最近、週刊誌などでとりあげられている副業にクラウドソーシングでWebライターをする副業があります。週刊SPA!などを見ると、年収1000万円以上稼いでいる人もちらほらいるそうです。
もちろんそこまでの年収を稼ぐ人は、フリーランスの人が多いのですが、驚くことに専業主婦のようなもともと未経験者だった方でも結構稼いでいる人がいます。
ところで、Webライターは年収数百万円は難しいかもしれませんが、月に5万円や10万円なら未経験者でも簡単に稼げる事をご存知ですか?
実は私もつい数ヶ月前までライター未経験者でしたが、今では月に15万円前後稼げるようになりました。
今回の記事では、以下の内容について紹介いたします。
- Webライターで稼ぐ仕組み
- クラウドソーシングサイトの紹介や登録方法
- ライターで稼ぐための方法
- ライター未経験者の私がどうやって月収15万円前後の金額を稼げるようになったのか?
この記事を読むことで、未経験者が月収5万円稼ぐための方法やWebライターが簡単にお金を稼げることがわかります。
今回の記事は、未経験者だけどWebライターに興味がある方や空き時間で手軽にできる副業をしたい人にはぜひ読んでもらいたい内容です。
Webライターとは、Webサイトやブログの記事を執筆する仕事
Webライターとは、依頼者であるクライアントから依頼されてブログの記事やWebサイトの記事の文章を書く仕事です。依頼者ははサイトを運営している企業だけでなく、個人でサイトを運営されている方もいます。
ライターのジャンルについては、芸能などのエンタメ系、商品の紹介などのレビュー記事、グルメや旅行など多岐にわたります。
ここがポイント!!また医療関係やFXなどの投資系・カードローンなどの金融系やコンテンツマーケティングなど専門知識や資格が必要になる分野もあります。
未経験者が月収5万円稼ぐライターになるにはクラウドソーシングを利用する!
未経験者がライターになる方法は2つあります。1つ目は、クラウドソーシングでお仕事を依頼される方法です。クラウドソーシングとは、仕事をしたい人と仕事を頼みたい人の仲介をしてくれるサイトです。
有名なクラウドソーシングサイトは、ランサーズ、クラウドワークス、サグワークスなどがあります。
Webライター未経験者がクラウドソーシングを利用するメリットとデメリットを解説!
ここからはWebライター未経験者がクラウドソーシングを利用するメリットとデメリットについて解説します。月収5万円を稼ぐためにはクラウドソーシングを利用しない手はありません。
- 未経験者でも仕事を探しやすい
- 常にたくさんの新規案件が募集されている
- 月収1万円〜5万円なら簡単に稼げる
- ライター以外にも、エンジニア、テープ起こしなど様々な種類の仕事がある
- 実績が貯まっていくので、仕事の依頼者にアピールしやすい
- 個人間のやりとりも仲介してくれるので、金銭トラブルが起こらない
- 好きな時間に好きな場所で働くことができる(在宅も可能)
- 様々なジャンルの記事を募集している
Webライターというと、経験者でないと応募すらできないと考えている人もいるかもしれません。しかし、未経験者歓迎!、大量募集!、主婦も歓迎!というような案件がたくさん募集されています。
ここがポイント!!むしろ経験者よりも未経験者の募集案件の方が多いぐらいです。また大手のクラウドソーシングサイトはライティング分野だけでも毎日新規の募集が数十件以上あります。
これはすごいことです。大手以外のサイトだと、1日に2,3件しか募集されていないサイトもあるのです。
そして、記事を書いて納品すると、評価をしてもらえます。未経験者の方でも、記事を書き続ければ実績がどんどん貯まっていくので、仕事を依頼したいクライアントの目にとまりやすくなるのです。
その結果、月収1万円〜5万円程度なら比較的早く稼ぐことができます。
さらに在宅で空いた時間にできるライティング依頼が多いのも特徴です。もちろん、中にはそうでないものもあります。例えば商品の購入が必要だったり、取材をしたり、会社に研修を受けにいかないとならない案件も存在します。
- 文字単価の相場が安い
- 信頼できるクライアントかわかりにくい
- 受注した仕事の報酬から手数料を取られるサイトもある。
クラウドソーシングを使うデメリットは、文字単価の相場が安いことです。文字単価について後ほど詳しく説明します。また相手が顔が見えない相手なので、応募するのは、ある程程度評価が高い人に限定しましょう。
仕事を受注する方法で一番稼げるのは直接契約すること!
