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【5分で読める本要約】後藤勇人|結果を出し続ける人が朝やること 一流の人は朝が違う。
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本日は後藤隼人さんの"結果を出し続ける人が朝やること"について解説していく。

本書で紹介しているのは流行りの朝活ではない。

明日を利用して人生を思い通りにコントロールする、まさに"朝勝"。

本書ではこれまで著者が出会った成功者と呼ばれている人たち、結果を出している人たちが実践している朝の使い方の中から、より効率的で効果の高いものや、誰もがすぐ始めることができるものをたくさん紹介している。

なかでも良いポイントを凝縮して今回は、紹介していく。

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最高の自分であり続ける朝のワーク

ここでは最高の自分であり続ける朝のワークについて紹介する。

最高の自分であり続けるためにするワークは全部で7つあり、それぞれ詳しく紹介していく。

今日1日うまくいくと決めてしまう

1つ目、ベッドの中で今日1日うまくいくと決めてしまう。

ベッドの中からなかなか起き出せない時、うつらうつらしながらなんとなく色んなことを考えていたりしていることもあるだろう。

そんな"色んなこと"を仕事のこと、プライベートな予定にするだけでOK。

  • 会社で進めているプロジェクトが成功する
  • 取引先で商談がうまくいく
  • 彼女とのデートが思い通りに行く

など、「こうなったら嬉しいな」と思う姿をイメージするだけなのだ。

まだ頭は眠っているため、ざっくりで良い。

1日の成功をざっくりとイメージし、今日一日をうまくいくと決めてしまうのだ。イメージの力は絶大だ。成功している自分をイメージすることによって脳はたくさんの成功体験を作ることができ、不安要素を消し去ってくれる。

潜在意識を活用して目標を達成するマーフィーの法則でも心に描いた願望は必ず具現化すると言われてる。

人間はなりたいと願うよりも、なっている自分を想像した時の方がより願いが叶いやすいということが最近の研究からわかっているので、◯◯したいという形で願うのではなく、自分の成功している姿をざっくりとイメージすることが大切なのだ。

プラスの気持ちで始める1日は明らかに1日のあり方が変わる。人生は朝で決まるのだ。

ベットを出た後にいつもと違う行動をする

皆さんは朝起きてからすぐ行う行動が毎日のルーティンで固定化されていないか。

なぜか「思い通りに事が運ばない。」そんな時は流れを変えるべきなのである。昨日と違う結果が欲しいなら昨日とは違う行動を取っていこう。

ひらめきが弱い」と感じたなら普段はしない行動をしてみるのだ。

脳はパターン化を好むので、いつもと違う行動をとると「おや?」と思い慌てて対策を考える。

思考もその変化に対応しようと行動を起こすのだ。結果は行動が積み重なって生まれる。後の行動を変えることで違う結果を引き寄せるきっかけを作り出すのだ。

ベランダに出て大きく新呼吸をしたり、いつもの紅茶をコーヒーに変えてみたり、こういった程度の変化で良い。

さらに効果を高めたいという時には軽くストレッチをするのもお勧めだ。人間は脳の構造上、体を動かしながらネガティブなことを考えるのは難しいと言われている。

そのためストレッチをしながら、朝散歩をしながら考えを深めることによって停滞したネガティブ発想から脱することができるのだ。

脳は行動の変化に敏感だ。その働きを利用して良い変革を起こしていこう。

ご先祖様や周りの人に感謝する

古来より全ての感謝の始まりが先祖への感謝であり、両親への感謝であると言われている。

因果関係を科学的に証明することはできないが、数々の成功者を見ていると感謝の効力を実感しないわけにはいかない。

さらに最近の研究で少しずつこの感謝が持つ効果についても解明されつつある。まだ分かっていないことが多いのだが、心からの感謝にはストレスレベルを下げる効果などが期待されている。

