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【5分で読める本要約】藤田田|ユダヤの商法 世界経済を動かす
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今回は商売の神様、藤田田さんが約50年前に書き上げた名著ユダヤの商法について解説します。

藤田田さん物と書いて田さんといえばあのマックを日本中に展開した日本マクドナルドの創業者でございます。

大学生の頃から輸入ビジネスを始めて実業家ひとすじ78歳に亡くなられた時には、その遺産総額491億円、当時歴代6番目となるほど大金持ちとなった方でございます。

本書はそんな商売の神様、田さんがひたすらにお金を儲けるためだけの知見を盛り込んだ一冊でして、田さんは本書の中で「ここに書いてあることを忠実に実行したら100%お金持ちになれる」とそう断言されています。

全部で100個近いお金儲けの格言が書かれているわけですが、多いので厳選に厳選を重ねて現代にも通じる鉄則をお伝えさせていただきます。

結論78対22の宇宙法則、女と口を狙え、的はアコガレ心理、以上の3つです。

本書はどぎつい極端な表現も多かったりしますが、それこそユニクロ創業者の柳井さんや、ソフトバンクのお父さんにも強く影響を与えていることでも知られています。

これはなかなか有名な話ですが、孫さんは高校生の頃にこの本を読んで感動して九州から飛行機に乗って田さんに会いに行ったわけほどです。

電話番号を調べて田さんの秘書に「もう喋れなくても目を合わせてくれなくてもいいからどうしても会いたい」「社長室に入らせてくれ」とそ頼み込んでどうにか会えたのです。

そこで田さんは孫さんにアメリカに留学するんだったら当時絶頂だった自動車とかいう産業じゃなくてコンピューターについて学んできなさいと早退ます。

そして、それを忠実に守った孫さんが、後々日本マクドナルドすら凌ぐ大企業ソフトバンクを経営するという、少年漫画のような展開が繰り広げられます。

要はこの本のエッセンスをざっくりとでもつかめば、あなたも明日からプチ孫正義になれる、そういうことでございます。

まずユダヤの商法とは何なのかをお伝えします。

ざっくりで言えば、藤田田さんがユダヤ人から教わった商売の鉄則が書かれているから本書のタイトルはユダヤの商法なのです。

田さんとユダヤの商法との出会いそれは田さんがまだ大学生の頃でした。

当時1950年頃はまだ日本が戦争で負けたばかりの頃でまさに敗戦国。みんなはボロボロで田さんも例に漏れず、貧乏学生でした。

どうしてもお金が必要だった田さんは得意の英語を生かして時給の高いバイトを始めます。

それがなんと当時マッカーサー率いるGHQの中で通訳をするというバイトだったんです。

エピソードにGHQが出てくるとこ所にかなり歴史を感じますが、そんなバイトをする中で非常に不思議な光景を目にします。

GHQにいる同じ軍人の中でもその日暮らしのようにカツカツの生活をしている人と、それとは逆に美女を侍らして、高級車を乗り回すような頭のいい人、この2種類の軍人がいると。

さらに不思議なことに羽振りのいい人たちが出世しているエリート将校なのか、といえばそうではなくて羽振りのいい人が何と下っ端だったんですよ。

なんとも不思議な状況ですが、鋭い人なら気づかれたかもしれません。そうです。羽振りのいい、下っ端軍人がユダヤ人だったんです。

彼らは敗戦国の国民でさらに黄色人種である田さんと同じく、他の軍人から差別される存在でした。

でも、羽振りがいいです。差別はされるけどめちゃくちゃお金を持っているんです。

なぜかと言うと彼らは軍人の仕事以外の副業で稼いでいたからです。

ユダヤ5000年の歴史に伝わる商売の鉄則を駆使して、軍人としての仕事以外に金貸しとか販売事業などいろんなビジネスを展開してGHQの上層部なんかよりよっぽどお金を稼いでいたのです。

