今週のがっちりマンデーは「もう一度社長」を大特集。
「元fa-arrow-circle-rightタカラトミー」、「fa-arrow-circle-rightワタミ」、「元fa-arrow-circle-rightHIS」でTOPに立った社長が、再び新たな場所でトップに立つことができている。
森永卓郎さんと再びブレイクを果たしたタレントのヒロミさんをゲストに迎え、その秘密を徹底調査!!
目次
居酒屋チェーン「ワタミ」の次なる手は「から揚げ」と「玉子焼き」テリー伊藤氏とタッグ!!
誰もが名前を聞いたことのある人気居酒屋チェーンの「fa-arrow-circle-rightワタミ」。
リースナブルな価格でで飲食できることで宴会などで利用されている。
ワタミを成長させてきた会長である渡邉美樹さんは、次なる飲食店として脱・居酒屋に取り組もうとしている。
2018年11月、渡邉さんは人気プロデューサーであるテリー伊藤さんと 大田区梅屋敷に 「から揚げの天才」の1号店をオープンさせた。
実は、テリー伊藤さんの実家は玉子焼き屋を営んでおり、こだわりの玉子焼きを提供している。
これまでのワタミは広いお店の居酒屋だったが、から揚げの天才はテイクアウトがメインのお店。
「から揚げの天才」のウリは、1個(60g)99円の大きなから揚げと、 1/2本180円のこだわりの玉子焼きだ。
そんな梅屋敷店の売り上げは15坪で1日に20万円。
小さい店舗にすることで、誰もが簡単に経営できるフランチャイズのお店として展開しやすくなるのだ。
から揚げの天才は2019年7月に2号店をオープンして以来、10月に亀有北口店、1月には三軒茶屋店、2月に十条銀座商店街店・御嶽山駅前店がオープン。
現在、6店舗を運営しており、今後はフランチャイズを含めて全国300 店舗を目指してるという。
元タカラトミー社長のハロルド・ジョージ・メイ社長は「プロレス」業界に!?
「fa-arrow-circle-rightタカラトミー」といえば、トミカなどのおもちゃを販売している会社。
株式会社タカラトミーは1953年に設立し、東京都葛飾区に本社を構える。
そんなタカラトミーの元社長であるハロルド・ジョージ・メイ社長は、オランダ出身の実業家で2014年にタカラトミーの社長に就任。
リカちゃん人形やトミカを大人版にリメイクすることで、当時低迷していた売り上げを3年で250億円アップさせた。
おもちゃ業界でもトップに立ったメイ社長は、現在はおもちゃ業界ではない「新たな業界」で再びトップに立っているという。
なんと、おもちゃ業界から「fa-arrow-circle-right新日本プロレスリング株式会社」の代表取締役社長(兼、最高経営責任者)を務めている。
新日本プロレスリング株式会社は、言わずと知れたプロレスリングの興行を行っている企業。
実は、メイ社長は8歳のころからプロレスの番組を見ており、プロレスの仕事にも取り組んでみたいと思っていたんだとか。
そこで、2018年5月に新日本プロレスの社長に就任した。
メイさんが社長に就任して以来、新日本プロレスは過去最高売り上げの49億円を達成した。
新日本プロレスの社長に就任したメイ社長が手がけたこととは??
新日本プロレスの社長に就任して以来、過去最高売り上げの49億円を達成したが、どのような取り組みを行ったのだろうか。
メイ社長が手がけたこと
- 新日本プロレスを世界に発信
- 商品開発
メイ社長は新日本プロレスを海外に広めるために、各部署に海外とやりとりができるように外国人を採用。
また、動画配信サービスでは英語付き字幕で世界に配信している。
アメリカにあるマリゾン・スクエア・ガーデンのチケットは16,000席が16分で完売したという。
これはマリゾン・スクエア・ガーデンの長い歴史の中でも最短記録なんだとか。
2つ目に取り組んだのは、「商品開発」。
タカラトミーでの経験を活かして、各選手のキャラを表現したクマ「マネくま」や、マグネットで肩に選手のぬいぐるみをつけて応援できる「ぴょんすけ」など社長自からが考案したグッズが大ヒットを記録している。
こういったヒットの取り組みを行うのは今に始まったことではない。
実は、空港の空きスペースにタカラトミーの「ガチャガチャ」を置いて、大ヒットさせたのはメイ社長。
メイ社長はアイデア力豊富で、外国人の気持ちを持ちながららも日本人の気持ちを理解することができるのだ。
元「HIS」の平林朗社長はホテル「JHAT」を経営!!訪日外国人や外国人労働者と地域を繋ぐ
「fa-arrow-circle-rightHIS」と言えば旅行やレジャーで利用される大手旅行会社。
そんなHISで社長を務めていた平林朗さんが、新しいスタイルのホテルを運営しているという。
その名も「fa-arrow-circle-rightJHAT」。
「JHAT」は2018年6月に平林さんによって設立され、「Hotel MONDAY」というホテルで主に宿泊施設運営を行っている。
平林さんが「JHAT」を始めたきっかけはアジア圏などから観光消費が高まり、訪日外国人旅行者が勢いを増していること。
日本政府が発表している情報によると、2020年における訪日外国人旅行者数は4000万人を確実に超えると言われているのだ。
そして、2030年には6000万人の突破を目標としており、外国人観光客は増加し続けているのだ。
平林さんはHIS時代に日本のホテルにある不満を持っていた。
外国人観光客は家族や友人と旅行をしにくることが多いのだが、そういった客にフィットするホテルが少なかった。
複数人で訪れる外国人観光客にとってビジネスホテルでは狭すぎるが、シティホテルの部屋は高すぎる。
そこで、ゆったりとしたスペースで、家族連れで泊まれるリーズナブルな価格のホテルを作ったのだ。
現在、豊洲や浅草、御徒町などの6軒のホテルを運営している。
東京都のホテルが1室4,000円から!?安さの秘密とは!?
「JHAT」が運営する“hotel MONday 豊洲”の宿泊は、3~4名1室4,000円から(1名あたりの料金)となっている・
例えば、2名一室の部屋でも宿泊料金は次のようになっている。
■平日に宿泊した場合(2名1室)
部屋タイプ | 1泊1名1室あたり |
スタンダートツイン | 5,410円 |
デラックスツイン | 5,796円 |
スタンダートツイン | 6,182円 |
デラックストリプル | 6,569円 |
コーナートリプル | 6,955円 |
2016年にホテル予約サイト「fa-arrow-circle-rightホテルズドットコム」が発表した情報によると、主要都市のホテル宿泊料金の平均は次の表となった。
■主要都市のホテル金額
都市 | 平均料金(円) |
東京 | 16,945円 |
大阪 | 15,157円 |
名古屋 | 10,954円 |
福岡 | 11,209円 |
比較してみると「hotel MONday」の安さは明白。
どうして「hotel MONday」のホテルの宿泊料金はここまで安い料金で提供できているのだろうか。
実は、Hotel MONDAYの部屋のスペースは通常のビジネスホテルと同じ。
しかし、収納スペースを活用することや、1つ1つのベッドの大きさを一回り小さくすることで、ゆったり感を演出しているのだ。
Hotel MONDAYは今後、東京・京都・沖縄などの40か所にオープンを予定しており、がっちり儲けているのだ!!
一度は成功を収めた社長たちの新たなる挑戦。
「成功する人」は過去の成功体験におごることなく、常に“新しい挑戦”を行っているのではないだろうか。