12月29日のがっちりマンデーは社長たちが選ぶ「がっちりアワード2019大賞」を特集。
2019年の放送の中で、1番”がっちり”設けている企業は一体どの会社!?
視聴者が選ぶ「がっちりアワード」を選ぶ “ゲスト社長5名” は誰?!
がっちりマンデーのホームページより、2019年の放送で「これは凄い!」と思った放送に投票をしてもらい、6つがノミネート。
その6つの中で凄いと思う「がっちりアワード2019年大賞」をゲストの5人の社長が決定する。
大賞に選ばれた会社にはがっちりくんトロフィーが贈られる。
今年の「がっちりアワード」を決める企業の社長は次の5名だ。
ゲスト
- 二宮涼太郎さん(オーケー株式会社 代表取締役社長)
- ジェローム・シュシャンさん(ゴディバジャパン株式会社 代表取締役社長 )
- 似鳥昭雄さん(株式会社ニトリホールディングス 代表取締役会長兼CEO)
- 川鍋一朗さん(日本交通株式会社 代表取締役会長/JapanTaxi株式会社 代表取締役社長執行役員CEO)
- 瀬戸健さん(RIZAPグループ株式会社 代表取締役社長)
ゴディバジャパン株式会社
fa-arrow-circle-rightゴディバジャパン株式会社は、高級チョコレート「GODIVA」を販売している企業だ。
コディバは1926年にベルギー・ブリュッセルでマスターショコラティエだったドラップスさんが、自宅の地下室で「ショコラトリー・ドラップス」としてチョコレートを作り始めたことが始まり。
ゴディバが日本へ初上陸したのは、1972年と約半世紀前だった。
売り上げは好調で、436億円を突破した。
日本交通株式会社 /JapanTaxi株式会社
川鍋一朗さんは、「fa-arrow-circle-right日本交通株式会社」と「JapanTaxi株式会社」の2社の代表を務めている。
日本交通株式会社は言わずと知れた高速バスやタクシー事業を、JapanTaxi株式会社は情報処理サービス業と行っており、タクシーが呼べるアプリ「JapanTaxi」を運営して連携している。
乗務員採用試験で新卒内定者262人と大幅に増やし、そのうち3割が女性を採用したことで話題に。
株式会社ニトリホールディングス
fa-arrow-circle-right株式会社ニトリホールディングスは「お、ねだん以上。」のCMフレーズで有名な大手家具メーカー。
科学のチカラで夏は涼しい“Nクール”や冬は暖かい“Nウォーム”をあしらった寝具やラグ、クッションなどの季節に合った商品を手掛けて大ヒットしている。
ニトリは32期連続で増収増益を達成し、店舗数も600店舗を突破する好調ぶりを見せている。
オーケー株式会社
fa-arrow-circle-rightオーケー株式会社とは、首都圏1都3県を中心に110店舗以上を展開するディスカウントスーパーマーケットを運営する会社だ。
「高品質・Everyday Low Price」をスローガンに、“競合店対抗値下”を行い、どの店舗よりも安く買えると話題に。
「お友達宅配」という高齢者向けの友人にお買い物を依頼するサービスなど、新しい取り組みを行っている。
そんなオーケーは顧客満足度調査スーパーマーケット部門で9年連続1位を獲得している。
RIZAPグループ株式会社
fa-arrow-circle-rightRIZAPグループ株式会社はプライベートジムのライザップを運営する「fa-arrow-circle-rightライザップ株式会社」や「fa-arrow-circle-right株式会社ジャパンギャルズ」をグループに持つ企業。
2018年は約200億円の赤字だった、2019年11月の中間発表では黒字にV字回復した凄腕社長の瀬戸さんが経営している。
RIZAOグループが赤字になった時には、ニトリホールディングス 代表取締役会長兼CEOである似鳥さんの助言を受け、グループ化した赤字の会社を売却した。
ノミネート№1 「敷き布団が丸洗いできるコインランドリーが登場」/布団巻きのジロー
ノミネート№1にランクインしたのは10月20日放送の「セルフビジネス」から、本店を沖縄に構える「布団巻きのジロー」だ。
これまで、敷き布団は干すことはあっても丸洗いすることはなかった。
その理由は家庭の洗濯機には入らず、コインランドリーなどで洗うとモノによっては中の綿が水を吸うことでヘタり、乾燥する際に偏ってしまうことがあるから。
布団巻きのジローでは、社長の森下さんが生み出した“バンド”を使ってその悩みを解決している。
まず、敷き布団を丸く畳み、複数個所をバンドで固く締めていくことで綿が偏るのを防ぐことができるのだ。
それを2つ折りにして洗濯機の中に投入し、洗濯が終わるのを待つだけ。
洗う前は厚さ22cmだった布団も、洗った後は28cmとフカフカな布団に蘇った。
お値段は1回1300円。
通常のコインランドリーの売り上げ相場は月間約30万円に対し、布団巻きのジローの月間売上は約250万円とがっちり儲けている!