田さんにとってこの光景は衝撃的でした。

ユダヤ人兵士達は差別をされて忌み嫌われているものの、軍人の同僚にお金を貸して取り立てをする立場にもあるので実質的には軍の中でも主導権を握っている。

敗戦国の国民として打ちひしがれていた田さんはそのお金の力、ユダヤの商法の偉大さに気付きます。

この商売の鉄則使いこなせば、「もうアメリカ人にでかい顔をされずに済む」と思い必死にユダヤ人兵士に教えを請います。

この教えが後の藤田田の快進撃に繋がることになるんです。

なんかすごそうには聞こえるけどユダヤ人って何者なのと思われるかもしれませんが、ユダヤ人っていうのは国籍とか種族とかそういう繋がりではなくて、ユダヤ教を元に形成されているそうです。

国民というよりも文化でつながった集団っていう感じですかね。そのユダヤ教をもとにつながったユダヤ人はすごい人がたくさんいます。

有名どころで言えば、例えばアインシュタイン、Google創業者のラリーペイジ、Facebook創業者のザッカーバーグ、ピカソ、スティーブン・スピルバーグなどなどそうそうたる面々がいてですね。

たった約1500万人。世界人口からたった0.02%しかいないのにノーベル賞受賞者の40%以上はユダヤ人では締めていたりするんです。

ユダヤ人は何でこんなに凄いのかそれは、タルムードというユダヤ教徒に代々伝わる厳しい厳しい教科書みたいなものから学びそれを忠実に実践しているからです。

要はユダヤ人だすごいというよりユダヤ教の教えがすごいんですです。

つまりユダヤの商法にはどのユダヤ人の教科書のパワフルな教えと、田さんが商売人として実践してきた知見を融合した情報が埋め込まれているんです。

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78:22の宇宙法則

まず1つ目、78対22の宇宙法則について。

ざっくり言えばこの宇宙で起こることはすべて78対22の割合に収まるようになってるからその法則の通りに商売をしろということです。

さすがに宇宙で起こること全ては嘘でしょう、と思われるかもしれませんが、怖いくらいにそうなっているんです。

何故だかは分かりません。私達の身体全体は水分が78%、その他22%でできています。

私たちを取り巻く空気は78%が窒素でその他が22%、もっと大きなもので言えば地球は海の面積が78%、陸地が22%という構成になっています。

ユダヤ人が世界を席巻した銀行業においても、預金する人と借金する人の割合を78対22に管理することで大きな成功をおさめました。

これ以外にもあげたらきりがないほど78対22の法則で世界は支配されています。

このバランスには人間の力ごときでは争うことができないんだとユダヤ5000年の歴史が証明しているんです。

つまりはこの法則をしっかり商売に活用しよう、ということです。

めちゃくちゃ分かりやすい方法で言えば22%のお客さん、お得意さんを集中して狙う方法があります。

これもなぜだかわかりませんが、大半の商売は22%のお客さんが大体78%、約8割の売り上げに繋がるようになります。

なので全てのお客さんにまんべんなくいいサービスを提供するんじゃなくて、22%約2割の優良顧客をあからさまにひいきした方が商売上有利になるということです。

ちなみに藤田田さんぐらいの上級者になると価格設定にも活用します。田さんはこの法則を活用してマクドナルドで39セットという390円のセットを始めます。

これはどう活用してるかと言うと、390円のセットを飼うためにワンコイン500円を払うと110円が入るとして戻ってきます。

この390円と110円の割合が計算してみていただければ分かると思うのですが、綺麗に78対22になっているんです。

390円とか、中途半端な感じしますけどやっぱり法則に則ってるんで払うとして気持ちいいんですかね。

同時記録的な売り上げを叩き出しサンキューセットっていう言葉はその年の流行語大賞を取るまでの盛り上がりを見せることになります。

続いて2つ目が女と口を狙えという鉄則です。

「女」と「口」を狙え

これなんか危うい言葉にも聞こえますが、要は商売を始めるのであれば女性ユーザーを狙う、そして口に入れられる飲食物を狙うと大儲けできるんだ、という話です。

本書で言われている内容で、まず女性ユーザーを狙う理由としてはよくお金を使うからです。

例えば一般的な家庭を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。

男の人はどうしてもお金を稼ぐことにしゃかりきになりがちです。そのしゃかりきに稼いだお金を家庭に入れて、そのお金をどこにどう使うかはなんだかんだ女性に決定権があったりする場合が多いですよ。

