることもできるため、投資資金に余裕がないという方にもお勧めできます。
また、仮想通貨の積立投資ではチャートを見て売買を行ったり、取引所にお金を入金する必要すらありません。
投資資金の引き落としから仮想通貨への投資まで、取引所が全て行ってくれます。
そのため「チャートを見て投資をするほど時間が無い。しかし仮想通貨には興味があるから少しずつ買っていきたい」という方には、特におすすめの投資方法となっています。
積立投資「ドルコスト平均法」のメリット
積立投資は、株式や投資信託などの有価証券にも昔から取り入れられています。
大手企業でも「持ち株制度」という「自社株を月に一定額分だけ買い続ける」という福利厚生制度が導入されるほど、積立投資はメジャーで信頼に足る投資手法なのです。
積立投資のことを別名「ドルコスト平均法」とも呼びます。ドルコスト平均法には「安い時に多く買い高い時に少なく買う」という大きなメリットがあります。
ビットコインの積立投資で考えてみましょう。
ビットコイン価格が1月に100万円、2月に80万円、3月に90万円、4月に110万円という風に変動したとします。
この場合
- 1月に4BTC(400万円分)買う。
- 月々1BTCずつ買う。
- 毎月100万円ずつ買う。(ドルコスト平均法)
この3パターンを比べると、どちらがより安く多くビットコインを買えるかを考えます。
すると
- 1月に3BTC買う。→1BTC=100万円で4BTC(総投資額400万円)
- 月々1BTCずつ買う。→1BTC=95万円で4BTC(総投資額270万円)
- 毎月100万円ずつ買う。→1BTC=93.6万円で4.27BTC(総投資額400万円)
という結果が出ます。
ドルコスト平均法を利用してビットコインを買ったほうが、安く多くビットコインを購入することができました。
このことからも、相場の変動があるなら、ドルコスト平均法を用いて投資するほうが得をしやすいということが分かります。
仮想通貨の積立投資ができる取引所
仮想通貨の積立投資を行える取引所は「Zaif」や「ビットフライヤー」などがあります。
特におすすめなのが「Zaif」です。
Zaifでは「Zaif積立」というサービスを提供しており、ビットコインだけではなくイーサリアムやNEMなどの様々な仮想通貨が積立の対象となっています。
積立方法は「毎日積立」で「月1000円~最大100万円まで」となっており、もちろん複数の通貨を積み立てることが可能となっています。
申し込みも書類不要、Zaifに口座を開設して積立設定をネット上で行うだけで投資を開始することができます。
積立におススメな仮想通貨は?
Zaif積立では様々な仮想通貨へ投資することができます。
しかし、投資資金が少なくどの仮想通貨を優先的に積み立てればいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方には「ビットコイン」か「イーサリアム」を積立することをおススメします。
理由としては、積立投資は長期投資を大前提として行う投資ですので、できるだけ将来性がある仮想通貨を選ぶべきだからです。
モナコインやNEMなども魅力的ではありますが、ビットコインとイーサリアムと比べると将来性があるとは言えません。
まずはメジャーなコインの積立てから始めてみて、ある程度投資資金に余裕が出てきたら他のアルトコインにも投資してみてはいかがでしょうか。
仮想通貨で稼ぐ方法その③『価格が下がっても稼げる仮想通貨のFX』
次に、仮想通貨で稼ぐ方法として「仮想通貨のFX」というものを紹介します。
「FX」とは「証拠金為替取引」のことで、少ない証拠金を取引所に預けることにより、資金にレバレッジをかけて大きな取引を行うことを指します。
例えば1BTC=100万円の場合、ビットコインの通常売買で1BTCの取引を行うには最低でも100万円が必要です。
しかし、ビットコインFX制度を利用してレバレッジを25倍掛けた場合、取引所へ4万円の保証金を預ければ1BTC(100万円分)の売買取引を行うことができます。