また、そういった科学的な事実関係なしに一日を感謝で始めると気持ちも晴れやかになり、その日を大事に過ごすこともできる。

人は1人でできることに限界がある。朝、今日という日を迎えることができたことに「ありがとうございます。」などと心の中でつぶやくだけで一日がプラスの波動で動き出すのだ。

ベッドの中で瞑想して将来の自分に会いに行く

昨今、マインドフルネスの大切さが見直されている。

今ここにある自分という存在を意識することによって心を整えるマインドフルネスをぜひ取り入れてみて欲しい。

心を整え、本来の自分可能性を見つけることで最高のパフォーマンスを引き出すことができるのだ。

瞑想だが、目覚めた直後は半分起きて半分寝ている状態のため自然と瞑想に適した状態になっている。

将来のことについて迷っている時ほど、この時間を使って将来の自分像を描いてみると良いだろう。

方法はいたってシンプル。まずはマインドフルネス瞑想で今ここに注意を向ける。

そして、瞑想状態に入っているなと思ったら3年後の自分はどうなっていたいかを考えイメージするのだ。

3年後の理想の自分に向かって「理想の自分を手に入れるべく、3年前にどんな一歩を踏み出したのですか?」と問いかけてみよう。それが現在あなたの理想の自分になるためにやるべき行動、踏み出す一歩だとわかる。

そして、それを実際の行動に落とし込んでみる。手帳やスケジュール帳に書き込んでしまうのだ。そうすることでその行動がやるべきこと(To. Do)になり、3年後の理想の自分を現実のものにしてくれる。

常に最高の自分でいるために定期的に将来の自分に会いに行こう。

朝の支度時間に成功ストーリーのイメージをする

まず理想の自分像を10個。書き出す。

この時、理想の自分を想像し実際にその姿になるにはどのような道を歩むべきかを具体的にイメージしながら書いてみよう。

このイメージがとてつもなく重要だ。書くことによって手の届かない夢のような理想の自分像が達成可能なものとして認識できるようになる。

10個書き上げたら毎朝読み上げてみよう。

人間の脳は書いたり読み上げることによって理想の自分や目標を頭にインプットしてくれる。こうすることで自分では意識しなくても理想の自分になるために必要な情報が目に飛び込んでくるようになる。

これを心理学の用語ではカラーバス効果という。例えば、犬を飼いだすと、今まで気がつかなかった近所の犬の存在に気がつくようになる、などといったことがこのカラーバス効果だ。

人間の脳にはこのように自分に関係があると思われる情報を選択的に拾うという性質がある。

それを利用するために自分の将来の理想を何度も口に出し、何度も書き出してみよう。

そうすることによって脳が「この願いというのは自分に関係がある」と思い込み、情報を勝手に拾い出すようになる。この時、立てる目標はできるできないの視点ではなく、自分がやりたい・やってみたいことにフォーカスして立てるようにしよう。

そうすれば、モチベーション高く目標達成に取り組むことができる。

朝のシャワー中に自分のテーマソングを歌う

日々の中では当然落ち込むこともあるが、落ち込み続けることはあなたにとっても周りにとっても良い状態とは言えない。

できるだけ早くその状況を脱っしたいもの。そのおすすめの方法が大きな声を出して歌を歌うことだ。

歌を歌うことによるストレス解消効果の高さは科学的に証明されており、特に音楽が好きな人はぜひ取り入れていただきたい。

大きな声で歌うと人に聞かれて恥ずかしいという人は朝のシャワーの時間に歌うことをお勧めする。音楽には人を元気にする力がある。ただ歌は聞くことよりも声に出して歌った方が効果が高いのである。

聞くと元気になる曲をあなたのテーマソングとして毎朝歌うことでモチベーションを上げればその後は元気に過ごすことができる。

音楽療法というのも医学的に証明されている。声を出して歌うことでストレスが発散でき、血液の循環もよくなり、体もあったまり元気が出るのである。テーマソングは1曲に限る必要はない。

