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【5分で読める本要約】上念司|誰も教えてくれなかった、金持ちになるための濃ゆい理論
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人生の悩みの9割はお金で解決できる、こと言われてあなたはどのように感じたでしょうか。

人生はもっと大切なことがあるに決まっているだろう、と反論する人もいるでしょう。

しかし、そう反論する人でもお金が私たちの生活の土台を支えているということ、お金がなければ私たちは生活することができないからお金は大切なものの一つであるということについては同意せざるを得ないでしょう。

お金が全てではないかもしれませんが、何をするにもお金は必要でございます。その現実はどれだけ否定したところで変わりようがありません。

しかし、問題なのは私たちの生活の土台にある大切なお金について、私たちは正式な教育を受けていないということでございます。

お金についてよく知らないまま私たちは社会に放り出され、お金について知らないばかりに様々な損をしたり誰かに搾取されたりしています。

そんな搾取される側に立たないために私たちはお金についてある程度自分で勉強しなければいけないんです。

今回は経済評論家、上念司さんの最新刊、"誰も教えてくれなかった 金持ちになるためのk濃ゆい理論"を要約して行きます。

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人生の悩みの9割はお金で解決できる

筆者はまずこの本の冒頭で人生の悩みの9割はお金で解決できると主張しております。

1割、絶対に解決できない問題もあるんですが、9割解決できれば多くの人が満足するでしょう。例えば、次のような悩みがあったとしましょう。

  • 美味しいものが食べたい
  • 海外旅行へ行きたい
  • 家が欲しい車が欲しい
  • 学校へ帰りたい
  • 仕事をしたくない
  • 家事をしたくない

私たちの人生というのはこの手の即物的な悩みで溢れております。

まさに煩悩でございます。

でも、その大半はお金で解決ができそうです。美味しいものを食べたければ、高いレストランに行けば高い確率でその願いは叶うでしょう。

家や車も同様ですが、高い家や車を買えば高い確率で満足できるのではないでしょうか。学校へ行きたい人は仕事を休むこととセットになりますが、それもお金さえあれば可能です。

家事もお金さえあれば様々な家事サービス会社を使えますし、ホテルで暮らすことだってできるでしょう。

さらに私たちが最も悩みを抱えやすいのが仕事ではないでしょうか。仕事に行くのが楽しくてたまらない、仕事が好きだ、なんて人はあまりいないでしょう。

できることなら仕事なんてせずに自分の時間を自由に使い、人生を自由に生きたいと願う人がほとんどだと思われます。

しかし、私たちは生きていくために生活費を稼がなければならないんです。生活費を稼ぐために飯を食うために嫌々働いているという人も多いでしょう。

そんな人たちにとっては仕事そのものが悩みの種でありますし、仕事上で発生する人間関係といったものも大きな悩みのタネになります。

いくら理不尽な上司がいようと仕事を辞めてしまえば、生活費を稼ぐことができないんですから、理不尽な羞恥にも耐えるしかありません。しかしお金があればどうでしょうか。

仕事をしなくてもいいだろうし、理不尽な上司とか、言うことを聞かない部下などといったわずらわしい人間関係を切り捨てることができるでしょう。

このように考えれば確かに人生の悩みの9割はお金で解決できそうであります。しかし、めでたしめでたしとはならないんです。

確かに、お金でほとんどの悩みは取り除くことができます。

しかし、それで幸福になれるわけではないんです。お金で簡単に解決できてしまうからこそ実はそのことによって得られる幸福が長続きしないという面もあるんです。

逆に解決できない1割の問題はお金でどうにもならないからこそ幸福も長続きするんです。

経済学者でコーネル大学教授のロバート・フランクは、他人との比較によって得られる財を「地位財」、他人との比較とは関係なく満足が得られる財のことを「非地位財」定義しました。

