9月8日(日)朝7時30分から放送されている“日曜から勉強し、月曜に実践しよう!”がテーマの「がっちりマンデー」。
今週はゲストに森永卓郎さん、眞鍋かをりさんを迎え、「儲かる!リサイクルウォーズ」に迫っていました。
フリマサイトの拡大で市場規模がいまや2兆円となったリサイクル業界。
その勢いはとどまることを知らず、8年連続で拡大を続けています。
2022年には3兆円市場になると予想されており、2021年にはCtoC市場がBtoBを上回る見込みだと発表されています。
市場規模が2兆円となったリサイクル業界の快進撃がスゴい!
不要になったけど、まだまだ使えるものって探せばたくさんありますよね。
最近では、家にある不要なものを手軽に自分で販売できるフリマサイト“fa-arrow-circle-rightメルカリ”などが流行し、利用者は1100万人を突破。
しかし、量が多ければ多いほど出品や送付作業が大変…。
引っ越しの際に要らないものをフリマアプリに出品するとなると、荷造り作業もあるため時間がかかります。
また、買い手とのメッセージのやりとりが必要だったり、場合によっては、商品の送料が思ったよりも高くて儲けがほとんど出ないこともあるフリマサイト。
さらに、引っ越し日までに売れればいいけれど、売れ残ってしまったアイテムは捨てるのももったいないですし、処分に困ってしまいますよね。
今週のがっちりマンデーには、そんな利用者の「困った」を解消するサービスを提供する会社が登場。
リサイクルショップ「トレジャーファクトリー」の引っ越し+買取処分サービス
引っ越しの際に断捨離をしようと思っても、「まだ使えそうだから捨てるにはもったいないけど、次の家に持って行くには荷物になりそう…。」なんて物はたくさんありますよね。
そんな利用者の悩みに応えるため、あるアイデアを活用するリサイクル会社が注目されています。
なんと、引越とリサイクル買取が一緒にできるサービスを行っているのです。
そんなサービスを行っているのは、トレジャーファクトリー。
トレジャーファクトリー
トレジャーファクトリーグループでは、スポーツ・アウトドア専門もトレファクスポーツや中古ゴルフクラブを販売するゴルフキッズ、ハイブランドリユースを行うBRAND COLLECTなどを運営しています。
そんなトレジャーファクトリーが「引っ越し」と「不用品の買取・処分」を同時に行っているサービス「トレファク引越」がお得で便利と話題になっています。
引っ越しの際に不用品を廃棄に出すとお金が別途かかりますし、使えないわけではないけれど、いらないモノを捨てるだけなのになんだか損した気分になりますよね。
そんな利用者の不満を解決するため、引越・買取の見積を同時に行ってくれる「トレファク引越」。
大きい家具や冷蔵庫、洗濯機などの生活必需品を売る場合にも、生活において不便に感じることがありません。
フリマサイトでの出品から販売完了までの手間を考えると、不要なものを引っ越しの際に一緒に処理できて、さらにその買取代金を引っ越し代に充当することができるので、一石二鳥ですよね!
リサイクルにおいて大切なのは仕入れ=買い取り。その方法とは?
リサイクルで1番大切なのは仕入れ(買い取り)です。
たくさんの物が入ってこないと品揃えが悪くなり、お客さんもお店に入りません。
そんなことから、トレファク引っ越しを開始したトレジャーファクトリー。
「どのリサイクル店でもこの方法をしたら儲けるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、これは約200店舗の店を構え、幅広い商品を取り扱う9つのブランドを持つトレジャーファクトリーだからできること。
トレファク引っ越しは、トレジャーファクトリーとタカラ引越センターが連携して引越しと買い取りを同時に行っており、見積もりを依頼するとその場で引越しと買取りの見積もり金額が分かります。
その方法は自宅に査定に訪問し、買い取ってほしい商品を過去のデータベースと照らし合わせて、どんな状態でどの店舗でどの価格でどのくらいの期間で売れたかを調べます。
過去のデータもとに査定するので、査定時間を除きくと見積もりを取得できるまでの時間はおよそ3分。
待つことなくスムーズに買い取りと引越しを進めることができます。
ある分野で4年で約14倍も取引件数を増やしたトレファク引っ越し
そんなトレファク引っ越しは高齢者の引越しの際の買い取り件数で驚きの成長を見せています。
高齢者住みかえ支援センターの中村さんは引越しの際に不用品の処分や買い取りを同時に行ってくれるトレファク引っ越しがとても役立っていると言います。
高齢者の方が老人ホームや介護施設に住み移る際、引越し先が狭くなるので不用品がたくさん出ます。
トレファク引っ越し引越しの受注件数は2014年の約500件から比べると2018年は約14倍の7000件。
その際に出た廃棄品の処分費はトレファク引っ越しなら無料です。
新品の商品を“タグ”だけを付け替えて販売する会社、FINE
奈良県の某所にある工場を訪れ、登場したのは「ブランドから買い取った新品の洋服」。
その工場内では新品の服のブランドタグを外し、全く別の新しい“Rename”というタグを取り付けていました。
タグを付け替えてまるで新品商品のように販売してしまうなんて大丈夫なの?と思うかもしれませんが、タグを付け替えることによって元のブランド名が変わり、元のブランドイメージに影響を与えずにお得に販売ができるのです。
ブランド側の「新品だけど売れ残った服をお金にしたい。でも安売りするとブランド価値が下がる」という悩みと、消費者の「気に入ったデザインをお得に買いたい」という要望がマッチ。
ブランドから買い取った服を新しいブランド名“Rename”に交換するというリサイクルビジネス。
こちらの販売会社から購入すると新品のブランド服がおよそ30~80%オフの価格で購入できるので、とてもお買い得ですよね。
本物の宝石が1回100円のクレーンゲームでゲットできる!
引用;https://everyday-cranegame-world.com
本物の宝石が1回100円のクレーンゲームで取れるというタイトルを見ると驚きますよね。
しかし、100円でチャレンジできるクレーンゲームが本当に存在するのです。
訪れたのは、大行列が出来ているクレーンゲーム専門店“エブリデイとってき屋 東京本店”。
世界最多数の448台のクレーンゲームが設置され、1回10円や100円でクレーンゲームが楽しめます。
クレーンゲーム店とリサイクル店がコラボし、宝石が取れるクレーンゲーム“宝石キャッチャー”の売り上げは年間3000万円。
東洋のリサイクルビジンスは、エブリデイゴールドラッシュという宝石のリサイクル店も運営しており、そこで仕入れた宝石をクレーンゲームに使用するのです。
いくらクレーンゲームとはいえ、宝石をクレーンゲームに入れたら大赤字にならないの?と思いますよね。
実は、ほとんどの石がリサイクルショップでは値段が付かないものだと言います。
その理由は多くのリサイクル店では宝石を見分けられるバイヤーがいないため、石には値段が付かず付属している貴金属の価値で値付けを行っていること。
東洋はそこに目をつけ、他のリサイクル店から値段のつかない宝石を安く買い取り、自社の宝石鑑定師が査定行い、1000円以上の宝石は展示会等で一般販売を行い、500円程度の宝石をクレーンゲームに出すのです。
なぜ1000円以上のものは展示会に販売されるかというと、クレーンゲームの景品は800円以下の物でなければならないという規制があるからです。
安くても、宝石キャッチャーの宝石は本物だから、お客さんには大人気で多いときには2時間待ち。
市場2兆円にまで急成長しているリサイクル業界。
今後も飛躍した成長が見られるのが楽しみですね。