気分やその日のスケジュールによって変えてえもOKなのである。その日の予定にあったモチベーションが整う曲をチョイスしていこう。

ベッドを出た後にストレッチ&筋トレで体と会話する

体と心というのは常に一体である。体の調子が悪い時には正しい判断はできない。

具合が良くない部分があればすぐにメンテナンスをしよう。体と心と頭が揃って初めて最高のパフォーマンスを発揮できるのである。

自分の体の状態は簡単なストレッチで見極めることができる。自分の体としっかり対話し、またストレッチ・筋トレを終えたら必ず自分の体に感謝を伝えよう。

健康でいるために体に感謝といたわりを忘れないで欲しい。

まとめ

7つのワークとは…

  1. 今日1日うまくいくと決めてしまう。
  2. 「どうも最近思い通りになっていないな」と思ったらいつもと違う行動をする。
  3. ご先祖様や周りの人に感謝する。
  4. 定期的に瞑想で将来の自分に会いに行く。
  5. 成功ストーリーのイメージをする。
  6. 自分のテーマソングを歌う。
  7. ストレッチ&筋トレで体と会話する。

アイデアが高まる朝のワーク

ここからはアイデアが固まる朝のワークについて解説していく。

朝シャワー中に熱めのシャワーでアイデア脳を覚醒させる

シャワー最初の一分間何もせずただシャワーに射たれるだけ。滝に打たれるように後頭部項を中心にやや熱めのシャワーを浴びる。

だんだんと体中の血が回り始め、全身のこわばりが取れ非常にリラックスできていくのがわかる。

この場合もマインドフルネス同様、無心でシャワーに打たれ瞑想状態に入ることが大切である。

ベッドの中で「おめざめメモ」で可能性のタマゴを無駄にしない

起きて間もない時の脳は夢と現実の狭間をいったりきたりしている。

いつもなら思いつかないようなこと、思ってもみなかったアイデアがどんどん生まれてくる。

アイデアの原型はそのほとんどが朝のひらめきにあるのだ。

よくミュージシャンが「朝起きた時に曲が降りてきたんだ」なんて語ること多いである。

そんな素晴らしいアイデア、せっかくひらめいたアイデアを忘れてしまっては全く意味がないので思いついたアイデアはその場で必ずメモしよう。

自分が分かればいいので要点だけでオッケーである。常にメモ用紙とペンを枕元に置いておくのだ。

朝の支度時間に大見出し&広告でトレンドと戦争を掴む

忙しい朝であるので新聞は大見出しのみに目を通しざっくりと読んでみよう。

新聞は大切なことを大見出しにしているので、それを読めば大体の内容は分かる。情報はざっくり入手すれば良いである。見落とさないで欲しいのが新聞の広告欄、特に書籍や雑誌広告はネタの宝庫になる。

書籍や雑誌はその時々の世の中のトレンドを押さえて作られているのでチェックするだけで世の中で流行っているもの、これから流行りそうなコンテンツを予想することができるのだ。