地位財はお金・社会的地位・物などでございます。非地位財は健康・自主性・社会への帰属意識・良質な環境・自由・愛情などが挙げらあげられます。

1番の違いは地位財による幸福は長続きしないのに対し、非地位財による幸福は長続きするということであります。

高級車を手に入れるとその瞬間はうれしいかもしれませんし、きっと自慢したいでしょうが多くの場合やがて幸せは薄れ、また別の車が欲しいと思うようになるんです。

お金・地位・物を得ることによって得られる優越感は儚いものなんですね。

しかも自慢されて嬉しい人などいませんから、あまり自慢ばかりしていると友達をなくしてしまいます。自慢は幸せにはつながらないと言うべきでございましょう。

一方、好きな人とドライブに行った思い出は非地位財でございます。この非地位財は一生ものになり得ます。

こう言うと結局、非地位財が幸福につながり、いくらブランド品などの地位財を手に入れても幸せにはなれないのならば結局お金は、そんなに大事じゃないのではないか、そう思う人がいるかもしれません。

ただ、ここで勘違いして欲しくないんです。非地位財だからといってお金の力なしにタダで手に入るわけではないということであります。

むしろ非地位財は小さいよりもずっと金食い虫になる場合があるんです。例えば、学生時代に仲の良かった友達ともう一度あの頃楽しかった時代のように大人になっても一緒に時間を過ごしたいという願いがあったとしましょうか。

しかし、現実問題お金がなければみんな働かなくてはいけないし、仕事によって住む場所も決められてしまいます。そうなってくると仲の良かった学生時代の友人は全国に散らばってしまい、仕事をしているから休みだってあまりにないわけですから、なかなか皆が集合できるなんていう状況は作れないでしょう。

こうして本当に大切な人間関係さえもお金がなく、日々の仕事に忙殺されていると徐々に色あせてしまいます。筆者も同じような悩みに勅命していたそうです。

学生時代は仲の良い友人に恵まれてめちゃくちゃ楽しかった。しかし、就職してしまったからみんなバラバラになってとてもつまらない日常になってしまった。

「学生時代にめちゃくちゃ楽しかったな」「あいつらともう一度同じ時を過ごしたいな」しかし、みんなバラバラに働いていて集まることもままならない。

それならば俺がもっとお金を稼いで、例えば会社を作ってみんなを雇えば良いのではないか。そうすれば学生時代のように仲の良かった友人に囲まれて同じ日々を過ごすことができるのではないか。

そして、実際に筆者は会社を立ち上げ学生時代の後輩などを雇ったり取引先にしてもう一度楽しかったあの学生時代を取り戻したそうです。

このように考えれば本当に大切な人間関係という非地位財もお金があれば取り戻すことができるということが分かるでしょう。

健康・自主性・社会への帰属意識・良質な環境・自由・愛情といった非地位財を手に入れるためにはお金が必要な場合も多いんです。

お金がないからこれらのものにアクセスする道が塞がれているという可能性も高いんです。思い返してみてください。

なぜあなたは昔仲良かったあの人と今会うことができないのでしょうか。

それは生活費を稼ぐために仕事をしなければならない、そのためその場所が別々になって休みも取れなくなって年末に実家に帰省した時にしか年に一回しか会えなくなってしまった。その結果、LINEなどもしなくなってどんどん疎遠になってしまったこういうパターンが結構あると思うんです。

大切な恋人と多くの時間を過ごしたいという願いがあっても、共働きで二人とも仕事が忙しければなかなか叶えることは出来ません。

しかし、お金があって2人とも仕事をする必要がなければずっと一緒にいられるでしょう。愛情や良質な人間関係といったものがお金で手に入るとまでは言いませんが、お金があれば手に入りやすくなる、ということはしっかりと覚えておく必要があると思いました。

何よりも大切なことは自分の欲望の本質を見極めることであります。そして、自分にとってのプライスレスな非地位財を知ることでございます。

そして、それを得るためにはお金が必要なのかどうかをチェックすることが大切です。例えば、自分の欲望の本質が自然に囲まれて健康的な生活を送る事ならばそんなにお金は必要ないでしょう。

しかし、さきほどの例のように仲の良かった友人たちとの時代を取り戻すことがあなたのプライスレスな非地位財ならば、その人達を雇ったりその人たちを身近に置いておくためにお金が必要となるんです。

そうとわかれば必死にお金を稼ぐ必要があるということがわかりお金を稼ぐモチベーションも高まるでしょう。

まとめ
  1. 人生の悩みの9割はお金で解決できるということ。家が欲しい、車が欲しい、仕事に行きたくないと言った即物的な悩みはお金で解決できるということ
  2. お金ではほとんどの悩みを取り除くことができる。しかし、それで幸福になれるわけではないということ。幸福になりたければ他人との比較によって満足が得られる地位財ではなく他人との比較とは関係なく満足が得られる非地位財を手に入れなければならないということ。
  3. 非地位財だからといってお金の力なしにタダで手に入るわけではない。むしろ非地位財は地位財よりもずっと金がかかる場合があるということ。
  4. 自分の欲望本質を見極め、それにお金がかかるかどうかチェックしようということ。そして、お金がかかるのならば何としてもお金を稼ごう。