さらに女性の方が流行とか、ブランド、デザインなどなどプラスアルファの価値によく気づいてその価値に対しても高いお金を払ってくれます。

一方で男の人がそうじゃない。服なんて最低限たくなければ良かったり、月のお小遣い3万円ぐらいしか持っていなかったり、男性をターゲットにすると商売は作りにくいです。

実際に田さんもマクドナルドをやる前は女性ターゲットの高級宝石販売事業で大儲けされていました。

そして、もう一つ口に入れられる飲食物を狙う理由は、ストレートに言ってしまえば要はすぐウンチになるからです。

商品として販売したものをお客さんは口に入れて、数時間後にはあの茶色いやつに変わってしまいます。

そしてお客さんをどうするか、そうです、また買いに来てくれるわけで売る側としては非常に効率的なんです。

なので例えば、お菓子とかカップ麺とかお酒それこそマクドナルドのハンバーガーなどなど口にするとなくなってしまう。

そして、やや依存性のあるものを取り扱うと儲かる商売になるというのが本書の内容です。

女と口っていう表現は今の時代にわかったはなくなってるかもと思いました。家庭のお財布を管理してるのが女性とも限りませんし、口を狙う飲食ビジネスは今現在かなり厳しい状況に陥ってます。

なのでこの女と口を現代風に言い換えてしまうと、お財布のヒモが緩い人とサブスクビジネスを狙えということ。

本質的に言えば田さんはお財布の紐が緩くなりがちな人を「女」と表現して、口を狙うメリットは即ウンチになることによる「継続課金」を指しているのかなと思います。

現代で言えば例えばNetflixとかまさに。このコロナ禍では旅行とか外食に回せるお金がじゃぶじゃぶに余ってて、楽しい室内エンタメに関してお財布の紐がかなり緩くなってると思います。

これは男性女性に限らずです。旅、旅行とか外食、映画に行くよりも安いと。

NetflixだけじゃなくHulu、AmazonPrime、全部入っちゃうような緩い人を狙って商売するのが現代の勝ち筋です。

そして、継続課金のサブスクモデルも大事です。

今の時代は、別にウンチになんかなれなくても継続課金してもらえるです。Netflix は飲食物じゃないんで、わざわざお店に足を運んでもらえなくても解約されなければずっと支払いが続いていくわけで田さんが生きてる頃には想像もできないような継続課金の仕組みが生まれているんです。

口よりサブスクの時代になったんですね。田さんの女と口という示し方はめちゃくちゃキャッチーで個人的には大好きですが、その本質にはお財布のヒモが緩い人とサブスクビジネスを狙え、というメッセージが書かれているんじゃないかと。

的はアコガレ心理

これはなかなか生々しい商売の話ですが、要は本当に価値のあるものより憧れを抱かせた方が高く売れるんだから憧れ心理を付けという話です。

本書に書かれている面白い事例として、豊臣秀吉が天下を取っていた頃、ある商人が秀吉に「イギリスから仕入れたお宝でございます」と言ってとんでもなく高い金額で壺を売りました。

それから月日が流れて日本の鎖国が終わって海外の文化が入ってくると実はそのお宝とされていた壺が西洋の国では、ただのトイレの便器として使われていたものだったなんて話が出てきます。

そんな事例とご自身の商売経験から田さんは築きます。多くの人がそのもの自体の価値より憧れに高いお金を払っているんだと。なので田さんはその憧れ心理を巧妙につくため、商売を始める時にはまずお金持ちの間にブームを起こすことを徹底したそうです。

お金持ちより先に大衆で流行らせてしまうと、その商売はすぐ死ぬと。

本書ではフラフープとかダッコちゃん人形っていう歴史を感じさせる事例が載ってますが、最近で言えばタピオカですかね。大衆で流行ると長くても1年ぐらいでブームは終わってしまいます。