また、テレビニュースで情報を仕入れるという人は画像は見ず、音声だけを聞き流す、ながらニュースがおすすめ。

通勤中にセミナー音声で効率よく差をつける

結果を出したいなら通勤時間をうまく使っていこう。

ビジネススキルを高めるのにオススメなのがセミナー音声を聞くこと。いろんな講師のセミナー音声を聞くことで書籍とはまた違った学びがある

最近であれば無料で有料級の情報がごろごろしているので、YouTubeやVoicyなどを使って、耳学するということもお勧め。

繰り返し何度も聞くことによって自分の思考として定着していく。

時間もコストも抑えることができる、ながら勉強、是非やってみよう。

通勤中に中吊り広告で言葉力を磨く

中吊り広告は練りに練られたプロ中のプロの作品である。

言葉の見せ方、活かし方、言い回しを勉強するのに最適な教材となります。

ただ眺めるのではなく、頭の中でそこに使われているキャッチコピーを自社商品や自分の持っているコンテンツに使えないか、置き換えて考えてみるのである。

この作業は思考のトレーニングや新商品のキャッチの誕生にも繋がっていく。

通勤中に周りの人の会話や所持品を観察する

電車のお腹や喫茶店はリアルな情報の宝庫なのである。

目の前で起きている事象を見て、その裏側にあるものを予測し検証し新しいものを生み出すのがビジネスなのである。

始業前の時間に3つの方向から見て決断を下す

情報から得るものは大切であるが、情報に振り回されたり踊らされたりしてはいけない

それには判断軸を持つということが必要である。判断の基準は

  • 根本的視点
  • 多面的視点
  • 長期的視点

の3つの方向から見てOKかどうかである。

根本的視点とは、人として正しいか、社会人として正しいのか。

多面的視点とは、あらゆる角度から見てバランスの取れたことなのか。

長期的視点とは、長い目で見て今すべきことなのか、置き換えるとこのようなことになるが、この3つの視点で物事を見ることによって自分がブレずに判断が偏ることもなくなっていく。

大きな判断を間違えないためにも常に判断をする時はこの3つの視点を意識するようにしよう。

ベットをでた後に外に出て風を感じる

仕事に適した状態に持っていくために最適な朝に外に出て深呼吸をしよう。

自分を常に最高の状態に保つためには定期的なリフレッシュが欠かせないのである。その簡単な方法が朝、外に出ることなのである。

もちろん、樺沢紫苑先生おすすめの朝散歩を取り入れるということもこれにつながる素晴らしい習慣である。

是非朝に外に出るということを試してみて欲しい。

ベッドを出た後に思い切って休む

朝起きた時に今日はいつもと違って体が動かない、気持ちが不安定など何らかの信号を感じた時は迷わず休養し、充電しよう。

会社を休むというのも1つの選択肢であるが、なかなかそうもいかないのでそういう時はまず起きてすぐ思い切って力を抜いて、ぼーっとするなどリラックスする時間を意識的に作ってみよう。

10分ほどだけでも人間の脳はリラックスすることが分かっている。あえて休むことで心と体の状態が整い仕事が捗るようになるのである。

まとめ

アイデアが高まる朝のワークには、

  1. 熱めの沢でアイデア脳を覚醒させる。
  2. おめざメモで可能性のタマゴを無駄にしない。
  3. 新聞の大見出し&広告でトレンドとセンスを掴む。
  4. 通勤時間にセミナー音声で効率よく差をつける。
  5. 電車の中では中吊り広告で言葉力を磨く。
  6. 周りの人の会話や所持品を観察する。
  7. 3つの方向から見て決断を下す。
  8. 外に出て風を感じる。
  9. 思い切って休む。

どれも今日からでもすぐに取り組むことができるワークである。ぜひ1つでもできそうなことから取り組んでみてはいかがだろうか。

将来の夢が実現する朝のワーク

最後に将来の夢を実現する朝のワークについて話していきたいと思う。

将来の夢を実現する朝のワークは全部で10個ある。量が多くて大変かもしれないが、先ほどから言っているようにすべてを行う必要はない。

始業前の時間に気持ちの良い挨拶をして運を引き込む

会社に到着したら目の前に入ってくる人全てにどんどん挨拶をしよう

朝の挨拶は人間関係を築き相手に元気を与える素晴らしいツールである。使わない手はない。元気な挨拶をする人に嫌な気持ちを抱く人はいない。

相手ばかりでなく、あなた自身にも元気を与えてくれるのである。脳にとって良い状態を挨拶が作り出してくれるのである。脳を気持ちの良い状態にしているとプラスの波動が起こる。