他にはブログやSNSなどを経由して直接お仕事を依頼される方法もあります。ブログを日々更新して、ライターを募集しているサイトの担当者の目に止まれば、クラウドソーシングよりも高い報酬が期待できます。
また個人でサイトを運営している人から依頼をされる事もあります。
- 文字単価が高いなど条件がよくなる
- しっかりしているクライアントが多いので、報酬の振込日や納品日などきちんと決めてくれる。
- 継続的な依頼が多いので、案件を探す手間が省ける
直接契約の一番のメリットは、文字単価が一気に跳ね上がることです。ここまでくると、1本記事を書くだけで月収5万円を超えることが可能です。
また継続的な依頼が前提なので、依頼された仕事に集中できるため、さらに仕事の質がよくなるでしょう。
- 相手方がお金を支払ってくれないことがある
- 求められる記事のレベルが上がる
- チェックが厳しいことがある
ただし、クラウドソーシングサイトで出会った人と、クラウドソーシングサイト以外の場所で直接取引を結ぶのは禁止されています。直接契約を受けるのは、クラウドソーシング以外で依頼を受けた時だけにしましょう。
実際に、直接取引を結んだら、クライアントに逃げられて、お金を支払ってもらえなかったというケースも多いです。
もうひとつ、直接ライターとして雑誌や出版社に雇ってもらうケースもあります。しかし、この方法は書類選考や面接などの選考が必要で、実績として過去に書いた記事の提出を求められるケースもあるので採用してもらうのは大変です。
このケースは、Webライターとしての実績が多くなったり、直接相手方から記事の執筆を頼まれるぐらいのレベルになってからの話です。
Webライターで月収5万円稼ぐために最低限知っておくこと
Webライターで月収5万円稼ぐためには最低限知っておくことがあります。まずはみなさんが一番気になる報酬です。その際に大事な文字単価の存在について説明します。
Webライターの報酬は文字単価で決まる
Webライターの報酬は文字単価で決まります。例えば以下の案件はクラウドワークスというサイトで募集しているライティングのお仕事の応募要項です。
ここがポイント!!Webライターは、主に依頼内容と真ん中にある文字単価と文字数を見てこの案件に応募するかどうかを決めます。文字単価とは1文字あたりの報酬です。同じ2000文字の記事を書いても0.5円と1円では報酬が違います。
文字単価による報酬の違い
1文字0.5円の場合→2000文字×0.5円=1000円
1文字1円の場合→2000文字×1円=2000円
このように文字単価が高いか低いかによってもらえる報酬が違ってくるのです。もし月収5万円を稼ごうと思ったら、1ヶ月にどれぐらいの文字を書く必要があるでしょうか?
文字単価1円の仕事の場合→5万文字
文字単価0.5円の仕事の場合→10万文字
このように文字単価によって月収5万円を達成するために書かなければならない文字数が大きく違います。つまり月収5万円を早く稼ぐためには、なるべく早く文字単価の高い仕事を受注した方が効率が良いのです。
文字単価が低い案件と高い案件の特徴について解説!