1BTC=100万円で1BTCの買い建玉を建てた場合、1BTC=101万円になって売り決済を行えば1万円の利益を得られることになります。
※買い建玉:FX取引で「買い」から売買を始めること
※売り決済:FX取引で買い建玉の反対売買を行い取引を終了させること
チャンスが2倍!「仮想通貨のFX」のメリット
仮想通貨のFXでは、相場の上昇局面だけではなく下降局面もまた、利益を得るチャンスとして利用できます。
FX取引は、買いからだけではなく売りからも売買を始めることができます。
例えば、1BTC=100万円で売り建玉を建てたとします。その後、1BTC=95万円まで価格が下がった時点で買い決済を行えば、5万円の利益を得られます。
※売り建玉:FX取引で「売りから売買を始めること
※買い決済:FX取引で売り建玉の反対売買を行い取引を終了させること
仮想通貨FXのデメリット
仮想通貨FXのメリットとして
- 少ない資金で大きな取引を行うことができる。
- 買いだけではなく売りから売買を始めることができる=下降局面でも稼ぐチャンスがある。
というメリットを紹介しました。
しかし、仮想通貨FXはハイリスクな取引でもあります。
まず、FX自体に「少ない資金で高額な取引を行う」という性質があります。
これはつまり「少ない資金で大きな損失を被る可能性がある」とも言い換えることができます。
特に、仮想通貨の価格変動は大きいですので、少ない資金で大きなFX取引を行ってしまうと、すぐに大きな損失を被ってしまいかねません。
どの投資方法でもそうですが、特に仮想通貨FXでは投資資金に余裕を持った建玉を建ててトレードを行うようにしましょう。
仮想通貨のFX取引ができる取引所
仮想通貨FX取引ができる取引所は数多くあります。
仮想通貨のFXを行う取引所を選ぶポイントは
- 注文方法が充実しているか。
- 取引ツールが使いやすいか。
- スプレッドは低いか。
- 手数料は無料か。
が主なポイントとなっています。
仮想通貨のFX取引ができる取引所には
- BITPOINT
- GMコイン
- DMMBitcoin
- みんなのビットコイン
- Bitflyer
などがありますが、この中で特におすすめな取引所は「BITPOINT」となっています。
「BITPOINT」で利用できる取引ツール「MT4」は、ドルや円などの法定通貨FXでも世界中で利用されています。
直感的に操作ができて、好みのテクニカル分析や自動売買システムをカスタマイズすることができるので、初心者から上級者まで使いやすくなっています。
取引手数料は無料で、注文方法も様々なものが利用できます。
仮想通貨で稼ぐ方法その④『仮想通貨がもらえるゲームで稼ぐ』
最後に、少額ですが仮想通貨を稼げるゲームについて紹介します。
現在、仮想通貨を稼ぐことができるスマホのアプリやブラウザゲームがたくさんリリースされています。
基本的にはゲームをプレイして経験値や特定のアイテムを集めることにより、ビットコインなどの仮想通貨をもらうことができるというシステムとなっています。
仮想通貨を稼げるゲーム一覧
ここでは、仮想通貨を稼ぐことができるゲームをいくつか紹介します。
SaruTobi
「SARUTOBI」は、画面上のサルを操作してコインを集めるスマホゲームです。
集めたコインはビットコインと交換することができます。
金塊ハンター
こちらもスマホアプリゲームです。ダンジョン攻略型のゲームで、敵を倒したりステージをクリアすることにより、ビットコインをもらうことができます。
現在は課金したプレイヤーしかビットコインをもらうことができなくなっています。
イーサエモン
イーサリアムネットワーク上で遊べる、ポケモンのような世界観のゲームです。
プレイヤー同士のバトルやトーナメントを行い、ゲーム内通貨のEMONTという仮想通貨を稼ぐことができます。
EMONTは仮想通貨イーサリアムと換金することができます。
・あくまでも暇つぶし程度に。
以上、仮想通貨を稼ぐことができるスマホアプリ・ブラウザゲームについて紹介しました。
