今週(4月19日)のがっちりマンデーはがっちりマンデー傑作集として「がっちりリサイクルウォーズ」を特集。
要らないものを個人で販売することができるフリマアプリ「fa-arrow-circle-rightメルカリ」だけでなく、アイデア満載のリサイクル会社に密着。
本記事では放送で紹介された内容をわかりやすく3分で読めるようネタバレとして紹介しています。
引っ越し屋さんに写真を撮ってもらうだけ!!要らないものをついでにリサイクル
最近ではフリマサイトの拡大により、リサイクル業界の市場規模が2兆円となっている。
「まだ使えそうだから捨てるのはもったいないけど、なかなか使っていない」という物を持っている人は多いはず。
さらに引っ越しのタイミングとなると、そんな「眠っているアイテム」の処分に困るという声をヒントにアイデアを活かしたサービスを行っている会社がある。
リサイクルショップ「fa-arrow-circle-rightトレジャーファクトリー」だ。
トレジャーファクトリーは関東・関西を中心に日本全国100店舗以上のリサイクルショップを展開している会社。
大型家具や家電、洋服からブランド品などさまざまなアイテムを取り扱っており、年間の買取点数は約762万点となっている。
トレジャーファクトリーは2019年に売上髙177億円を突破!!
そして次に「引っ越し」と「リサイクル」を組み合わせて新しいスタイルの事業を立ち上げた。
引越・買取の見積を同時に行ってくれる「fa-arrow-circle-rightトレファク引越」というサービスだ。
【わずか3分で査定】「引越」+「買取処分サービス」のトレファク引越
トレファク引越とは、fa-arrow-circle-rightトレジャーファクトリーとfa-arrow-circle-rightタカラ引っ越しセンターが提携を組んで行っているサービス。
引っ越しと買取を同時に行うことで、引っ越しの場で買い取り商品の査定も行うことができる。
買取金額をはその場で知ることができるので、買取金額分はそのまま引っ越し代金を割引きできる。
このシステムもユーザーから「分かりやすい」、「引越し代金が安くなるのは嬉しい」と高評価。
査定方法は簡単。
査定のため自宅に訪問し、買取希望商品の過去の買取り額などのデータを参照。
過去に売れた商品の状態と販売店舗や販売価格を調べ、今回買い取る商品の状態などと比較する。
過去のデータをもとに査定するので、見積の作成までの時間はわずか3分。
引っ越しの荷物を持ち出している間に査定をすることができるので、ユーザーにとっては手間もかからないのだ。
トレファク引越の受注件数は2014年には約500件だったが、口コミなどで話題が広がり、2018年には7000件へと人気を集めている。
「タグ」を入れ替えるだけで新品のブランド品が約7割引で買えちゃう!?
番組では、奈良県内の某所にある工場を訪れていた。
なんと、新品のブランド品が約7割引きの破格で販売されているというのだ。
しかしそんなことを行っていては、「赤字になってしまうのでは?」という疑問が湧いてくるが、これもあるアイデアが活かされていた。
このサービスを行っているのが、新品の商品の“タグ”を付け替えて販売する「fa-arrow-circle-rightFINE」という企業。
実は、工場内で新品の服のブランドタグを全て外し、“Rename”という全く別のタグに付け替えるのだ。
FINEは勝手に某ブランド商品のタグを入れ替えて販売している訳ではない。
通常、ブランド品を大幅に値下げしてしまうとブランドのイメージが傷ついてしまう。
トレンドが過ぎてしまった商品や売れ残ったカラーの商品などをタグを付け替えて販売することによって、ブランドのイメージを傷つけることなく、利益を得ることができる。
アパレル業界はトレンドが目まぐるしく変化することにより、洋服の廃棄が問題視されており、その問題を解決しているのだ。
ユーザーからしても、気に入ったデザインの服で、元は新品のブランド品がおよそ30~80%オフの価格で購入できるので、お買い得だ。
1回100円!?「本物の宝石」が取れるクレーンゲームでがっちり!!
埼玉県八潮市にあるクレーンゲーム専門店「fa-arrow-circle-rightエブリデイとってき屋 東京本店」では、1回100円で「本物の宝石」が取れるクレーンゲームがあるという。
とってき屋は1プレイ10円から楽しめるクレーンゲームがあり、さらに台数は448台と日本でも1番クレーンゲームが設置されているゲームセンター。
さまざまな景品が用意されているので、子供から大人まで楽しむことができるのだ。
とってき屋には、1回100円で「本物の宝石」がとれる宝石キャッチャーがあり、多い時には2時間以上の待ち時間ができることも。
ゲームセンターの中のクレーンゲームでどうして「宝石」を入れることができるのかというと、クレーンゲーム店とリサイクル店が提携しているから。
リサイクル事業を営む「fa-arrow-circle-right株式会社東洋」(埼玉県)には、目利きの良い宝石鑑定士が在籍している。
しかし、多くのリサイクル店舗では、宝石の鑑定できる鑑定士がいないため、価値のある宝石でもタダ同然で値段が付かないということも多い。
そこで、リサイクル店から宝石を買い取り、東洋で査定しているのだ。
そして、1000円以上の宝石は展示会などで一般販売を行い500円程度の宝石を「とってき屋」のクレーンゲームの景品にする。
どうして500円程度のものしかクレーンゲームの中に入れられないのかというと、基本的にはクレーンゲームの景品は博打性を無くすために「800円までの商品」を入れることと定められているから。
そのため、1000円以上の宝石は展示会などで一般販売を行い、500円程度の宝石を「とってき屋」のクレーンゲームの景品としているのだ。
■とってき屋のクレーンゲームでゲットできる宝石
- ダイアモンド
- エメラルド
- サファイヤ
- ルビー
- クォーツアイト
そんな宝石が取れるクレーンゲーム“宝石キャッチャー”の売り上げは年間3000万円。
ゲームセンターとリサイクルショップの新しいビジネスでがっちり儲けている!!
エブリデイとってき屋スタッフブログはfa-arrow-circle-rightこちら
今後も規模が拡大していくことが予想されているリサイクル業界。
次に新しいビシネスを生み出すのは身近にあるものかもしれない。