次に文字単価が低い案件と高い案件について表にまとめてみました。文字単価が低い案件は誰でも書きやすいジャンルが多く、文字単価が大き案件は専門的な知識や資格を持っていないと掛けない記事が多いのが特徴です。
文字単価が低い案件と文字単価が高い案件の特徴
文字単価が低い案件 | 文字単価が多い案件 | |
ジャンル | エンタメ系、健康、グルメ、ファッションなど誰でも興味があって書きやすい分野 | 投資、金融(カードローンなど)、医療系、美容、マーケティングなど専門的な知識がないと書けない分野 |
文字単価の幅 | 0.1円〜1円未満 | 1円以上(高いものだと3円や5円も) |
求められる具体的な技術 | 最低限の文章力、文章をまとめる力 | SEOの知識、そのジャンルの専門的な知識や経験、図や画像の挿入や装飾、読みやすい文章が書けるなど |
ここがポイント!!このように文字単価が高ければ高いほど報酬は高いですが、その分必要な知識や技術が増えてきます。
未経験者がライターで月収5万円以上稼げるようになる流れは決まっている
未経験者の方がWebライターで月収5万円以上稼げるようになる流れは決まっています。この流れは、副業として月収5万円前後稼いでいる人だけでなく、ライター1本で稼いでいる人も通る道です。
1.クラウドソーシングサイトに登録する
2.最初は文字単価が0.1円〜1円未満の記事を受注して書く。
3.記事を繰り返し書き続け実績を増やす
4.文字単価1円以上の記事を受注できるようになる
5.実績が増えると、単価が2円以上の仕事をもらえたり、逆に記事の作成を依頼(スカウト)されるようになる。
ここがポイント!!まずは仕事を受注して実績を積むことが大事です。最初から特定の分野の知識があれば別ですが、まずは文字単価が安くてもWebライターという仕事に慣れるために仕事を受注しましょう。
月収5万円前後なら3番や4番の段階で達成できます。そして、Webライター1本でサラリーマンの月収ぐらい稼げるようになれば、以下のように稼ぎ方が広がります。
ライターとして稼げるようになる頃には多くの実績ができています。そのままクラウドワークスで稼ぎ続ける人もいますが、他の道もひらけます。
例えば、日々のライティング依頼をこなしながら、個人ブログやSNSに記事を書いたり実績を載せるなどしていると、「うちのサイトで記事を書きませんか」とスカウトされることもあります。
このようなケースは、文字単価が3円、5円など高額な単価での依頼も増え、クラウドソーシングサイトから手数料を取られない分、さらに報酬が上がります。
また、ライティングの実績を積んでことで、人から読まれる文章を書く技術も上がっているので、自分でアフィリエイトサイトやPVサイトを立ち上げて収入を得る人もいます。
その他にも、ライターの経験を生かして、ライターの方に仕事を依頼するディレクターになる方もいます。
このようにwebライターとして実績を積んでいけば、様々な道を選択できるのです。
Webライターで稼いでいる人の多くが最初はクラウドソーシングの仕事から始めている
ちなみに、雑誌などに取り上げられるWebライターの多くは、最初はクラウドソーシングからしか仕事を受注できていませんが、次第に文字単価が高い直接契約が増えていきます。
ここがポイント!!そして、受注した仕事の9割近くが直接契約の仕事になるそうです。つまりWebライター1本で稼ぐためには、クラウドソーシングサイトからの受注だけでは厳しいです。
なぜならクラウドソーシングサイトでは、文字単価が5円以上の記事の依頼は少ないからです。またクラウドソーシングサイトでは報酬の最大20%の手数料が取られるので、明らかに直接契約の方が稼げるのです。
クラウドソーシングサイトはあくまで未経験者や初心者が実績を積んだり、副業目的でライターなどをするのに向いている場所です。
あえて、低単価の案件で大量に量をこなすという方法もあり!
ここまでの説明では高単価の案件ほど報酬が稼ぎやすく効率が良いと説明してきましたが、必ずしもそうとは限りません。
文字単価が低くても、自分の興味のあるジャンルで、大量に数10記事〜数100記事を書きあげられるなら、無理に高単価の案件を狙う必要がありません。
とはいえ、文字単価が0.2円や0.3円ではあまりにも効率が低いので最低でも0.5円の仕事を受注しましょう。文字単価0.5円前後の仕事は未経験者でも受注しやすいのでおすすめです。
ここがポイント!!私の知っている主婦のある方は、文字単価0.5円の仕事だけで月収20万円を稼いだ人もいます。つまり1ヶ月で40万文字も書いたということです。
初心者歓迎や大量募集の仕事はマニュアルが完備されていることが多いので、一度慣れればハイペースで納品が可能です。したがって、月収5万円なら量をこなせば無理をしなくても稼ぐことができます。
ライターで稼ぐ事は本当は簡単!
(画像引用元:クラウドワークス2016年9月期決算説明会資料http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80447/5dd161a1/a25f/4271/a21f/1669851e72f7/20160209191009022s.pdf)
みなさんの中には副業としてライターをすることについて難しいと感じている人が多いかもしれません。そもそもなぜクラウドソーシングでそのような事が言われているのでしょうか?