ジャンケンで100回勝ちたければ最低300回勝負すればいい

筆者はビジネスで成功したければ、若いうちに着地点をイメージして長期計画を立てることが重要だと言うんです。

そうすれば、それに向けて何度も試行錯誤ができるからであります。

例えば、ジャンケンで100回勝ちたければ、大抵300回勝負すればいいだけの話です。あとはその300回の1回目をなるべく早く始めれば良い。だからこそ若いうちに目標を持つことが大事になるんです。

ビジネスの場合は、ジャンケンをするにも1回1回お金をかけることになります。初回の勝負でお金をかけすぎてしまうと負けた時に数年回復できないダメージを負ってしまうこともあります。

死なない程度にジャンケンをずっと続けていくマネージメントこそが大事になってくるわけです。

決して勝たなくてもいいからとにかく負けないように粘ること、いわばゲリラ戦を続けることがポイントであります。

若いうちに着地点をイメージして長期計画を立てればお金を無駄遣いしなくなります。お金は自分が本当に大切だと思う価値観のみに使うようになります。

ビジネスで成功したければ簡単だ。数を打てばいい、しかし数を打つには金がかかるので彼は自分の大切な価値観以外には一銭も応じないという姿勢が必要なんです。

だからこそ若いうちに着地点をイメージして長期計画を立て、できるだけ早くビジネスで11回1回お金をかけるジャンケンを始めることが必要になってくるわけです。

結局私たちは成功したいわけです。ジャンケンに勝ちたいわけです。ジャンケンに勝つのは簡単で、ジャンケンする回数を増やせばいいんですね。

そうすればいつか自動的に勝てるわけです。そしてジャンケンの回数を増やすために自分の大切な価値観だけにしかお金を使わないということが大切になるんです。

ジャンケンし続けることさえできれば、絶対にいつか勝てるのですから。

まとめ
  1. ジャンケンで100回勝ちたければ、最低300回勝負すれば良い
  2. ジャンケンし続けることさえできればいつか勝てるので、いかにジャンケンをし続けられるかということが重要になってくる
  3. そのために若いうちに着地点をイメージして長期計画を立て金は自分の大切な価値観以外には一切応じないという姿勢が必要になる。そうやって軍資金を作り、ジャンケンし続けることさえできればいつか必ず勝てる

誰にでもチャンスは巡ってくることを理解せよ

さて筆者は誰にでもチャンスが巡ってくると言うんですね。

今儲けていない僕らにもチャンスがあるなんて。この誰にでもチャンスは巡ってくる理由を理解するためには、まず経済ショックは10年に一度やってくるという知識を知っていなければなりません。

歴史を振り返ってみればこのことは明らかでございます。次の年表を見てください。

  • 1973年 第一次石油危機
  • 1986年 円高不況
  • 1991年 バブル崩壊
  • 2000年 ITバブル崩壊
  • 2008年 リーマンショック
  • 2020年 コロナショック

このように経済ショックというのは大体10年に一度行ってくるんです。

経済ショックが発生するとその後、だいたい10年ぐらいは回復期間が続きます。しかし、それは永遠に続くことはありません。

10年経つと再び経済危機が起こってしまうんです。このように世の中全体の大きなサイクルはまるで海の上の大きなうねりのように押し寄せてきます。

これに抵抗しようとしても沈没してしまいます。逆にそのうねりに乗れたとしてもそれが永遠に続くとは限りません。

約10年でその時代のうねりは終わり、大きな混乱を経て、また新たなうねりが発生するからであります。

うねりの消失と発生について私たちは余裕をもって予想し待ち構えるぐらいでいたいものです。逆に世の中は10年に1度くらい大きく変わるものであると開き直ってむしろそれを待ち伏せしてチャンスに変えることはできないのでしょうか。