しかし、これらのゲームで大きな額を稼ぐというのは非常に難しくなっています。
SARUTOBIを例に説明すると、10時間ほどプレイして得られたビットコインは0.11$分だけです。
ゲームで仮想通貨を大きく稼ぐことはできませんが、「あくまでも暇つぶし」程度にとどめておけばうれしい額ではあります。
仮想通貨で稼げる3つのコツ
以上、仮想通貨で稼ぐ4つの方法について紹介しました。
ゲームを除く、稼ぐ方法の共通している点は「仮想通貨を安く買って高く売る」という利ザヤを狙った仮想通貨投資をする方法になります。
仮想通貨投資を利用して稼ぐ際に、いくつか注意する点やコツがあります。ここでは特に覚えておくべきポイントを3つ紹介します。
仮想通貨で稼げるコツその①『草コインへの投資はしない』
仮想通貨は年々その種類を増やしており、現在では2000種類を超えていると言われています。
中には、1通貨10円未満で購入できる「草コイン」という仮想通貨もあります。
一見手軽に投資ができそうな草コインですが、仮想通貨投資の投資先としては草コインはおススメできません。
その理由と、草コインのICO(新規上場)について解説をします。
マイナーなコインがおススメできない理由
草コインのようなマイナーなコインがおススメできない理由として、
- 価格が上がる確率が非常に低い
- 騰落率が大きい
という2点が挙げられます。
仮想通貨が新しく発行されて取引が開始されることを「ICO」と呼ぶのですが、ICOが行なわれる仮想通貨のうち実に9割が「ICO割れ」を起こしていると言われています。
投資家は「ICO」の際に、その仮想通貨と交換が可能なトークンという引換券を購入するのですが、「ICO割れ」は「仮想通貨の価格がトークン価格より安くなった」ということを指します。
つまり、「9割がICO割れ」というのは、ほとんどの草コインが発行後に下落しているということを意味します。
また、草コインは通常1通貨10円未満の価格でトークンの売り出しが行われます。
草コインの中には、トークン価格が10円だったものが上場後に100円まで上昇したという通貨もあります。
下のチャートは「カルダノADAコイン」という草コインで、上場当初は2円程度でしたが現在は14円前後の価格を付けています。
これはつまり700%の上昇をしたことを意味します。
しかし、10円のトークンと交換した仮想通貨の上場後の価格が1円未満になってしまうという事態も良く起こります。
下のチャートは「スイスバーグ」という仮想通貨のチャートです。こちらは0.1円でトークンセールが行われましたが現在の価格は1通貨0.01円まで下がっています。
つまり、スイスバーグは90%の下落をしたことになります。
このような「700%の上昇」や「90%の下落」といった騰落率は、普通の株式や投資信託、ビットコインではまずあり得ません。
以上より、草コインにはビットコインなどのメジャー通貨と比べて「騰落率が高く、しかもその多くの通貨の価格は大暴落する」という特徴があります。
つまり、草コインへの投資は「ハイリスクローリターン」だということです。
これでは宝くじとほとんど変わりありません。
草コインは投資初心者の、しかも投資資金が少ない方には絶対におススメできない通貨となっています。
「仮想通貨詐欺」に要注意
最近の仮想通貨界隈では「ICO詐欺」というものが頻繁に発生しています。
witterなどで「絶対に上がる仮想通貨がICOを行うから買ってください」とインフルエンサーが発言していても絶対に耳を貸さないでください。
先にも説明した通り、ICOが行われた仮想通貨のほとんどが暴落しています。
インフルエンサーは一部の爆上げした草コインを例にICO通貨を売りつけてきますが、絶対に騙されないようにしましょう。
仮想通貨で稼げるコツその②『情報収集を欠かさない』
仮想通貨やブロックチェーン技術は今も開発が進んでおり、相場のトレンドはその時のニュースにより頻繁に変わります。
