
10月13日放送のがっちりマンデーでは、評論家の森永卓郎さんとお笑い芸人のテツandトモさんをゲストに迎え、東京ビックサイトで行われているさまざまな展示会が特集されていた。
東京ビックサイトで開かれていた展示会は、「メモリアルストーンショー」「エンディング産業展」「寺社設備産業展」の3つの展示会だ。
今週のがっちりマンデーでは、今後注目を浴びるであろう「未来の儲かる原石」に迫る。
東京ビックサイトで開催される「3つの展示会」とは?
東京ビックサイトでは、「メモリアルストーンショー」「エンディング産業展」「寺社設備産業展」の3つの展示会が同時で開催されている。
メモリアルストーンショーは8月で第4回目の開催となり、墓石や記念石・庭石、石材加工設備などの展示会を行っており、エンディング産業展は葬儀・埋葬・供養に関する設備・機器などのエンディング産業に関する専門展示会だ。
寺社設備産業展は、寺社の維持のためのパートナーリングや神社や仏閣をこの先に残すためのノウハウの伝授などを行っている。
前回の開催は2019年8月20日(水)~22日(金)の3日間開催され、訪れた来場者は次のようになった。
■総合来場者数
8月20日(水) 曇り | 8月21日(木) 曇り | 8月22日(金) 曇り | 合計 |
8,145名 | 7,092名 | 6,845名 | 22,082名 |
コアな展示会なのかと思いきや来場者は2万人を超えている。
この展示会に訪れていたのは住職やお坊さんなどの同業者の訪問が多いようだ。
次回は11月18日(水)~20日(金)の3日間に東京ビックサイトで開催される予定となっている。
お墓の水アカ落としに「汚れとりとり棒」
東京ビッグサイトで注目を集めていたのは、墓掃除に役立ちそうな“ある棒”であった。
墓参りをする人にとって、墓の掃除はつきもの。
長年きちんと手入れをしていても、雨風にさられる場所にある墓が水アカで汚れてしまうという悩みを持つ人は少なくはないであろう。
東京ビックサイトで開催されていた展示会でひときわ注目を集めていたのは、fa-arrow-circle-rightセイワ株式会社の販売する「お墓の水アカ落とし 汚れとりとり棒」だ。
楽天ショップなどで購入できる「お墓の水アカ落とし 汚れとりとり棒」は4,300円で購入できる。
この棒の何がスゴいのかと言うと、洗剤も使わずに水だけでお墓にこびりついた水アカがみるみる取れるという性能だ。
しかも、力を入れることなく軽い力で汚れを落とすことができるので、大切なお墓を傷つけることもない。
その理由は汚れとり棒の先端はガラス樹脂でてきており、水アカよりも硬く、墓石よりも柔らかいことだそう。
販売タイプは、先端が板状になっているためキワや隅の汚れ落としに向いたタイプと先端が半円状になっているため曲目にも使える幅広タイプの2種類がある。
最近は墓の遠方に住んでいる人が多いので、墓掃除の代行サービスも行っている。
利用料金は1回7万円で、移動時間や移動料金、手間を考えると割安だとサービスを申し込む人が増えている。
料理は写真映えが命!“美味しい料理を撮る方法”とは?
SNSなどが発達し、情報社会となっている現代ではお店のホームページやSNSには、PR写真のアップは欠かせない。
グルメサイトであるfa-arrow-circle-right食ベログやfa-arrow-circle-rightホットペッパーグルメでもPR写真によってお客の反応や売り上げが変化すると言われている。
そんな中、東京ビックサイトで8月27日から29日の3日間開催された「外食ビジネスウィーク」では、“美味しい料理を撮る会社”が出店されていた。
出展していたのは大手メーカーのパッケージ写真やグランドメニューの撮影を行っているfa-arrow-circle-right株式会社バックスだ。
料理を美味しく撮るノウハウを持っているバックスに料理の撮影を頼むと、代金は1回30万円。
業界の中では格安なのにいい仕事をしてくれると申し込みが殺到しているという。
バックスの社員によると、現在の売上は4年前と比べて体感でもおよそ10倍になっているという。
株式会社バックスは、SNSやホームページでも必須となっている料理写真で「がっちり」している企業であった。
「がっちりマンデー」の撮影班と「バックス」では、どちらが美味しく撮れるか?
バックスの写真撮影には手間がかかっており、抜群に「美味しい料理」写真を撮影する。
しかし、がっちりマンデーの撮影班も撮影のプロだ。
どちらの方が「美味しい料理」の動画を撮れるのかを対決していた。
実際に撮影された動画を見てみると、同じラーメンを撮影してもその違いは一目瞭然。
バックスの撮影では、麺が箸からすべり落ちないように“ 入れ歯安定剤”で固定していた。
また、麺が均等な感覚で箸に乗るように、1本1本を伸ばして固定しているのだ。
ここまで徹底的にこだわって撮影されたバックスの撮影が人気なのも頷ける。
まるで「炭火焼き」のような味わいになるガスバーナー
展示会の主催者からイチオシの企業が出店しているとの声があった。
そのブースに訪れると黒い丸い塊が販売されていた。
この「AMGHバーナー」はガスバーナーの先端に取り付けて肉を炙るだけで、まるで炭火焼きかのような味わいを楽しめる。
実際に市販のバーナーで炙った肉とAMGHバーナーで炙った肉を食べ比べるとその違いは歴然。
AMGHバーナーは東京の高級店でも既に取り扱われており、今後市場に広まっていくといわれてる期待の商品だ。
水をどんどん吸い込む「魔法の石」とは?
展示会では、客の間で話題になった人気のブースがあった。
なんと「水を吸い込む石」が展示されているという。
石はセラミックでできており、セラミックスに穴を開け、植物の種を入れて水を注ぐだけで簡単に植物の栽培ができる。
さらに、セラミックスが誕生秘話が驚きだ。
小松マテーレ株式会社では、工場で大量の泥が出ることを問題としていた。
そこで、工場から出る土と粘土、能登の粘土鉄を1000℃で焼き上げてみようと考えたのである。
そこで誕生したのが、セラミックスだ。
ある1つのアイデアから生まれたアイデア商品。
今後もさらに新たながっちりの原石が生まれる。
その中にはあなたのアイデアから生まれる「がっちり」があるかもしれない。