上の画像は少し古いですが2016年にクラウドソーシング大手のクラウドワークスという会社が発表した2015年9月期第1四半期決算説明資料の一部です。
この資料の中で月収20万円を超えているクラウドワーカーが登録者数80万人の中で111人だけしかいないことが明らかになりました。
そして、111人の方の稼いでいる職種の割合もあり、ライター業は3.6%のみです。111人の3.6%は4人です。つまり80万人中4人しかまともに稼いでいるライターがいないことになります。
この事実だけを見れば「クラウドワークスは稼げない」、「ライターは稼げない」と思うかもしれませんが、それは違います。この資料を見る際に以下の事実を押さえておかなければいけません。
クラウドソーシングで毎月20万円以上稼いでいる人が少ないのには理由がある
- 毎月月収20万円以上稼いでいるライターは、クラウドソーシング会社よりも直接契約をしているライターが多い。
- クラウドソーシング会社に登録している人は、そこで受注した仕事を本業にする人よりも、副業的な意味で登録をしている人が多い。
その証拠にクラウドワークスは、クラウドワークスを通して働いている人3000人(専門的なエンジニアなどは除く)に対して以下の点のアンケート実施しています。(一部引用元:クラウドワークス公式ホームページhttps://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZH6XP+4DRW36+2OM2+TRVYQ/articles/5946/)
(画像引用元:クラウドワークス公式ホームページhttps://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZH6XP+4DRW36+2OM2+TRVYQ/articles/5946/)
それによると働いている人のほとんどが、主婦や正社員などが副業としてやっているケースが多い事がわかります。パート・アルバイトや学生の方も学業やアルバイトの合間にクラウドワークスで仕事をしていることがわかります。
ここがポイント!!このように、本業としてクラウドワークスを使っている人は多くありません。あくまで空き時間を有効的に活用したり、収入を増やすために副業として行う人が多いのです。
8割以上の人が副業としてクラウドワークスを利用しているとなると、正社員並みの月収20万円を稼ぐのは大変な事です。
このアンケートでは、実際に利用者が毎月稼ぎたい金額についても調査しており、毎月の希望する月収金額が5万円以下の人が6割、10万円以下の人が87%にものぼる結果となりました。
つまり、クラウドソーシングは全く稼げないわけではありません。クラウドソーシングをしたけど継続力がなかった人や、そもそも毎月20万円も稼ぐ気がないというだけなのです。
今回の記事は月収5万円を稼ぐための解説をしていますが、もちろん時間が多くあれば、月収20万円も不可能ではありません。
月収5万円稼ぐライターになるために必要な技術
月収5万円稼ぐWebライターになるために必要な技術とは何でしょうか?ライターさんによって考え方は違うと思いますが、文章力、営業力、相手のニーズ(要望)をつかむ能力、リサーチ力(情報収集)、構成力は必要です。
文章力は相手が読みやすい文章を書くこと
ライターといえども、文章を書くライターなわけですから、まず文章力は必要ですね。具体的に文章力とは以下のような点です。
ライターに不可欠な文章力とは?
- 正しい日本語を書く能力
- 誤字脱字がないこと
- 難しい専門用語を相手が理解しやすいように伝える能力
ここがポイント!!またこの文章力には、サイトの訪問者に最後まで書いた記事を読んでもらう能力も含まれます。
せっかく質の良い内容でも、専門用語が多くてわかりにくかったら読みにくいです。読者に伝わるような単語や文章を使うことが大切です。
営業力とは依頼者に提案をする能力
営業力とは、仕事の受注するために提案する能力、単価を上げてもらうための交渉力、「こんな文章にした方が相手に伝わりますよ」など、自らクライアントに提案できる能力のことです。
ここがポイント!!仕事を受注するために、クラウドソーシングサイトだけではなくTwitterや他のライター募集掲示板などで直接営業する力があれば、早い段階で稼げます。
文字単価を上げてもらうのは勇気がいりますが、「文字単価を上げてください!」という頼み方ではなく、「文字単価を上げることを検討していただけませんか?」というように依頼をすれば、文字単価が上がる可能性は高いです。
相手が何を求めているのかがわかれば記事が書きやすくなる!
そして、相手が何を知りたいのか想像する能力はとても大事です。これがわかればとても楽に記事を書けるようになります。この能力は特に2つの場面で必要です。
1つ目はクライアントがこの記事を書いて欲しい目的が何なのか知ることです。
クライアントがあなたに記事を書いてもらう目的とは?
- サイトの訪問者を増やしたいから?
- 特定の商品を購入して欲しいから?