そのため、仮想通貨投資をする場合は、仮想通貨業界の情報収集が欠かせません。
最低限、ロイターやブルムバーグといった世界的な経済ニュースサイトやなどで、仮想通貨関連のニュースをチェックするようにしましょう。
そのうえで、Twitterやその他SNSで信頼に足るニュースを探すようにしてください。
仮想通貨で稼げるコツその③『投資の勉強を始めてみる』
仮想通貨の現物取引やFX取引でお金を稼ぎたいのであれば、投資の勉強は欠かせません。
しかし、仮想通貨積立やゲームだけをする方についても、せっかく仮想通貨に携わるのであればこれを機会に投資の勉強を始めることをおススメします。
勉強内容としては
- チャートを見て将来の価格の動きを予測する「チャート分析」。
- 市況を見て将来のトレンドを予測する「ファンダメンタル分析」。
- 自分の投資ルールを守り、強いメンタルを養う「自己管理能力」
が、最も重要だと言えます。
投資の勉強①-チャート分析-
「チャート分析」は、チャート上にラインや指標を表示して将来の仮想痛価格を予測することを指します。
初心者の方は「ローソク足の読み方」から始まり「移動平均線」「一目均衡表」「トレンドライン」「水平線ライン」などを勉強していくことをおすすめします。
これらをしっかり理解すれば、現在のトレンドの把握と今後のトレンドの予測がある程度できるようになります。
投資の勉強②-ファンダメンタル分析-
「ファンダメンタル分析」は、世界や仮想通貨業界の動きを見て今後の仮想通貨価格の変動を予想することを指します。
例えば「世界経済が悪くなると、投資家はお金を出したがらなくなるから株価や仮想通貨価格が下がる」ということを考えます。
この場合、「今ならどのような要因が世界経済に悪影響を与えそうか」「何がどうなれば問題が発生しそうなのか」を考える必要があります。
直近では「モナコインの取引履歴が改ざんされた」というニュースを受けて、仮想通貨価格が全体的に暴落しました。
これは「取引の改ざんが不可能なブロックチェーン技術」という常識が覆されたことにより、仮想通貨への信用性が疑われ価格が下がったと考えることができます。
ちなみに、その後今回の取引改ざんの原因が解明されたことにより、現在は暴落前の価格まで値を戻しつつあります。
投資の勉強③-自己管理能力を養う-
投資において最も大切なことは「自己管理能力を養うこと」だといっても過言ではありません。
これまで多くの投資家が、自己管理能力が欠けていたことにより取引の場から退場をしてきました。
その原因は、ある時は「資金に対して大きな取引を行ったこと」であり、またある時は「絶対に上がると言われた仮想通貨を買ったら無一文になった」という話もあります。
これらは、「一発勝負で大きなお金を稼ぐ」という欲が根源にあり、その欲に踊らされた結果、資金が底をつき二度と仮想通貨取引ができなくなってしまいました。
このような事態にならないように、普段から「自分の投資ルール」を決めてそれを実行し、「投資は自己責任」を念頭に他人の言葉に踊らされないようにしなければいけません。
まとめ
以上、仮想通貨で稼ぐ方法とそのコツについての紹介でした。
ここで紹介した方法は
- サラリーマンのような時間が無い人でもできる
- 100万円程度の少ない資金で始められる
という投資方法です。
これらは決して「一攫千金を狙う」という方法ではありませんが、しっかりと勉強をすればだれでも稼ぐことができる方法となります。
逆に言えば、仮想通貨でお金を稼ぐにはコツコツと勉強をして投資をするしかありません。
一攫千金を狙う「ギャンブル投資」は頭を使わないので楽ではありますが、その末路は悲惨な場合が多いです。
投資の世界では、大きく稼ぐことよりも生き残ることが重要視されます。
しかし、ある程度生き残ることができればその先の未来でも仮想通貨で稼ぎ続けることができるようになります。
投資は応用が利きますので、仮想通貨以外の株や投資信託でも稼げるようになるかもしれません。
この記事を見て、ひとりでも多くの方が仮想通貨で稼げるようになることを期待しています。