プラスの波動で脳を満たしてあげると次のプラスを引き寄せ、結果良い運を引き寄せることに繋がるのである。

朝の挨拶は人の運も味方にしてくれる。

挨拶をするという簡単な行為なのであるが、ただそれだけで自分の気持ちがリフレッシュされ気分が沈んでいる時でもプラス思考に転換することができるから不思議なものである。

ベッドを出た後に自分は大丈夫だと言い聞かせる

長い人生の間にはピンチに陥る時もある。

ピンチの連鎖を生まないためにも、心と頭を落ち着かせることが大切になる。

そんなときにオススメなのが自分で自分を褒めて勇気づけること。自分が奮い立つ言葉を発し、自分で自分を元気にさせてしまうのである。

しかし、それでも不安で弱気になってしまうような時もある。そんな時に不安を取り除くためにオススメの方法が3つある。

  1. 事態が悪い方に進んだ場合、起こりうるであろう出来事を事前にピックアップする。
  2. それぞれの出来事に対し、対処法をしっかり考えリスクマネジメントする。
  3. 今できる最善の方法を3つ探し出し、優先順位を決めて順番に実行する。

この3つのワークをすることによって今後何が起きても全て想定済みという状況になることができる。

さらには、その対処法も事前に考えることができているので、不安は消え行動できるようになっている。

朝起きたら瞑想し、自分はどんな問題でも必ず切り抜けると誓うのである。

すると心が落ち着きどうも問題解決に向かって動き出す。結果として事態も良い方向に向かっていくのである。

ベッドを出た後に時間を味方につける

時間に振り回されるのではなく、自分がやりたいことをやるために時間を味方につけ使いこなすことが大切である。

起きたらまず手帳を眺めその日一日の進行をイメージしよう。そうすることで一日の流れが読めるようになり時間を自分主導で動かすことができるようになる。

始業前の時間に違和感がある時は待ってみる

本能に従い直感で判断した方が良い結果をもたらすことはいくつもの実験で証明されている。

直感とは実際は脳にある膨大な量の情報・経験・学びなどから培われたものも含め、それらを踏まえた上で出された脳の結論と考えることもできるのである。

であるので直感が働いているということは「何かがある」ということである。待つことも大事な選択である。

特に違和感があるときはなおさら待つという決断をしよう。

始業前の時間に落ち込むのは1分だけ

ショックを受けることがあった時には落ち込んでいる最大の要因である予期せぬ出来事の良い部分を探し出してみよう。

例えば、「人生最大のショックを受けたあの出来事よりも今日は受けた傷が少なくてよかった」や、「相手の会社にも自分の会社にも損害が出なくて良かった」うあ、○○で良かったとどんな些細なことでもOKである。

そういったプラスの面を探し出そう。

制限時間は1分間。難しいワークであるが、負のイメージを取り除いてその本質を見極めてあれこれ余計なことを考えなくなるために重要なワーク。

一つの出来事であっても視点を変えると様々な見方ができる。

マイナス面しかないように思えても探せば出てくるものである。不思議と良い面があると思うと、人は心が穏やかになりストレスや不安を和らげることができる。

始業前の時間に目標をアファメーションする

アファメーションというのは、自分に対して肯定的な言葉を語りかけ潜在意識を整えるという方法である。

そのために目標を毎朝読み上げていこう。

声に出して読み上げることで脳にしっかりインプットができ、その日の仕事そして目標に向かう姿勢が整う。

小さな声でも良い。脳にインプットすることが目的であるので、必ず1つ1つゆっくり読み上げる。

雑に読み上げるのはNGである。達成事項をインプットすることで脳に命令を出す目標を意識させることが必要である。

そのために有効なのがこの目標の読み上げ、つまりアファメーションなのである。

他の本でもこのアファメーションについては様々な方法が紹介されており、ここではそのポイントをかいつまんで説明しよう。

アファメーションのポイントは大きく分けると2つ

  1. 必ず肯定の形で語りかけること。
    タバコをやめると言った、◯◯しないようにするという語りかけは逆効果になってしまう場合がある。タバコが吸いたくなったらガムを噛む、というように代替案を目標の中に入れ込んでおこう。
  2. 目標を達成した自分をイメージするということである。
    大金持ちになりたいという目標を口に出してしまうといま自分がお金を持っていないということが潜在意識に刷り込まれてしまう。そうではなくて今自分はすでにお金持ちであるという文章にすることで潜在意識に自分の理想のイメージを刷り込むようにしよう。