これはとても大事です。わからなければ記事を書く前にクライアントにぜひ聞いてください。例えば、依頼者はこの美容品のレビュー記事を書いてもらって、自分のサイトから紹介した美容品を購入して欲しいと考えています。
その場合、Webライターはその商品のメリットや使い方、実際に使った感想を記事にすれば依頼者は喜んでくれます。
しかし、もしあなたがその美容品の悪いところばかりアピールして、他の美容品ばかりおすすめするような記事を書いてしまうと依頼者は「この人には二度と頼まない」ということになります。
ここがポイント!!つまり自分の思っていることだけをただ書くのではなく、まずは依頼者が何を求めているのかを考えて記事を書かなければならないのです。
2つ目は、そのキーワードを検索した人が何を知りたくて検索をしたのか知ることです。
ライティングの依頼を受ける際に、このような依頼を受けることがよくあります。
【お金 稼ぐ】で検索した時に、検索上位にくるような記事を書いてください。
この時に、あなたは何を想像しますか?
○検索した人は、稼ぐというより、お金がないからすぐに楽してお金が欲しいだけで、とにかくお金を早く手に入れたいのだな。
○お金を稼ぐためにアルバイトをすれば良いのは知っているけど、どのアルバイトが良いのかわからなくて不安な人かもしれません。
△検索すした人は、お金を稼ぐ方法を知りたいんだなぁ。
ここがポイント!!このように相手がそのキーワードを検索した意図を探して、そのような方の悩みを解消する記事を書けば、読んだ人は得する気分になります。
なお、検索意図を簡単に探す方法については簡単な方法があるので後述します。
リサーチ力は記事を書くときに一番時間が掛かる作業!
次にリサーチ力について説明します。実は、ライティングをする上で一番時間が掛かるのが情報を集めるリサーチの時間です。
いくらタイピング速度が早くて1時間に2000文字を打つ能力があっても、リサーチに時間が掛けすぎると、1時間に打てる文字は少なくなってしまいます。
リサーチ力は月収5万円を稼ぐ上でとても大事な能力です。
情報というのは探せば探すほど出てくるので、調べてばかりでは時間がいくらあっても足りません。
ここがポイント!!大事なのは記事を書くにあたって、どの情報を残して、どの情報を捨てるかの判断です。その際に情報を残すか捨てるかの判断方法が、自分の書いた記事に検索してきた人が何を求めているかという点です。
例えば、主婦に向けて書いた副業の記事なのに、女性にきつい体力仕事を副業として紹介するのはよくありません。
主婦の方は空き時間でも稼げる副業を探していることが多いので、覆面調査やWebライター、投資などの副業について紹介する方が明らかに食いつきが良いです。
情報収集をして、どの情報を捨てて、どの情報を残せば良いかがわかれば時間をあまり書けずに記事を書くことができます。
記事の構成を考える仕事は最初にやるべきこと!
次に構成力について説明します。記事の文章を書く前に文章の骨組みを決めてしまうのが構成力です。Webライターとしてかけだしの頃は、いきなり何も考えずに文章を書く人が多いです。
この記事はどんな人に向けて書きたいのか?タイトルや見出しはどんな内容にして、順番はどうするのか?文章量は、どこを多くして、どこは少なくするのかという点を最初に決めるのです。
ここがポイント!!構成をすることで、だらだらと文章が長くなったり、話が脱線することが少なくなるため、記事を書く時間を少なくすることができます。
必ずしもこの順番で行うとは限りません。しかし、月収5万円以上を稼ぎたいのなら、いきなり文章を書くのではなく、構成を考えてから文章を書き始めることをおすすめします。
検索意図を簡単に知る方法はGoogle検索で簡単にわかる!
