
今週(4月12日)のがっちりマンデーは、有名企業から「出資をバンバン集めている会社」を特集。
有名企業が今後成長すると期待し、投資している会社とはどんな会社なのだろうか。
本記事では放送で紹介された内容をわかりやすく3分で読めるようネタバレとして紹介しています。
丸亀製麺を運営するトリドールが美容室の会社「Fast Beauty」に出資!!
うどんで有名な「fa-arrow-circle-right丸亀製麺」や喫茶店である「fa-arrow-circle-rightコナズ珈琲」などを運営しているfa-arrow-circle-right株式会社トリドール。
実は、あることに特化した美容会社に出資を行っているという。
トリドールが出資しているのは「fa-arrow-circle-right株式会社Fast Beauty」という会社。
ファストビューティーは4年で89店舗まで拡大し、ついに業界シェア No.1となったヘアカラー専門点「fa-arrow-circle-rightfufu(フフ)」を運営している。
しかし、カラーだけであれば、普通のサロンでも良いのではという声もあるのではないだろうか。
fufuを選ぶお客は「値段も安くてお手頃で、半分くらいの値段でできるから」だという。
例えば、一般的なリタッチの相場価格は2,000円だが、fufuではリタッチカラーを1,650円、全体染めがショート3,400円・ロング3,900円という価格設定。
そうすることで上乗せした400円分は美容師の給与に上乗せすることが出来るといい、美容師の根本的な課題である「低賃金」を解消しようとしているのだ。
どうしてこの値段で提供できるのかといポイントは「お客の数」にあるという。
簡単にいうと“薄利多売”で、カラー専門店にすることで多くのお客さんに対応できるのだ。
カラーだけに特化しているため、カラー剤の種類が豊富で持ちが良く、客も頻繁にサロンに行かなくても良くなる。
fufuのカラー所要時間
サロン経営者である高橋賢さん(36)は美容師をしていた訳ではなく、一橋大学卒業後にfa-arrow-circle-right株式会社リクルートに入社。
退社した2014年に「株式会社Fast Beauty(ファストビューティ)」を設立し、同年10月に東京・中野に「ヘアカラー専門店fufu(フフ)」1号店をオープン。
カット・ブロー無し、ヘアカラーのみの施術で低価格ながらも1時間の短時間でカラーを行うことができる。
お菓子の森永製菓は登山アプリ「ヤマップ」に出資!!
お菓子メーカーとして有名な森永製菓は登山アプリを運営している「fa-arrow-circle-rightYAMAP(ヤマップ)」に投資を行っているという。
「YAMAP」とは株式会社ヤマップが運営する登山アウトドア向けアプリ・WEBサービスのこと。
最近、健康志向を背景に登山ブームが広がり、山へ登る人が増えている。
しかしその反面、遭難などによる登山中の行方不明者も相次いでいるのだ。
YAMAPはそんな問題を解決すべく、機能を兼ね備えている。
■YAMAP(ヤマップ)の機能
- 電波が届かなくても、現在地がわかる
- 登山の記録が、簡単につくれる
- 全国各地の登山情報を網羅している
- 記録をシェアして、楽しさが広がる
ヤマップの最大の特徴は、オフラインの山中でも現在地を確認することができること。
登山者が電波の届かない場所に居ても現在地を知ることができる。
ヤマップの基本プランは利用無料で、プレミアムプランは月額580円支払うことで遭難時の連絡機能を付けることができる。
難易度の高い山に登る際にプレミアム機能に登録してもOKで、この機能によって遭難による行方不明者を無くそうと取り組んでいる。
また、全国各地の登山情報を網羅しているので、全国の山の標高や登山難易度、体力度などを知ることが出来る。
引用元:(https://yamap.com/mountains/prefectures/tokyo?id=13)
森永製菓がヤマップに投資した理由は「登山後の栄養補給に森永製菓の商品をアピールしたい」という理由からだという。
第一生命保険は保育園の会社「ユニファ」に3億円のインパクト投資!!
保険会社であるfa-arrow-circle-right第一生命保険は、3億円のインパクト投資を行ったという。
さらに、その会社はさまざまな企業からの投資を受けており、その総額が約35億円にものぼるという。
そんな会社の名前は「fa-arrow-circle-rightユニファ株式会社」。
ユニファは子どもがいる家族がゆとりを持った子育てを行うために、保育園や幼稚園の先生などの専門家からの力が必要だと考えている。
経営者である土岐さんは、世界中の“家族”のために人生をかけて挑むをモットーに、ルクミー(look at me がサービスの語源)というサービスブランドを提供している。
ルクミーは、スマート技術を利用することで、子供と向き合うことだけに専念できる環境づくりをサポートするサービスだ。
ルクミーでは、園内での子供の写真や日々の健康状態、発達に関する保育士からのコメントを見ることが出来る。
具体的にルクミーでは次の4つのサービスを提供している。
■ルクミーで行っていること
- ルクミー午睡チェック
- ルクミー体温計
- ルクミーフォト
- ルクミーシフト管理
通常の午睡チェックは、赤ちゃんがうつぶせ寝をして呼吸が止まらないように保育士が5分おきにチェックを行う。
その時にどちらの方向を向いて寝ていたのかとをノートに記入するなど、手間のかかる作業が多かった。
しかし、ルクミーでは赤ちゃんにセンサーを付けて状態をチェックし、寝ている向きを自動で記録。
うつぶせ寝をしていたら、センサーに登録されている赤ちゃんの名前がアラートされる仕組みになっている。
体温計も測定すれば自動でアプリに記録されるようになっていおり、保育士の負担を軽減するために手書きから電子化にシフトしている。
また、保育園のお迎え連絡もスマホのアプリ上で完結するので、親御さんからも高評価。
ルクミーは保育士が保育の質を上げるためにサポートする役割となっているのだ。
ルクミーは去年から運用試験を行っていたが、全国の保育園に口コミが広がり、すでに100件以上の園から問合せを受けているという。
大手業界が次々と投資を行っているベンチャー企業。
次に投資される企業も、既にもう目を付けられているかもしれない。
何気ない日常にアンテナを立て、さまざまな企業に目を向けてみることも大切だ。