fa-arrow-circle-right10月20日放送【がっちりマンデー|最新セルフビジネス(布団巻きのジロー・ハーフビルドホーム)で経費削減!】の記事へ
ノミネート№2 「日本一のチェーン店を仕切るスゴ腕店長」/餃子の王将
1月27日の放送回“おらがチェーンの輝くNo.1店”では、大阪府豊中市に「餃子の王将 空港線豊中店」に密着。
年間の売り上げは6億円を誇る怪物店の人気の秘密は他の店舗よりも「美味しくて早い」という。
そんな店舗の店長をしているのが、店長歴8年の尾崎さん。
オーダー表が流れてくると、全てのオーダーに店長が目を通し、全ての注文を整理しなおして厨房にオーダー。
頭の中で瞬時に注文をまとめ、時間がかかる商品からオーダーすることにより、最終的にお客さんの元に提供される時間が早くなるというのだ。
さらに、店長が料理のクオリティをチェックし、どれだけ忙しくてもクオリティが低ければ作り直しをさせている。
ノミネート№3 「全国31万店舗の商品を超高速で数える達人」/棚卸し専門会社エイジス
ノミネート№3に入ったのは10月7日に放送された「夜ビジネス」で特集された、棚卸しを専門に行う企業「fa-arrow-circle-rightエイジス」だ。
棚卸しとは
お店の人員が総出となって棚卸しをすると「時間もお金も労力もかかる。」
そこで、多くのお店は閉店から開店までの夜間に棚卸しを行う業者「エイジス」に棚卸しを委託するのだ。
「エイジスの棚卸しは何がスゴいのか?」というと棚に並んだ商品を目で一瞬で数える力。
そんなすご腕集団の中でも、特に凄いと言われているのが、棚卸し歴14年の紫原さん。
柴田さんは棚卸しで1分間に140個以上の棚卸しを行い、1時間で8743個も数えていた。
ノミネート№4 「借金40億円からV字復活させた剛腕社長」/龍角散
2019年3月24日の放送では、「どん底からちょっとだけ復活」をテーマにfa-arrow-circle-right龍角散がランクイン。
実は龍角散は95年に売り上げは40億円あったけれど、同じく40億円の借金を背負っていた。
このままではいけないと藤井社長は龍角散ブランドの選択と集中を決意。
選択として45年間会社の商品として取り扱っていた「クララ」の生産を取りやめ、集中として龍角散ブランドの新商品投入を行った。
龍角散のど飴やスティック型の龍角散ダイレクトを販売すると、大ヒットを記録。
2014年には借金が無くなり、2018年の売り上げは95年の5倍の200億円に!
ノミネート№5 「引越とリサイクルが同時にできるサービス」/トレジャーファクトリー
2022年まで3兆円市場になると言われているリサイクル業界。
9月8日の放送回では、「儲かる!リサイクルウォーズ」として関東・関西を中心に日本全国100店舗以上のリサイクルショップを展開する総合リユースショップ「fa-arrow-circle-rightトレジャーファクトリー」が登場。
もともとはリサイクルショップのトレジャーファクトリーは新しく引越サービスを開始。
しかし、新しく人員を増やした訳ではなく、トレジャーファクトリーと引越し屋さんが連携し、引越と買い取りを同時に行うというシステムになっている。
引越し屋が引越しの見積もりの際に「買い取りしてほしい商品」を撮影し、トレジャーファクトリーに送信。
トレジャーファクトリーは写真を見ながら状態を確認し、過去の買い取りデータと照合する。
現場で待つこと3分で買い取りの査定結果が送られてくる。
引越しの見積もり額から買取査定金額が値引きされた額が、「引っ越し料金」になるという仕組みだ。
fa-arrow-circle-right9月8日の放送【がっちりマンデー|2022年まで3兆円市場!!リサイクル業界の次世代サービスに密着!!】の記事へ
ノミネート№6 「入会費0円 1分30円から分刻みで使えるジム」/Nupp1 Fit(ナップワンフィット)
9月2日の放送では、「分刻みビジネス」として「Nupp1 Fit(ナップワンフィット)」が登場。
ジムなどの会費は通常月額料金となるが、Nupp1 Fitは月額費用は一切不要で最安値だと1分15円で利用できる。(※エリアによって料金は変動)
ジムに入館する際にアプリで認証し、1分ずつ料金メーターが増えていくというシステムになっており、運動しながらでもスマホで料金を確認することができる。
料金はジムを退館する際にアプリをかざし、QRコードをスキャンするだけで完了という簡単な操作でOK。
1分30円の店舗なら、1時間で1800円となる。
Nupp1の仕組みは関東70店舗に存在するため、都合のいい店舗が入会費もなしで使い放題なのだ。
Nupp1のシステムを運営する「fa-arrow-circle-right株式会社ロセオ」はジムの経営は一切していない。
様々なジムにナップワンフィットを導入してもらい、利用客が支払った料金の30%を手数料として受け取っているのである。
今年の5月からサービスを開始して以来、10,000人以上の利用客が登録している。
fa-arrow-circle-right9月2日の放送【がっちりマンデー|隙間時間を有効活用!!「分刻みビジネス」とは!?】の記事へ
5人のスゴい社長が選んだ「がっちりアワード2019グランプリ」はどの会社!?
ニトリホールディングス 、オーケー、ゴディバジャパン、日本交通&JapanTaxi、RIZAPグループの5人のトップが選んだ「がっちりアワード2019大賞」は…
受賞の決め手は「45年間会社の看板商品として販売していた“クララ”を辞めるという選択をしたこと」とニトリの社長である似鳥さんは話す。
龍角散の藤井隆太社長には「がっちりアワード2019グランプリ」贈られる。
今年も多くの“がっちり”企業を放送してきたがっちりマンデー。
2020年はどんな企業が登場するのだろうか。
新年初の放送は今回登場した5名の敏腕社長たちが「今、気になる会社」を発表する!