むしろ、それぐらいの根性を見せて開き直っている人ほど危機には強いと言います。考えてみれば10年に一度の経済ショックによって変化が起こらなければ、既得権益者は永久にその場に居座り続け持たざる者は永久に持たざるままです。

経済ショックのような大きな変化が起こらないと、金持ちはずっと金持ちのままで貧乏人はずっと貧乏人のままなんです。

10年に一度の大きな変化があるからこそ今儲けている人が永遠にその地位を維持することはあって行けないし、まだ設けていない私たちにもチャンスがあるんです。

そんなふうに考えてみるのはいかがでしょう。

いわゆるポジティブシンキングとはちょっと違うんですね。危機は危機ですが、それを変化と解釈しそれを前提に行動計画を立てるということでございます。

なるほどなるほど10年に一度の大きな変化があるからこそ既得権益が崩れ今儲けていない僕らにもチャンスが巡ってくるということなんですね。

では、次に私たちが10年に1度襲ってくる危機に対して何を準備しておけば良いか、逆に何を持っていてはいけないか。

こういう問題について考えてみましょうか。

そのためにヒントとなるキーワードがあります。それは低空飛行です。かっこよく言えばサスティナブルなビジネスモデルでございます。

別に商売のみならずあなたの生活と収入のバランスも含めて自立的に飛び続けられる設計になっているかをチェックいたしましょう。

例えば、あなたの始めるビジネスは運営コスト売上でまかなえるでしょうか。

最初から大きく飛躍することを狙わない、狙う必要はありません。例えば、ラーメン屋を経営するのならばざっくり仕入と家賃と人件費と水道・光熱費が売上でまかなえればOKです。

利益は0でも構いません。まずは持ち出しなしで商売が回っていく状況を作りましょう。これこそがまさに低空飛行でございます。

商売がダメになる時は大抵、持ち出しになる時です。もちろん開業した当初はしばらく持ち出しになることはあります。

問題はそれが自分の金銭的な余裕があるうちに赤字から抜け出し、低空飛行状態に入れるかどうかということであります。

どんなことでも長く続けていれば、何かのタイミングで突如上昇気流が発生することがあります。低空飛行でもいいのでとにかく飛んでさえすればその気流をつかむことが可能です。

しかし、上昇気流の発生を確認してから離陸したのでは間に合わないんですね。だから、こそずっと低空飛行でもいいから飛んでいる状態をつくるんです。

つまり、売り上げで経費を全てカバーできるビジネスモデルを確立することが大切なんだ、と筆者は言うんです。

低空飛行でもいいから続けていると、突然上昇気流が生じてチャンスをつかむことができるということなんです。

何度も言いますが、経済危機は約10年に1度のサイクルで行ってきます。その時、それまでの正解は不正解になるんです。

新しい流れの前には既得権だって崩れ去る、筆者はその大きなうねりと既存の業界の崩壊を目で見てきたそうです。

バブル期の就職活動で筆者自身が目指したのはマスコミと金融でございます。どちらもバブルを代表する華やかな業界でしたが、あれから30年経ってどちらも斜陽産業とかしております。

銀行がまさかこんなことになるとはバブルの絶頂期に誰が想像したでしょうか。

しかし、もう銀行の斜陽産業化が明白になってバブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック、テレビの絶頂期をバブルのピークだった1991年とするならば合計で4回の経済危機が襲った計算になります。

これだけ大きな変化が立て続けに送ればどんなに絶好調だった業界でも無傷でいることは不可能なんですね。

これほど規制に守られて、高学歴社員で固めたテレビ業界ですら、永遠ではなかった。だから、今何も持っていない皆さんにもチャンスがあると筆者は言うんです。

今年はコロナショックという未曾有の危機が起こりましたので、ここから10年ぐらいは上昇気流が発生しやすい期間であります。

諦めるのはまだ早い。むしろこれからが勝負ではないでしょうか。若い皆さんは経済危機の流れをつかんで既得権益に風穴を開けてください。

それは皆さんの商売での成功のみならず日本の新しい産業基盤となっていくでしょう。

まとめ
  1. 経済ショックは10年に一度はやってくる
  2. 10年に一度の大きな変化があるからこそ既得権益が崩れ、今儲けていない僕らにもチャンスが巡ってくる
  3. そういうチャンスをつかむために低空飛行でもいいのでビジネスを続けておくことが重要である

 

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