 

この他アファメーションのやり方についてはさまざまなやり方がある。

始業前の時間に無理なことは諦める勇気を持つ

人には向き不向きが必ずある。

不向きなことに執着しているとモチベーションなどを様々なところに作用してしまい、本来自分の得意なことにまで悪影響を及ぼしかねない。

どんなに頑張っても無理なことはある。

それを受け入れて悪あがきせず諦める勇気を持とう。諦める行為は逃げ出すことではなく、選択と集中の行為なのである。

それはビジネスにおいて非常に大切なスキルとなる。

今自分が何をすべきなのか、何が一番大切なのか、選択する勇気を持つことが大切である。

始業前の時間に第一任者の真似をする

夢や目標を実現する上でとても効果的な方法に自分が出したい結果を既に出している同じ分野の第一任者の方法を真似るということがある。

この場合、真似をする相手は必ずその道の第一任者であるということ。一流の人は一流の結果が出る思考や行動を持っている。

そこでその行動を徹底的にモデリングするのである。繰り返し真似ることで同じような結果が最短で出せる上に自分で一から仕組みを作るより圧倒的に早く結果まで到達することができる。

真似を始めたその時から思考も行動も変わる。どんどん真似していこう。

ベッドを出た後にお気に入りの古典を数ページ読む

古典は、何か問題が起こった時に判断の基準になる自分の軸を育ててくれる。

毎朝数ページで良いので心の朝食のつもりでお気に入りの古典を読んでみよう。

How to本のように即効性はないかもしないが、このワークを続けていくと数年後には人間力が確実に備わっていると共に問題解決力が飛躍的にアップする。

おすすめの個展はショーペンハウアー"読書について"と、"自殺"についてである。

ベットを出た後に常識を疑い非常識に生きる

社会人として生きていくには常識が必要である。

常識とは一般的に世の中の80%の人が支持することであるが、世の中で成功者と呼ばれている人々はその多くが非常に斬新で非常識な発想の持ち主なのである。

非常識な発想は時として成功の種になる。

成功する人は独自の発想・考え方を持っている。時には非常識と呼ばれるかもしれないがそれこそが新たな何かを作り出し気付かせてくれるのである。

ただしそれを身につけるためにはちょっとしたワークが必要である。

まず常識を疑うことから始めよう。

いわゆる常識とは離れたところから物を見るようにする。そうすることでアイデアの幅を広げることができるのである。

物事は様々な可能性を秘めている。常識を疑い目の前で起きていることをいつもとちょっと違うところから見て常にビジネスチャンスを探っていこう。

まとめ
  1. 気持ちの良い挨拶をして運を引き込む
  2. 2自分は大丈夫だと言い聞かせる
  3. 時間を味方につける
  4. 目違和感のある時は待ってみる
  5. 落ち込むのは1分だけ
  6. 目標をアファメーションする
  7. 無理なことは諦める勇気を持つ
  8. 第一任者の真似をする
  9. お気に入りの古典を数ページ読む

本書の中で後藤さんはそのうち良い一日にするのには明日を活用することが一番だ、朝を制する者が人生を制するとおっしゃっている。

実際多くの成功者が願望を達成するために朝の時間を有意義に使い、結果につなげているのである。

初めから全部はできないかもしれないが、一つからでも行動に起こしてみると思ってもみないいい結果が出るのである。

最高の朝を過ごすことができれば最高の1日を過ごすことができる。朝を制する者が人生を制するのである。

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