
3月15日のがっちりマンデーでは、「あなたの知らない一兆円企業」を特集。
何をしている会社なのか分からないけれど、実は売上げが一兆円を超えている企業を紹介。
がっちりマンデーを見逃してしまっても、この記事を読めば大丈夫!!
知られざる一兆円企業の会社は何をしているのだろうか。
「オリックス」は野球だけじゃない!?実は、幅広い事業を展開している企業だった!!
東京都港区に本社を構える「オリックス株式会社」は、何をしている会社か知っているだろうか。
最近ではは記者会見中のイチロー選手が「オリックスが何の会社か知っていますか?」という逆質問をするCMで話題に。
球団でおなじみのオリックスだが、意外と企業が行っている活動はあまり知られていない。
実は、オリックスは国内で次の7つの部門を展開している。
- 法人金融サービス事業部門
- メンテナンスリース事業部門
- 不動産事業部門
- 事業投資事業部門
- リテール事業部門
- 海外事業部門
- 本社管理部門(セグメントには配分されない事業)
法人金融サービス事業部門では、リース、融資、その他金融サービスを行っている「fa-arrow-circle-rightエヌエスリース株式会社」を始めとする4社を運営。
野菜の生産・販売を行う「fa-arrow-circle-rightオリックス農業株式会社」や青果物の仕入・販売の「fa-arrow-circle-rightオリックス・フードサプライ株式会社」。
メンテナンスリース事業部門では「fa-arrow-circle-rightオリックス自動車株式会社」。
そのほか、不動産からベンチャーキャピタルまで幅広い事業を展開しており、オリックスはの売上げは「2兆4348億円」と立派な一兆円企業となっている。
オリックスの売上の柱となっているのは、空港にあるという。
実は、オリックスは飛行機のリースがメインとなっている。
しかも飛行機だけでなく、船や営業車などもリースをしているという。
飛行機は20年から25年使用することができるので、新型の飛行機をA社に8年貸し、そのすぐ後にB社に貸すことが出来る。
貸せば貸すほど儲けることができるのだ。
そんなオリックスが力を入れているのは、太陽光発電(バイオマス発電)だ。
バイオマス発電とは、動植物から生まれる生物資源(廃材や家畜の糞尿、一般家庭から出た生ゴミなど)を燃料として直接燃やしたり、ガス化したりして発電することです。化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど)の代替としてバイオマスを燃料にすることで、CO2排出量の低減につながるだけでなく、サーマルリサイクル※技術の活用により、環境に配慮した発電事業を実現します。
引用:https://www.orix.co.jp/grp/business/biomass.html
群馬県で木質チップ専焼発電の「吾妻木質バイオマス発電所」を運営しており、2019年3月期の年間送電量は8,700万。
1世帯当たり約3,120kWh/年で算出すると、一般家庭の約28,000世帯分年間電力消費量に相当する。
オリックスは日本全国に116箇所作っており、東京ドーム300個分になるという。
素材メーカーの「三菱ケミカル」!! アクリル樹脂の原料となる“MMA”で世界シェアNo.1!!
東京都千代田に本社を構えるfa-arrow-circle-right三菱ケミカル株式会社は、創業87年の老舗素材メーカー。
実はあまり知られていないが、三菱ケミカルはアクリル樹脂の原料となる“MMA”で世界トップシェアを誇っている。
2018年の連結売上収益は2兆6,617億円と立派な「1兆円企業」で、その世界シェアは約40%を誇っている。
MMAとは
世界トップシェアを占める三菱ケミカルは、原料の異なる次の主要3製法を持っている。
- ACH法
- C4直酸法
- 新エチレン法(アルファ法)
アクリル樹脂は透明性、耐候性、加工性に優れる素材で、看板やディスプレイ棚だけでなく、自動車や家電部品の材料として幅広く使用されている。
また、三菱ケミカルは車の車体などに利用される「炭素繊維」も作っている。
炭素繊維は鉄よりも軽くて丈夫なので、車の燃費が良くなると言われている。
三菱ケミカルは炭素繊維の、売上げが600億円で、世界シェア1位を誇っている。
どうして三菱ケミカルが次々と新素材を開発できるのかと言うと、毎年1300億円の開発費を費やしているから。
今後も新しい研究に取り組んでいるという。
自動車部品メーカー「アイシン精機」駐車を変える自動運転技術「自動バレー駐車」
アイシン精機のグループ全体の売上は4兆431億円だという。
10年前は2兆円だった売り上げが10年後には2倍になっているという。
アイシン精機はさまざまな車の部品を開発している企業だ。
自動車部品メーカーである「fa-arrow-circle-rightアイシン精機」が、驚きの自動運転技術を開発しているという。
車を運転していると、駐車場に車を停めるには駐車をしなければならない。
そこで、アイシン精機は自動バレー駐車を開発したのだ。
自動バレー駐車とは
自動バレー駐車の仕組みは、スマホで駐車を指示すると管理センターに情報が送られ、管理センターがどこに駐車をすればよいか駐車指示を車に送信しているのだ。
スマホで操作するだけで左折をしたり、空いているスペースを見つけてに真っすぐ駐車することができる。
私たちの知らないところで日本の1兆円企業はさまざまな研究・開発を行っている。
今後も次なる新しい商品が生まれ、当たらな1兆円企業が生まれるかもしれない。