ライティングを始めたばかりの方が、検索者の検索意図を知る方法は簡単です。それはGoogle先生に聞くことです。
Googleでキーワードを検索して、出たページの一番下にある赤く囲った部分が関連キーワードです。
ここがポイント!!他にもキーワードの検索意図を知る方法はありますが、少し複雑です。最初はこの方法で検索をする人が何について知りたいのか把握しましょう。
今回は「大阪 たこ焼き」について検索しました。出てきた一部の検索意図について私なりにまとめると以下のようになります。
「大阪 たこ焼き」で検索した人の検索意図の例
大阪 たこ焼き ランキング 2018 | 大阪の2018年に人気のあるたこ焼き屋を知りたいのかな? |
大阪 たこ焼き 道頓堀 | 大阪の道頓堀にあるたこ焼き屋を探しているのかな? |
大阪 たこ焼き 安い | 大阪のたこ焼き屋で安く食べられる店を探しているのかな? |
大阪 たこ焼き 梅田 | 大阪の梅田にあるたこ焼き屋を探しているのかな?梅田は新幹線の新大阪駅から近いから、旅行や出張の帰りに食べられる店を探しているのかな? |
大阪 たこ焼き 食べログ | 食べログで高評価を得ている大阪のたこ焼き屋を探しているのかな? |
大阪 たこ焼きミュージアム | 大阪のたこ焼きミュージアムはどんなところかな?どこにあるのかな? |
大阪 たこ焼き くくる | 大阪のたこ焼き屋のくくるはどんな店なのかな?雑誌で有名だけどどんな店なのか? |
ここがポイント!!このように簡単に検索意図を調べることができます。大事なのは、検索する人の気持ちになって考えてみることです。
これらの5つの能力は難しそうと感じるかもしれません。私も最初はいろいろ大切なことがって大変そうだなと思っていましたが、いざやり始めると慣れてきました。
まずはこれらの能力の一つだけでも磨いていくことが月収5万円を稼ぐための近道です。
おすすめのクラウドソーシングサイトはランサーズやクラウドワークス!
(画像引用元:ランサーズ公式ホームページ)
この2社はクラウドソーシングサイトの中でも大手企業で案件数も圧倒的に多いので、仕事に困ることがありません。
ただし、難点は仕事を受注した場合手数料を取られる点です。例えば、ランサーズかクラウドワークスで1記事5000円の記事書いた場合、手数料20%を引いた4000円が報酬です。
月に数万円稼いでいる人からすれば、手数料20%は結構厳しいです。1ヶ月に50000円を稼いでも、もらえる金額は40000円なので、手数料だけで10000円引かれます。
手数料が気になる方はサグーワークスというクラウドソーシングサイトがあります。サグーワークスは手数料が0円です。
またゴールドライターまでは文字単価が1円未満の仕事しか受注できませんが、テストに合格してプラチナライターになれば1文字1円以上の仕事を受注できるようになります。
ただし、前述した大手2社に比べると、案件の数が少ないので、メインの会社ではなく、サブ的な役割として利用することをおすすめします。
大手クラウドソーシングサイトを比較
ランサーズ | クラウドワークス | サグーワークス | |
案件数※1 | 68万件 | 71万件 | 1日10件〜数十件+@※2 |
会員数 | 100万人以上 | 232.9万人 | 20万人 |
仕事が成立した場合の手数料(金額が20万超の部分) | 5% | 5% | 無料 |
金額が10万円〜20万円の部分 | 10% | 10% | 無料 |
金額が10万円以下の部分 | 20% | 20% | 無料 |
特徴 | 業界NO.1のクラウドソーシングサイトです。案件はとても多く、低い文字単価の仕事〜1文字5円の高単価案件まで揃っています。プロジェクトだけでなく、コンペやタスクといった方式もあります。 | 業界NO.2のクラウドソーシングサイトです。案件も多く、低い文字単価の仕事〜1文字3円の高単価案件まで揃っています。プロジェクトだけでなく、コンペやタスクといった方式もあります。 | ライティング案件に特化しているが案件は少なめ。短期間で少ない文字の仕事が多い。テストを受けてプラチナライターになれば、1文字1円以上の高単価案件の仕事ができるようになる。テストは何度でも受けられ、いつでも受けられます。 |
仕事の検索しやすさ | 文字単価別や文字数など細かい条件でも検索ができるので便利 | とても見やすいページですが、文字単価で検索するのが少し不便。 | 簡単だが、文字数が少し小さくて見えにくい |
報酬を出金するときの利便性 | ①1000円以上で自動的に出金 ②自動的に繰越 | ①1000円を超えたら自動的に出金可能(毎月2回まで) ②50000円を超えたら自動的に出金可能(毎月2回まで) ③自動的に繰越 ④好きなタイミングで3営業日以内に出金できる。手数料が3.5%掛かります。 | ①現金への交換は1000ポイントから交換可能で1日以内に振込 ②ドットマネーへの交換は500ポイントから交換可能で即日交換されます ③Amazonギフト券への交換は3000ポイントから可能で7日前後掛かります。 |
クラウドソーシングを使うときの注意点
クラウドソーシング会社を使うときには一つに絞った方が良いです。その理由について今から説明します。
月収5万円を稼ぐためにはメインのクラウドソーシング会社は一つに絞った方がいい!