一方でお金持ちの中で流行っている、もしくは海外で流行っているというものは長続きします。

まず大衆の手に届くまで2年ほどかかりますし、その2年の間に期待感がどんどん膨らんでいくのでブランド力もついていきます。

なので憧れ心理を突いて高く売れと、すぐ一般大衆に向けて薄利多売ビジネスを始めるのはバカのやる商売だと本書では語られています。

マクドナルドを日本に持ってきたのもまさに憧れ心理を突くためです。

あれは海外からイケている食文化を持ってくることで当時バブリーな時代にブイブイ言わせて、お金も持っている若者達を中心にブームを作っていきました。

いやでも海外のいけてる文化は分かるけど、マックなんてまさにさっきバカって言ってた薄利多売モデルなんじゃないかという気がしますけども、電さんは本書の中できっぱりと薄利多売ビジネスではないと否定しています。

創業当初は、もちろんハンバーガーの値段とかは安かったけど、田さんはアメリカのマクドナルド本社とゴリゴリに交渉して当時の日本の感覚では理解できないほど肉もパンも、紙コップもかなり安く仕入れていたので実は相当の利益を取っていたみたいなんです。

薄利多売は日本特有のダメダメ商法なんだと。薄利多売なんてやってたらユダヤ人に「なんでたくさん売れるほどニーズがあるものを安く売るんだ」と馬鹿にされてしまう。

ユダヤの商法は厚利多売、分厚い利益が出る商品をたくさん売るモデルなんです。そうならない商売は手をつけない。私は銀座のユダヤ人なんだと語り継げられています。

 

 

ということで今回は日本マクドナルドの創業者、藤田田さんが書かれたユダヤの商法について解説しました。

まとめると本書は世界経済を動かすユダヤ人の教えと商売の神様、藤田田さんの知見を融合させたお金儲けの接続がこれでもかと詰め込まれた一冊です。

全部で約100個のお金儲けの格言が書かれているわけですが、厳選を重ねて現在にも通じる鉄則、TOP3をお伝えさせていただきました。

それが78対22の法則、女と口を狙え、的はアコガレ心理。

以上の3つです。

まとめ
  • 78:22の法則
    この宇宙に起こることはなぜか78対22っていうバランスに収まるのでターゲット選び価格設定などに利用しましょう
  • 女と口を狙え
    言い換えるとお財布のヒモがゆるい人と継続課金を狙いましょう
  • 的はアコガレ心理
    実はお客さんは物自体の価値より、憧れに高いお金を払ってたりする

最後に補足で付け加えるとすればユダヤ人は別に金の亡者ではないということです。確かにユダヤ人はお金儲けが得意です。

ただお金儲けは幸せになるための手段でしかないとも捉えています。

本書にも田さんなりに表現した「働くために食うな、食うために働け」という格言が出てきます。

つまり仕事もどうにか終わらせるために立ち食いそばをかき込むような生活は本末転倒だ、ということです。

食事を楽しむために仕事があるんだと。実際、資本主義社会なのでお金儲けは、当然がんばったほうがいいんですが、あくまでこのお金を使って自分なりの贅沢をすることをゴールにしましょう、という教えです。

ユダヤ人は商売の交渉もハードらしいですが、一方で食事とかおもてなしの時は一切仕事の話はせず、その場の雰囲気とか会話を存分に楽しむそうです。

その教えに習ってる田さんは日本特有の早寝早起き、早飯早グソは三文の徳という空気が大嫌いだといいます。

たった三文の徳を得るためだけに食事や遊ぶ時間を無駄にするのは本末転倒だ。貧乏根性だ、とばっさりです。

「わかっちゃいるけどそうなってしまうんだよ」と難しい話ではあるんですが、これこそが本当のお金持ちの姿なんでしょう。

お金儲けのテクニックは一種のゲームとして極めつつ、絶対にお金儲けに自分の人生を支配させない。たかがお金儲け、お金儲けはこの姿勢を見習って、ぜひ一緒にこのゲームを攻略していきましょう。

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