まずクラウドソーシング会社は、複数登録しても構いません。登録は無料ですし、クラウドソーシング会社によって募集している案件が違うからです。
しかし、数ヶ月以内に月収5万円を稼ぎたいと考えているなら、メインで使うサイトは一つに絞った方が良いです。
なぜなら、一つにまとめた方が実績の件数が大きくなりますし、クラウドワークスやランサーズでは、以下の条件を満たして入れば、プロ認定を受けることができるからです。
プロ認定を受ければ、依頼者がライターを探すときに、あなたのプロフィールが表示されやすくなるのです。
ここがポイント!!実際にクラウドワークスではプロクラウドワーカーを受けた人は、プロ認定を受ける前と比べて契約金額が19%アップし、契約単価も42%アップしています。
例えばクラウドワークスでは以下の条件を満たせばプロクラウドワーカーになれます。
(画像引用元:クラウドワークス公式ホームページ)
実績が上がってプロ認定を受ければ、こちらから新規案件に応募しなくても依頼者からスカウトが増えます。ただし、3ヶ月ごとの更新なので、一度プロ認定をされたら永遠にその称号がつくわけではありません。
クラウドワークスの登録方法を画像付きで解説!
ここからは、大手クラウドソーシングサイトであるクラウドワークスを例に登録方法について解説します。まずはクラウドワークスの公式ホームページに行きます。
1.すると下記のようなページが出てくるので真ん中の会員登録をするボタンを押します。
(画像引用元:クラウドワークス公式ホームページ)
2.メールアドレスで会員登録する画面になるので、メールアドレスを記入し、会員登録をします。なお、FacebookやYahoo!IDでも会員登録が可能です。
3.以下のようなメールがくるので青いリンクをクリックします。
4.次のような画面になるので必要事項を記入します。主な利用法については仕事を受注するを選択してください。あとは、住所を入力し、登録が完了です。
私がわずか5ヶ月で月収15万円稼げるようになった体験談!
ここからは私がどうやって5ヶ月で15万円以上稼げるようになったのか体験談を話します。私は2018年の6月末に大手のクラウドソーシングサイトであるクラウドワークスに登録をしました。
他のランサーズやサグーワークスにも登録だけはしましたが、現在でもクラウドワークスに絞ってWebライターをしています。
ここからはライター未経験の私が1ヶ月目からどのような形で月収15万円以上を稼げるようになったのか説明します。
主な仕事状況や能力
- 在宅で仕事(デスクワークとたまに出張)10:00〜17:00
- タイピング速度:1時間あたり1500文字(リサーチ時間含めて)
- 1日のWebライターとしての作業時間:平均3時間(週5.6日ぐらい)
- 月間平均労働時間:70時間前後
- 得意ジャンル:FXなど投資関係
1ヶ月目で運良く得意ジャンルのFX系記事を書かせていただいた
上の表を見ればわかりますが、私も最初の1ヶ月は1万円さえ稼ぐ事ができませんでした。初めてのWebライターをさせていただいたのは、初心者歓迎の芸能関係のまとめ記事の仕事です。
文字単価が0.5円で4000文字で2000円の報酬がもらえる仕事でした。運が良かったのは、その後すぐに得意ジャンルであるFX関係の記事の受注ができた事です。
もともと私はFXの経験が5年ほどあったので、投資や金融関係のライターに特化しようかと考えていました。
ただ、最初は提案のやり方もわからず、応募してもテストライティングにさえ進めない状況でした。なぜなら実績がなかったからです。
依頼する相手の立場になればわかりますが、1件でも実績がある人と全く仕事を受注した事がない人でも全然与える印象が違うのです。そこで、まずは得意ではないですが、初心者歓迎の芸能関係の仕事に応募しました。
このように初心者歓迎!や専業主婦歓迎と応募要綱に書かれてある仕事を最初に選ぶのは、いくつかメリットがあります。
- 実績を積む事ができる
- マニュアルがしっかりしているので、書きながらライティング能力をつけることができる
- 単価は安いが、やればやるほど報酬がもらえる。
初めての仕事を受注し納品した後、芸能系の記事を書きながらも、FX系の記事を探し応募するとすぐに受注する事ができました。そしてテストラティングを経て、無事継続的な案件を獲得できたのです。
2ヶ月目で月収5万円稼げるようになり、少しずつ記事の契約をしてもらえるようになった!
1本受注したあとは難しくありません。なぜなら実績があるからです。実績を提案時に一緒に添えて提出すれば、クライアントの方も、「これぐらいのレベルの記事を書けるならぜひ契約したい」となります。
ここがポイント!!私がライターの仕事を続けていく上で気をつけたのは、なるべく継続案件にした事です。
継続案件の契約になった場合、今回の記事の質がよければ毎月継続して記事を執筆する事ができます。すると、わざわざ新規の仕事を探さなくても安定的に仕事が増え、収入も増えていくのです。
そのため、私は応募時に、必ず継続して依頼をする可能性のある仕事にしか手を出しませんでした。単発での仕事になると、良い記事を書いたとしても、実績にはなりますが、仕事の保証がないですからね。
もちろん、継続案件の仕事をしながらも、新規の仕事の応募は続けていました。最初は1週間で2本同時しか記事を書いていませんでしたが、慣れてくると3,4本同時に記事を書く事もできます。
仕事が安定してくると文章を打つスピードだけでなく、ライティングをする能力や画像や装飾を入れたりなどの技術も身についています。
ここがポイント!!私の場合は、仕事をいただいた方がマニュアルを用意されている方も多いので、わりとすぐに文章に対して苦手意識がなくなってきました。
一番最初の仕事は0.5円でしたが、2件目のFXの記事以降は1円以上でしか仕事を受けていません。早くも開始3ヶ月目で初めて月収が10万円を超えました。
5ヶ月目で初めて月収15万円を稼げた!
5ヶ月目になると、長めの記事を書かせていただけるようになりました。1本で10万円前後の記事です。記事自体は長文を書いたので時間は掛かりましたが、やりがいを感じましたね。
ライターをやっていて嬉しいのはクライアントの方に喜んでいただけた時です。
このままのペースで一気に収入を増やす事も考えましたが、私はガツガツ稼ぐよりも自分のペースで稼ぐことを選びました。日々の本業もありますし、他にもやりたい事があります。
ライティングを始めてからの仕事の受注状況と報酬の推移
書いた記事の本数とジャンル | 1ヶ月の報酬 | |
1ヶ月目(6月) | 3本(FX記事2本とエンタメ1記事) | 8000円 |
2ヶ月目(7月) | 10本(FX記事6本とエンタメ記事4本) | 52000円 |
3ヶ月目(8月) | 12本(FX記事7本、カードローン記事4本、エンタメ記事1本) | 102000円 |
4ヶ月目(9月) | 10本(FX記事4本、カードローン記事5本、その他記事1本) | 85000円 |
5ヶ月目(10月) | 7本(お金系記事4本、その他記事3本) | 170000円 |
6ヶ月目(11月) | 13本(FX記事7本、お金系記事3本、エンタメ記事1本、その他記事2本) | 142000円 |
※文字数×単価×書いた本数=報酬ではないのは、テストライティングと、報酬が固定報酬制の案件もあるからです。
私の場合は、以下の点を特に重視したので、早く稼げるようになりました。
ここがポイント!!
- 継続して仕事を受注できる案件にしか手を出さなかったこと
- FXやお金関連などの専門分野に特化して記事を書いたこと
ちなみに、もし得意なジャンルがない人は、まずは自分の興味のあるジャンルから初めると良いです。
最初は勝手がわからなくても、次第にリサーチに掛かる時間が短いジャンルや書いていて楽しいジャンルがわかってきます。
ライターで月収5万円稼ぐのは簡単!続けることが大事です
いかがだったでしょうか?「ライターはほとんどの人が稼げないから私には無理だ」と思っていた方も実はそうではないことに気づけたのではないでしょうか?
現代はインターネットでライターに関する色々な情報があります。私は、前述したように、記事を書く分野を絞ったり、継続案件だけ受注しましたが、Twitterやブログなどで情報を仕入れるものおすすめです。
実際に稼いでいる人の情報はとても参考になりますし、同じようにライターとして稼いでいる人がいると思ったら一人ではないということにも気づけます。
まずは、色々勉強してからではなく、まずはクラウドソーシングサイトでWebライターとしてデビューしてみましょう!続けていれば思った以上に稼げるようになります。